結婚直前になぜ?成婚後に婚約破棄した事例を紹介します
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「もう成婚したし、あとは結婚するだけ…」
そう思っていた矢先に、まさかの婚約破棄――。
実はこれ、決して珍しい話ではありません。
婚約破棄に至ったときの心理としては
「やっぱり無理かもしれない」
「このまま結婚していいのか分からなくなった」
と、直前で立ち止まざるを得ない状況になってしまうケースがほとんどです。
「どうして今さら?」
「もっと早く気づけなかったの?」
そう思いますよね。
でも、結婚が現実に近づいたからこそ、
それまで見えなかった違和感が
急に浮き彫りになることがあるんです。
今回は、実際にあった結婚直前に婚約破棄となった事例を通して
なぜそんなことが起きたのか、
そして事前に気づけるポイントはあったのかを、お伝えしていきます。
成婚退会を間近に婚約破棄したSさんの事例
Sさんは結婚相談所で、20人を超える男性と仮交際してきた方
真剣交際にまで進んだことはなく、入会して2年目を迎え今年こそ絶対に成婚したい!という
気持ちを持っていました。
そんな矢先に出会ったのが、証券会社に勤める同年代のKさんという男性でした。
お見合い前から、Kさんの見た目も条件もSさんの希望にピッタリでした。
とはいえ実際会ったら、あれ?違うかも…というパターンもあると、過剰な期待をせずお見合いに挑んだSさんでしたが
Kさんは期待以上のお相手だったのです。
理想以上の男性と巡り会えた!
柔らかい口調、丁寧な言葉遣い、お酒もたばこもやらない
終始、笑顔で紳士的な男性でSさんは、お見合い直後に私に交際希望でお願いします!と連絡してきました。
それから、Kさんからも仮交際希望のお返事があり、初デート。
Kさんおすすめのイタリアンレストランでのランチでは、お互いの仕事や家族の深い話ができ、会話が盛り上がりました。
それからも2、3回デートを重ねるうち、Sさんは彼との真剣交際を望むようになりました。
「波長も合いますし、今のところマイナス面も見当たらないし、彼だけに絞りたいと思っています!」
ただし、真剣交際は双方の合意のもと決まること。
現時点で仮交際している方との関係を断ち、他の方とのお見合いもストップするルールがあります。
男性からの申し込みも多いSさんでしたが、
「まだ未知の他の方に時間を割くよりも、Sさんのと関係を大切にしたい」
という希望を尊重し、Kさんの仲人さんに相談してみたところ
「彼も今年中には成婚したいと言ってますし、Sさんのことはかなり気に入っている様子ですよ」
とのこと。
それがきっかけで、8回目のデートで真剣交際に合意。
出会ってまだ3カ月で、真剣交際まで進展するケースは珍しくはありませんが、何と言ってもSさんはKさんのことを最初から一貫して結婚に相応しい相手と思い続けてきた方。
しかし、ここからは試練が待っていたのです。
歯がゆい真剣交際期間を乗り越えて
真剣交際になったのに、仮交際の時と比べて関係性に進展が見られなかったのです。
むしろ、会う頻度は週1から月1に減り、彼の態度に変化もなく、結婚に向けて具体的に動いているようには見えない
真剣交際は3カ月間がベストだといいます。
その先は交際終了か成婚かの2択しかありません。
しかし2人の場合は6カ月間でした。
これもまた両者のカウンセラーが間に入り、Sさんをなだめたり励ましたりする一方で、Kさんを急かしたりした末に
Sさんから「そろそろはっきりさせたい」と彼に伝えたので事実上、SさんからのプロポーズにKさんが応じたのでした。
なぜ彼始動ではなく私始動なの?
Sさんが悩んでいたときカウンセラーとして、私がKさんに感じていたのは
「Sさん待ってるのがわからないの?!早くプロポーズしてあげてよ~」でした。
序盤が順調すぎたせいもありますよね。
経緯はさておき、Sさんは成婚退会することになり、結果オーライ、やったねSさんと心から祝福をしていました。
しかし、そんな矢先、彼女から一本の電話が…
私は耳を疑いました。
彼女が決めた決断
SさんはKさんと成婚を取りやめると言うのです。
私「え、どうしてですか?婚約したって。今月で成婚退会が決まっているのに」
Sさん
「私、認めたくなかったんです。Sさん別に私とじゃなくてもよかったんだって」
そのあとのSさんの本心を聞いて、私は彼女の気持ちを察しました。
もう、Sさんは決めたのだと
そして、Kさんとの関係を終了することを先方のカウンセラーに伝えました。
婚約破棄を結論づけた正体とは?
以上になります。
Sさんの婚約破棄に至った事例、皆さんはどう感じられましたか?
あんなにKさんとの結婚を望んでいたSさんの心に、一体何が変化をもたらしたのか?
Sさんの本心を聞いて私なりの分析ですが
Sさんは結婚が現実となったとき、Kさんのそれまでの言葉や行動に将来への不安を感じたのだと思います。
真剣交際やプロポーズなど、2人の将来への岐路となる場面で積極的に動かなかったこと。
「結婚相談所って便利なサービスだよね、自分から動かなくてもやってくれるから」
「結婚相談所の会員てみんな結婚したい人ばかりだから,、恋愛みたいに相手の気持ちの確認とかいらなくてラクだよね」
「お互いに結婚相手求めて結婚相談所で出会いましたって、ちょっと萎えるよね」
Kさんの何気なく言ったであろう
こんな発言も聞き流していたけど
いざ結婚するとなったとき
本当にこの人でいいの?という疑問が
Sさんの心に訴えかけてきたそうです。
それが結果として
電話でSさんが話していたように
「Kさんは結婚がしたいのであって、私じゃなくてもよかったのだ」
という結論を決定づけてしまったのでしょう。
Sさん自身の反省点
成婚退会直前の終了は非常に残念でしたが、Sさんの素晴らしいところは
上手くいかなかったことを相手のせいにするだけでなく
自身の反省すべきところを明確にされていたことです。
・彼の人間性よりも条件に惹かれていた
・苦楽を共にする相手というより結婚後の生活の質に意識が向いていた
・若干の価値観のズレや彼からの愛情は二の次にしていた
ちなみに、この実例は5年前のもので、ブログで紹介するとはご本人の了承を得ています。
Sさんは、その後結婚し幸せそうな日常を送っており今も年賀状でやり取りしています。
終わりに
今まで500人以上の方の婚活を近くで見守ってきた私ですが
Sさんのことは印象深く私の心に残っています。
昔も今も変わらず実感するのが
婚活の現場では
“成婚=ゴール”ではない
です。
むしろスタート
まっさらで新しい生活のステージはここから始まるのです。
それを見据えて、お相手と出会い、お互いを見つめ、自分と向き合い、長い長いステージに一緒に立ち続けられる相手なのかどうか見極めることが大切ですね。
両家への挨拶も済んで、
指輪の話も出て、
周りからも「おめでとう!」と言われて…。