決断の先送りはNOと同じ？タイミングを逃さない婚活

時間は止まってくれない　先送り＝選択肢が減る現実

こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。

「もう少し後でもいいかな」と思う瞬間は誰にでもあります。

しかし、実はその「先送り」という選択は、知らないうちに「NO」を選んでいることと同じかもしれません。

今回は、婚活における先送りの危険性と、なぜ決断のタイミングが重要なのかについてお話しします。

「まだ婚活しなくてもいいかも」「今のままでしばらく様子を見よう」と考えている方に、ひとつ厳しい現実をお伝えしなければなりません。

婚活において年齢が重要な要素になることは、多くの方が感じている通りです。

2024年のIBJ成婚白書のデータを見ると、年齢層ごとの成婚率は年代が上がるにつれて顕著に低下していることが明確に示されています。

男性は30代、女性は20代から30代前半が最も高い成婚率を維持しており、これ以降になると成婚の難易度が上がってしまうのが現実です。

つまり、「先送りしている」つもりでも、実際には時間とともに選択肢が狭まり、婚活の成功率が下がっていく可能性が高いのです。

気がついたときには、理想の相手との出会いのチャンスが「NOのカード」に変わってしまっているかもしれません。

進展しない関係も結果的に「NO」へ向かう

この「先送り＝NO」という構図は、婚活を始めた後にも見られます。

たとえば、仮交際を続けていても気持ちが深まらず、次のステップに進めない状態が続く場合を考えてみてください。

2024年のデータでは、成婚者の交際日数の中央値は約4ヶ月となっており、多くのカップルが半年以内に成婚を決断しています。

交際200日以降の成婚率の上昇がほとんど見られないことからも分かるように、ずるずると交際を続けることは、実は相手の気持ちが離れていくリスクを高めているのです。

「もう少し考えたい」「もう少し時間が欲しい」という思いも理解できますが、結果的に相手にとっての「NOのカード」になってしまう可能性があります。

真剣交際でプロポーズを迷っている場合も同様です。

相手がいつまでも待ってくれるとは限りません。

決断を先延ばしにしているうちに、相手の心が離れてしまい、せっかくの良い関係が終わってしまうケースを、私も何度も見てきました。

気持ちと時間の軸を意識した婚活を

では、どうすれば「先送り＝NO」の罠にはまらずに済むのでしょうか。

大切なのは、「気持ちの軸」と「時間の軸」を常に意識することです。

IBJ成婚白書の中で、学習院大学経済学部教授の鈴木亘先生も指摘しているように、人間は「現在バイアス」という心理傾向があり、目先の安定を優先して重要な決断を先送りしがちです。

「婚活より優先したいことがあるから」という理由で行動を起こさない人も多く見られますが、これも現在バイアスの一例といえるでしょう。

婚活では、じっくり考えることは確かに必要です。

しかし、考える時間が長くなりすぎて、無意識に「NO」を選択していないかを定期的に振り返ることが重要です。

特に年齢を重ねるほど、時間の価値は高くなります。

2024年のデータでは、成婚者は平均して約9ヶ月という短期間で結果を出しています。

これは、早めの決断が成功につながっている証拠でもあります。

カウンセラーとして多くの会員様をサポートしてきて感じるのは、「あの時もう少し早く決断していれば」と後悔される方が意外に多いということです。

婚活や恋愛の場面では、完璧なタイミングはありません。

だからこそ、適切な判断基準を持ちながら、勇気を持って前に進むことが理想の未来をつかむ近道となるのです。

先送りは、単に何かを見送るだけでなく、大切なチャンスや可能性を見失うことにもつながります。

気持ちと時間のバランスを保ちながら、積極的に行動することで、あなたにとって最適なパートナーとの出会いが待っているはずです。

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いままで「もう少し後で」と考えていたとしても、今この瞬間があなたにとってのベストタイミングかもしれません。

JOYマリッジ.comでは、無料相談を通じて、あなたの婚活に対する不安や疑問を一つずつ丁寧に解決いたします。