お見合いでピンとこない、お断り?仲人が伝える3つの視点
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お見合いを終えたあと、
「悪い方ではなかったんです。でも、ピンとこなくて……」
婚活をしていると、こんな気持ちになることがあります。
では、「ピンとこない=ご縁がない」なのでしょうか。
私は、一度のお見合いだけで結論を出す前に、少しだけ考えてみてほしいことが3つあります。
もちろん、無理にもう一度会う必要はありません。
大切なのは、自分が何に「ピンとこなかった」のかを知ったうえで判断することです。
■そもそも「ピンとくる」って、何でしょう?
お見合いでは、初対面の二人が限られた時間の中で会話をします。
緊張しているかもしれません。
普段よりうまく話せなかったかもしれません。
相手に失礼がないように気を遣いすぎて、いつもの自分を出せなかったかもしれません。
そんな一度の時間だけで、
「この人と結婚したい!」
と思える方が、むしろ珍しい場合もあります。
婚活で考えてほしいのは、
「今日、恋愛感情が生まれたか」
だけではありません。
では、何を見ればいいのでしょう。
■①「ときめかなかった」のか、「違和感があった」のか
まず、この二つは分けて考えてみてください。
「ドキドキしなかった」
「恋愛対象としてまだ分からない」
「また会いたい!とまでは思わなかった」
これは、必ずしもマイナスではありません。
一方で、
話し方に強い違和感があった。
こちらの話をほとんど聞いてくれなかった。
価値観にどうしても受け入れにくい部分があった。
一緒にいる間、ずっと居心地が悪かった。
こうした感覚は、無理に打ち消す必要はありません。
仲人として大切にしているのは、
「ピンとこなかったんですね。ではお断りしましょう」
でも、
「一回では分からないから、とにかく会いましょう」
でもありません。
「何が引っかかったのか」を一緒に整理することです。
そこが分かるだけで、次の判断はずいぶん変わります。
■②「加点方式」で見られる余地はある?
お見合いでは、つい相手を減点方式で見てしまうことがあります。
写真より好みではなかった。
会話が少しぎこちなかった。
服装が思っていた感じと違った。
話がものすごく盛り上がったわけではなかった。
一つずつ「違うかも」を探していくと、なかなか次には進めません。
そんなとき私は、
「逆に、嫌ではなかったところは何でしたか?」
と考えてみてほしいと思っています。
話をきちんと聞いてくれた。
時間やお店の方への対応が丁寧だった。
仕事に真面目に向き合っていることが伝わった。
緊張はしたけれど、不思議と疲れなかった。
こうした部分は、プロフィールの条件ほど目立ちません。
でも、結婚生活ではとても大切になってくることがあります。
最初から100点の相手を探すのではなく、
「もう少し知ってみたい部分が一つでもあるか」
という視点を持ってみてください。
それがあるなら、もう一度会ってみる選択肢があってもいいと思います。
■③「結婚相手として」を一度考えてみる
婚活では、ここがとても大切です。
お見合いの約1時間を楽しく過ごせた人と、結婚生活を穏やかに過ごせる人。
必ずしも同じとは限りません。
結婚すれば、毎日がデートではありません。
仕事で疲れて帰ってくる日もあります。
どちらかが忙しい時期もあります。
住む場所や働き方、家事、お金、家族との付き合い方について話し合うことも出てきます。
だから、
「今日、盛り上がったか」
だけでなく、
「この人とは話し合いができそうか」
「自分の考えを安心して話せそうか」
「相手もこちらの考えを尊重してくれそうか」
そんな視点も少し持ってみてください。
私はウェディングの仕事を含め、20年以上、3,000組以上の結婚に関わってきました。
そこで感じてきたのは、
結婚は「選んだ瞬間」より、その後の二人の関係の方がずっと長いということです。
婚活中から結婚後の人生設計まで少しずつ考えておくと、相手を見る視点も変わってきます。
■「もう一度会う」は、結婚を決めることではありません
ここを勘違いして、仮交際へのハードルを高くしてしまう方もいます。
「もう一度会う=この人と結婚する可能性をかなり感じていなければいけない」
そんなことはありません。
「まだ分からないから、もう一度話してみる」
でもいいのです。
反対に、明確な違和感があるのに、
「仲人に言われたから」
と無理をして会い続ける必要もありません。
大切なのは、自分の気持ちを曖昧な「ピンとこない」だけで終わらせないこと。
「私は何が気になったんだろう?」
「何があれば、もう一度会ってみたいと思えるんだろう?」
そこまで言葉にしてみることです。
この作業を繰り返していくと、自分が結婚相手に本当に求めているものも少しずつ見えてきます。
Elegance Marriageでは、お見合いや交際後の「なんとなく」を、
そのままにしないことを大切にしています。
答えをこちらが決めるのではなく、
なぜそう感じたのか。
その違和感は大切にした方がいいものなのか。
それとも、まだ相手を知らないから分からないだけなのか。
一緒に整理しながら、次の一歩を考えていきます。
お見合いでピンとこなかったときは、
「好きか、好きじゃないか」
だけで判断する前に、
①ときめかなかったのか、違和感があったのか
②もう少し知りたい部分が一つでもあるか
③結婚相手として安心して話し合えそうか
この3つを考えてみてください。
それでも迷ったときは、一人で答えを出さなくても大丈夫です。
「こんなことで仲人に相談していいのかな?」
と思うような小さな違和感ほど、ぜひ話してください。
まだ入会を決めていない方でも、「自分はいつも何を基準に相手を判断しているんだろう?」と婚活を整理するところからご相談いただけます。
一度のお見合いでご縁を決めつけず、でも、自分の感覚も無視しない。
その両方を大切にしながら、婚活を進めていきましょう。