デートで会話が続かない原因は?
婚活カウンセラーの清水です。
人は、「自分のことを分かってもらおう」「相手のことを理解したい」となったときに、「言葉」でのコミュニケーションがとても重要になってきます。
「何も言わないでも分かってくれる」というのは、単なる驕りであり、たとえ親や兄弟であってもなかなか難しいことです。
ましてや、男女の交際ともなれば会話なくしてお互いを知ることはできません。
プロフィールに書かれていることはほんの表面にすぎず、交際中にいかにコミュニケーションを取れるかが重要なのです。
結婚相談所の場合、お見合いでお互いの気持ちが合えば、次は仮交際に進みデートを重ねていきます。
ただ、せっかく交際に進んだお相手とのデートなのに、会話が弾まないとなんだか気まずい感じがしますし、そもそもお互いのことがよく理解できないままダラダラと交際が続いたり、中には交際終了になったりするパターンもよくあります。
デートだけでなく、毎日のLINEでの会話もどうでしょうか?
テンポよくやり取りできていますか?
会話が続かない原因は個人差もあり、一概には言えませんが大凡以下のような理由が考えられます。
1、まだ最初の頃のデートだと、お互いが緊張して会話がスムーズに進まないことはよくあることです。
特に異性に慣れていない方は、何を話せばよいかもわからないといった状況にもなります。
2、そもそもお相手のプロフィールをよく読んでいないと会話のネタが少なく、沈黙のの時間ができてしまいがちです。
3、どちらか一方が喋りすぎ、相手に話す機会をあまり与えない場合、もしくは両者で好き勝手に話して会話が成立しない場合。
4、デートに関わらず、人との会話そのものが苦手な方もいらっしゃいます。
会話が続かない人の特徴
異性に慣れていないなどの理由を除くと、会話が続かない人によくみられる特徴は、個人差はありますが、以下のような人ではないでしょうか。
1、「自分が主体」になっている人
自分の意見や感想ばかり言う、相手の意見をあまり聞こうとしない、自分がいつも正しくて相手が間違っている、要するに相手の気持ちを汲めない人です。
2、「同調」し過ぎる人
自己主張が強過ぎるのも問題ですが、逆にその場の雰囲気で実は共感していないのに、つい相手に同調ばかりしていると、内容に共感していない同調は相手に伝わってしまいます。
こちらが気遣いのつもりでも逆効果といえます。
会話が続かない人の解決法
そもそも会話が続かないと、お相手の人となりもよく分からないということになりかねません。
そうなると、今後もお付き合いしていくべきかも判断できず、交際終了となってしまうケースはよくあることです。
では、会話が苦手という方に、会話を続けるちょとしたコツを紹介します。
1、質問を投げかける際のコツ
お相手の趣味、好きな音楽や映画、最近の出来事などについて尋ねてみましょう。
その際、相手がYES/NOで答えられる質問はなるべく避けましょう。
「旅行は好き?」「趣味は映画鑑賞とのことですが、よく行かれるんですか?」
「犬と猫はどちらが好き?」など、YES/NOや二者選択で答えられる質問はそこで会話が途切れてしまいがちです。
「旅行によく行かれるみたいですが、この季節だとどちらがお勧めですか?」
「そこにはどんな魅力があるの?」
「最近観た映画でお勧めは?」
「お勧めの理由は?」
会話の導入はYES/NOや二者選択の質問でもよいのですが、そこから会話を膨らませていくことがポイントです。
2、普段から情報をインプットする
会話は一つにはアウトプットすることでもあります。
それには普段から興味のあることや世間で話題のことなど、普段からある程度インプットしておく必要があります。
お相手から何か話を振られても、自分の中に何もないと会話は弾みません。
もちろん、自分の知識をひけらかすような会話は逆効果ですが、何も話題がない人は魅力的とはいえないでしょう。
3、沈黙=悪 ではない
普段、家族や友人との会話はなんでもないのに、いざデートとなると緊張して会話が続かないという人も多くいらっしゃいます。
その際は焦っても仕方ありません。
何か喋らなければならないという焦りをお相手に感じさせてしまう方がよっぽどその場の空気を重くさせてしまいます。
時には沈黙の場面があっても問題ありません。
落ち着いていきましょう。
普段通りのあなたを出していけばよいのです。
ただし、常に沈黙の時間が辛く感じるお相手だとあまり相性が良いとはいえないかもしれません。
4、会話に慣れるまでは長時間デートは避ける
デートに関わらず、普段から会話が苦手な方もいらっしゃいます。
その場合は、いきなり最初から半日や一日デートは避けるべきです。
会話があまり成り立たない中での長時間デートは、ただ時間が過ぎていくだけのグダグダな内容になってしまいます。
そうなると、お相手も自分も良い印象のないまま次の約束に繋がらないという結果にも。
ただ、会話が苦手な人が、無理やり最初から話上手になるのは無理ですし、その必要もありません。
その場合は、短時間(3時間以内)のデートを繰り返し、少しづつ会話を交わしていく中で、お相手にあなたのことがもっと知りたいと思わせることができればベストでしょうし、あなたもお相手のことをもっと知りたいと思えば自然と会話は増えていきます。
まとめ
人は、「自分のことを分かってもらおう」「相手のことを理解したい」となったときに、「言葉」でのコミュニケーションがとても重要になってきます。
確かに会話を上手く進められる人とそうではない人がいますが、それ自体は人格に関わってくることではありません。
調子よく会話できても、それが本心かどうか分からない場合もありますし、言葉は少ないけれど、お相手を想う気持ちは熱いものだったり。
デート中の会話がもし続かなくても、すぐに焦ってどうにかしようとしないことです。
沈黙がいつも悪とは限りません。
時には心地よい沈黙というのもあるのです。
普段から会話が苦手な人は、家族や友人など、周りの人達と会話の練習をしながら、お相手とは短時間のデートを重ねていきましょう。
また、結婚相談所のカウンセラーに相談するのもよい方法です。
プロのカウンセラーはデートの際の会話の進め方やネタなど、豊富な知識がありますから、きっとよいアドバイスが得られるのではないでしょうか。
今日も婚活がんばりましょう!
このブログを書いた人
清水詠一