価値観が合うって、どういうこと?
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先日、弊社の女性会員がお相手の男性とオンラインでお見合いをしました。お見合いの結果は、残念ながら「交際不成立」。
彼女から届いたお返事は、「とてもしっかりとした素敵な方だったのですが、会話の雰囲気などから、今後のお付き合いのイメージを掴むことが難しく感じました」というものでした。その後、お相手の男性からも「交際不成立」のお返事が届き、理由には、「気風の良い方でしたが、価値観が合わない」とありました。
お互いに、お相手の人柄を否定しているわけではありません。むしろ、「素敵な方」「気風の良い方」と、それぞれに好印象を持っている。けれど、実際に話してみると、会話のキャッチボールがどこかしっくりこない。ところどころに小さな違和感が生まれ、「この先、一緒にいるイメージ」が持てなかったのだと思います。
そこで今回は、あらためて「価値観」について考えてみました。
価値観は、どこから生まれるのでしょう
人の価値観は、幼い頃から置かれてきた環境や、そこで得たさまざまな経験・情報によって形づくられていきます。親や兄弟、家庭の中での習慣、周囲の人との関わり。そうした日々の積み重ねが、「当たり前」や「普通」といった、自分自身の価値観をつくっていくのではないでしょうか。
だからこそ、私はお相手のプロフィールを見るとき、家族欄にも注目します。家族構成や年齢、学歴、職業など、育ってきた環境を知ることで、「もしかすると価値観が近いかもしれない」と想像できることがあります。
もちろん、それだけで人の価値観を判断することはできません。趣味や休日の過ごし方、子どもの希望、家事の分担、理想の結婚生活など、プロフィールにはさまざまな情報があります。
お見合いを申し込むときも、申し受けるときも、プロフィールを丁寧に読む。これは、限られた時間を大切にしながら婚活を進めるうえで、とても大切なことだと思います。
「価値観が同じ人」を探しすぎない
では、価値観が同じ人を探せば、幸せな結婚ができるのでしょうか。
私は、そうとも限らないと思っています。そもそも、価値観がまったく同じ人に出会うことは、なかなか難しいものです。家族でさえ、それぞれ違います。育ってきた環境が似ていても、経験してきたことや感じ方は、一人ひとり違うからです。
大切なのは、
「価値観が同じかどうか」だけではなく、
「価値観の違いを受け入れられるかどうか」
なのではないでしょうか。
もちろん、結婚生活の中で「ここだけは譲れない」というものもあります。
お金の使い方、子どもについての考え方、仕事、住む場所、家族との関わり方など、人によって大切にしたいことは違います。
だからこそ、まずはご自身にとって、「これだけは大切にしたい」という価値観を知っておくこと。それが、お相手選びの大切な軸になります。
価値観は、結婚してからも変わっていく
そして、もうひとつ忘れてはいけないことがあります。価値観は、ずっと同じではありません。
人生の出来事や新しい経験、出会い、学びによって、人の考え方は少しずつ変化していきます。
「子どもが生まれて、彼の大切にするものが変わったね」
そんな言葉を聞くことがあります。それも、人生のステージが変わったことで、価値観が変化した一例なのかもしれません。
そう考えると、結婚とは、二人の価値観をただ合わせることではなく、違う二人が一緒に人生を歩みながら、新しい価値観をつくっていくことなのかもしれませんね。
あなたにとって、「これだけは大切にしたい」と思う価値観は何ですか?
お相手を探す前に、一度ご自身の心に問いかけてみる。それが、あなたにとって本当に大切なご縁を見つける近道になるかもしれません。