結婚間に知っておきたい!夫婦トラブルの火種って何?
- 結婚準備
- 女性向け
- 男性向け
「結婚したら幸せになれる!」
そう信じている人は多いですが、実際の結婚生活って“現実”の積み重ね。
お互いを思い合っていても、ちょっとしたすれ違いや誤解が「トラブルの火種」になることもあるんです。
今回は、多くの夫婦がつまずきやすいポイントを、結婚前に知っておくためのヒントとして紹介します。
お金の価値観の違い
夫婦トラブルでダントツ多いのが「お金」。
たとえば、どちらかが貯金派で、もう一方が浪費タイプだと、結婚後にストレスが溜まりがちです。
「家計をどう管理するか」「何にいくら使うか」——このルールを曖昧にしたまま結婚すると、後から揉める原因に。
ポイント
結婚前に、貯金額やお金の使い方、将来のライフプランをざっくばらんに話しておくのが◎です。
家事・育児の分担
共働き家庭が増えた今、「家事の分担」は避けて通れません。
最初は「やるよ〜」と言っていたのに、結婚して時間が経つと自然とどちらかに偏る…なんてことも。
「相手がやってくれて当然」という考えが芽生えると、イライラが積もってケンカの元に。
ポイント
得意・不得意をお互いに認めて、“ありがとう”を忘れないことが大切です。
コミュニケーション不足
「言わなくても分かるでしょ」は、実は一番危険な考え方。
仕事や家事に追われて会話が減ると、相手の気持ちを勘違いしたり、寂しさから距離ができてしまうことも。
ポイント
一日たった5分でもいいので、“相手の話をちゃんと聞く時間”を意識的に作ると◎。
義家族との関係
結婚は、本人同士だけでなく「家と家」のつながりでもあります。
特に義両親との距離感が難しく、ストレスを感じる人も少なくありません。
ポイント
相手の家族を尊重しつつも、自分たち夫婦のペースを大切にすること。
“干渉されすぎない関係”を最初に作っておくと安心です。
トラブルが深刻化するとどうなる?
上記のようなトラブルを解決しないまま放置しておくと、予期せぬ事態を招く可能性があります。
夫婦観に溝ができ、ストレスを溜めることで、トラブルがエスカレートすると最悪の場合、離婚という結末を迎えることも。
ある夫婦トラブル事例
Nさんご夫婦は、交際半年のスピード婚、
共働きで、お子さんにも恵まれ幸せそうに暮らしていました。
しかし、結婚して3年が過ぎた頃、奥さんから「もうダメかも、離婚になりそう」という声が…
実は旦那さんが、もう一週間も実家に帰らないというのです。
夫婦の諍いの火種は最初は些細なことだったそうです。
子どもがテレビを楽しんでいるところ、勝手に自分の観たい番組に変えたことで、子どもが大泣き。
それを咎めたところ、夫がブチ切れて彼女に辛く当たるようになったというのです。
挙句の果てには、女友達に頻繁に会って妻の悪口を言ったりしているようです。
彼女は、その女友達と夫は浮気している可能性が高いといいます。
夫にはそれ以前から不満はあったそうです。
いつも上から目線、義理母びいきで彼女の家事育児について、協力は皆無なのにもかかわらず、いちいち自分の母親と比較してくるのです。
これまで、我慢してきたそうですが、子どもへの大人げない態度に今までの不満がせきを切ったように溢れてしまったのです。
深刻化する前に対処が大事
結果的に彼女が離婚を切り出したところ、夫の態度は一変、彼女に謝ってきたそうです。
その女友達とは距離を置く、これからは家族を大切にするという誓いを立てて関係を修復させることにしたということです。
上の事例のように、深刻な夫婦関係になるような火種が、結婚の日常で生まれる可能性は大いにあります。
雨降って地固まるとはなればいいのですが、モラハラ、DV、不倫など離婚事由となるような最悪の状況を招く可能性も少なくありません。
トラブルの火種になるような不安要素があるなら、結婚前になるべく解消するか、そもそも結婚を見直すことが安全策です。
生活習慣や価値観の違いが許容できる範囲なのか、お互いによくすり合わせをしておくことが大切です。
結婚後に思わぬ火種によって夫婦間トラブルに悩んでいる方は、深刻化する前に火消しすることが重要です。
そのためには問題から目を背けず、相手と向き合い解決に向けて一緒に取り組むことが、今後の夫婦関係を良いものにしてくれます。
まとめ
夫婦トラブルの火種は、実はどのカップルにも潜んでいるものです。
結婚前に価値観jをすり合わせておいたとしても、行き違いや誤解を完全に回避することは難しいパターンもあります。
大切なのは、問題を避けることよりも、「どう向き合うか」です。
お互いを理解しようとする気持ちと、ちょっとの思いやりがあれば、どんな火種も小さな灯りに変えられます。