ご縁とタイミングってこういうこと！？

結婚とは「自由」である

毎週日曜日にゲストをお呼びしリアルな結婚生活の模様を中村とのトーク形式でお届けしている生放送番組「夫婦オデッセイ～泥と花」

第8回目のゲストは近藤 里和（こんどう さとわ）さん。

お仕事はメガネと帽子のスタイリスト。メガネと帽子のプロ養成カレッジを主催されていらっしゃいます。24歳の時に12歳年上のご主人とご結婚されたさとわさんのお話を聞いてみましょう。

～出会いのキッカケは？～

新卒で就職した会社で知り合いました。10人ぐらいの会社で、学生時代からバイトをしてそのまま就職したんですが、バイト時代に主人が転職して入社してきました。

～どうやって恋人関係に？～

社員になってからまわりも心配するようなパワハラ・モラハラを受けている時期がありました。それがピタッとなくなって普通に過ごしていたある日、私は残業、主人は取引先の方との約束がドタキャンになり一緒にご飯を食べに行くことになったんです。その時に、パワハラ・モラハラを唯一かばってくれていたことが分かって。それから2日後ぐらいにまたご飯を食べに行ったんですが、そこで東京の会社に転職するんだけど一緒に来ない？と言われました。私は大阪出身で当時は大阪の会社に勤めていました。その頃、就職超氷河期だったこともありすぐ仕事が見つかる気がしないと返事をしたらそういう意味じゃなくてと言われ、え？これプロポーズ？ってなりました。普通の人と思っていたのに頭おかしいのかなと思いましたね（笑）

～当時の心境やご両親の反応は？～

当時は、学校を卒業して半年も経っていなかったので何も考えてなくて1回行ってみて、本当に変な人だったら帰ってこようと思ってついていくことにしました。

親にはいろいろ聞かれ、名前を聞かれたときに下の名前を知らないってなったぐらい何も分からず、明日ちゃんと聞いてきなさいって言われたぐらいで反対はありませんでした。

実は、付き合ってた人がいましたがもう無理かなと思っていてどのタイミングでお別れ言おうかなと考えていたこともあったり会社でもいろいろあったので、タイミングが重なったというのはあります。

～ついていこうと決めたポイントは？～

会社で庇っていてくれたことや若い人ばかりの会社だったので相談できる人が少なく、相談を受けている姿を身近に見ていて悪い人ではなさそうと思っていました。

ただ私のこと好きだったの？と聞いてもちゃんとした答えが返ってきたことはないですね。ご縁とタイミングだったと思います。

～結婚までの流れは？～

お互いがお互いのことを知らなかったので、1回一緒に住んで上手くいけば入籍することになりました。結納をしてから東京に行って暮らし始めてしばらくして入籍しました。お互いを知る期間を設けての入籍ですね。

～別れたいと思ったことは？～

大学の友達が東京に多くいたので、寂しいとかはなく。結婚生活も大変な時もあったとは思うんですが、離婚したいと思ったことはないですね。学生の時に精神的にバランス崩して、就職してパワハラ・モラハラも受けて精神的に波がある状態で結婚したので、主人の方が大変だったんじゃないかなと思います。私は苦労した、来なきゃ良かったとは思わなかったけど、主人には連れてきてしまった責任感もあったと思うので、こんなはずじゃなかったと思っているかもしれないです。

タイミングとご縁は、今でも不思議だなと思います。当時迷いはなく、とりあえずという感じで変な人だったら戻ってくるかと思っていて、お試し期間もあったので、とりあえずが20年間続いてるかもです。

～結婚とは〇〇である～

結婚とは「自由」である。

私は結婚してからの方が自由度が増しています。結婚するまで実家で住んでいた地域も保守的で堅苦しい感じが自分には合っていませんでした。主人も家にずっといて自分の帰りを待たれるよりは好きなことをやっている方が気が楽なタイプで、働いても働かなくてもどっちでもいいけど、自分の帰りを待つのだけはやめてほしいと言われていました。

実家にいた頃は、例えば進路のことで相談しても「それってどうなの？」と言われることなどが多く、とりあえずやってみて失敗することが許されませんでしたが、主人には自分のやりたいことをやっても反対されることはなく結婚してから心が自由になったのでこの言葉を選びました。

～最後に～

1人は１人で気楽だと思うけど、誰かいるっていうめんどくさいことも楽しかったりするので、もしちょっとでも結婚してみたいと思う気持ちがあるならとりあえずやってみたらいいんじゃないかなと思います