2017.04.27

「妥協」という言葉

こんにちは東京渋谷のパールウエディングです。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

先日こちらのブログで「理想」の相手について少し書きましたが、

その対極にあるのが

「妥協」という言葉になるのかなと思います。

この「妥協」という言葉を使う時に

特に婚活関連で目にとまる場合には

何かネガティブな、消極的なイメージを感じさせる使い方が多いような気がします。

本当にそんな意味の言葉なのかな？

と疑問が湧いてきたので

広辞苑であらためて調べてみました。

すると、

"対立している双方（または一方）が折れ合って一致点を見出し、事をまとめること。おりあい。"

とあります。

ん？この定義だと、それ自体には否定的な要素がまるでありませんね。

これができなければ自己主張だけいくらしても

事を先送るするだけで結局は何も得ることができません。

パールウエディング「「妥協」という言葉」-2

自分の理想を相手に押し付けて

こうじゃなきゃいやだ！

あれじゃなきゃ許せない！

と譲らない方がいたら、

それはまるで道端で手足をバタバタさせて

ダダをこねている幼児のようです。

そう思いませんか？

子供のころは

それも健全な成長の過程に必要なものとして

許容されたりするかもしれませんが、

婚活する方は当たり前ですが成人ですからね・・・

難しいと思います。

要するに妥協ができる方というのは

精神的に成熟した「大人」だということではないでしょうか。

私自身は言語学者ではありませんので

この言葉の成り立ちなど

何故このようなイメージになったのか経緯は分かりません。

けれども本質的な意味をとらえるならば

「妥協」という言葉は素晴らしい

とてもポジティブな言葉だと思えます。

幸せになるために、一致点を見い出し折り合いをつける

のですから、積極的で、称賛されるべき行動です。

この言葉が意味どおり

もっと素直に使われるようになったら

婚活も、うまく行く人が自然と増えていくかもしれないな

そんなことを、ふと思いました。