投稿日：2025/07/04

婚活で『普通の人で良い』は高望み？条件見直しで成婚率UP

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婚活の理想と現実：「普通の人」に求める条件の見直し方
「普通」の基準は本当に普通なのか？
自分の基準を客観的に見直してみよう
特別な人との出会いを大切にしよう
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婚活の理想と現実：「普通の人」に求める条件の見直し方

こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー八木です。

婚活をしている方で「私は普通の人で良いんです」と言う方がよくいらっしゃいます。いわゆる「フツメン（＝フツーのメンズ）」です。でも、ちょっと待ってください。その「普通」とは一体どんな基準でしょうか？

多くの方が理想とする「普通」の人物像を詳しく聞いてみると、実はその条件はとてもハイスペックな場合が多いのです。今回は、婚活における「普通」の基準について、一緒に見つめ直してみましょう。

「普通」の基準は本当に普通なのか？

たとえば、こんな条件を挙げる方が多いです。「どこでもいいから大卒で、ある程度大きめの企業に勤めていて、年収が普通にあって、車を持っていて、太っていなくて、剥げていなくて、170センチくらい身長があれば十分」…。

これ、本当に普通でしょうか？いえいえ、これはむしろ「欠点のないハイスペック」な方と言えます。この条件をすべてクリアする男性を「普通」と呼んでしまうと、それ以上のスペックを持つ人は殿上人か幻の存在になってしまいますね(笑)。

現実的なデータを見てみると、結婚相談所では年収600万円以上の男性が全体の約半数を占めますが、一般社会全体で考えると、これらの条件をすべて満たす男性は決して多数派ではありません。身長170センチ以上、大卒、安定した企業勤務、平均以上の年収、外見的な条件まで含めると、相当限られた層になってしまいます。

つまり、「普通の人で良い」と言いながら、実際は上位20～30％の男性を求めている可能性があるのです。これは婚活市場において、競争が激しくなる理由の一つでもあります。

自分の基準を客観的に見直してみよう

自分が思う「普通」は、実は理想を反映した結果かもしれません。職場で隣の席に座っている同年代の同僚。その人を「普通の人でいいんです」の人物像に当てはめた時に違和感はありませんか？もしその人が、あなたの思っていた「フツメン」に当てはまらないなら、基準が少し高めかもしれません。

また、自分自身を客観視することも大切です。相手に求める条件と同程度の魅力を、自分自身が持っているでしょうか。年収、学歴、外見、性格など、全ての面でバランスを考えてみてください。

婚活では「釣り合い」という言葉がよく使われますが、これは決して冷たい計算ではありません。お互いが心地よく感じられる関係性を築くために、現実的な視点を持つことが重要なのです。

実際の成婚データを見ると、相手に多くの条件を求めすぎる方よりも、本当に大切にしたい価値観を明確にしている方の方が成婚に至りやすい傾向があります。年収や学歴といった条件面だけでなく、一緒にいて居心地が良い、価値観が合う、お互いを思いやれるといった内面的な要素を重視することで、より良いパートナーシップを築けるのです。