「普通の男性でいい」が一番難しい理由⛅
- 女性向け
こんにちは!
大阪市中央区谷町の結婚相談所First 代表の宇野です。
「普通の人でいいんです。」
婚活をしている女性から、よく聞く言葉です。
・「高収入じゃなくていい」
・「見た目も普通でいい」
・「ちゃんと仕事をしていて、優しい人ならいい」
・「一緒にいて安心できる人なら、それでいい」
決して高望みをしているわけではない。
むしろ、現実的な結婚相手を求めている。
そんな感覚なのだと思います。
ところが、婚活で「普通の人」を探し始めると、なぜかお見合いがなかなか決まらなかったり、交際しても「何か違う」と感じたりすることがあります。
それは、あなたが高望みをしているからとは限りません。
実は、「普通」という言葉の中に、たくさんの希望が隠れているからです。
◆「普通の人」は、実は条件が多い?
例えば、「普通の男性がいい」という女性がいたとします。
話を聞いてみると、
・安定した仕事に就いている
・ある程度の収入がある
・優しい
・清潔感がある
・会話ができる
・女性を大切にしてくれる
・家事もしてくれる
・休日は一緒に過ごしてくれる
・でも束縛はしない
・子どもが好き
・ギャンブルはしない
……。
一つひとつを見ると、どれも極端な条件ではありません。
だから本人としては、「別に高望みしていません。普通でいいんです」と思っています。
でも、全部を合わせてみるとどうでしょうか。
実は「普通」という言葉の中に、かなり細かな理想が詰まっていることがあります。
これは男性側にも同じことが言えます。
「普通の女性がいい」と言いながら、「明るくて、家庭的で、優しくて、仕事も続けてくれて、子どもが好きで、見た目も好みで……」となれば、それはもう「普通」というより、立派な理想像です。
つまり、「普通の人がいい」というのは、条件が少ないという意味ではありません。
◆「普通」は、相手ではなく自分の基準
もう一つ難しいのが、「普通」の基準は人によって違うことです。
例えば、「結婚したら家事は協力するのが普通」と思っている人もいれば、「家事はできるほうがやればいい」と考える人もいます。
「休日は夫婦で一緒に過ごすのが普通」という人もいれば、「それぞれ好きなことをする時間も必要」と考える人もいます。
連絡の頻度もそうです。毎日連絡を取ることを「普通」と思う人もいれば、数日に一度でも気にならない人もいます。
つまり、「普通の人」を探しているつもりでも、実際には、「自分にとって都合のいい普通を共有できる人」を探していることがあるのです。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
結婚相手との価値観が合うことは、とても大切です。
ただ、その「普通」を絶対条件にしてしまうと、出会いの幅がどんどん狭くなってしまいます。
◆婚活で大切なのは「理想通り」より「許容できる違い」
では、どんな相手を選べばいいのでしょうか。
ここで考えてみてほしいのが、「全部合う人」ではなく「違っても大丈夫な人」という視点です。
・趣味が違っても大丈夫
・休日の過ごし方が少し違っても大丈夫
・食べ物の好みが違っても大丈夫
・育った家庭が違っても大丈夫
大切なのは、違いが出たときに、「だからこの人は合わない」とすぐに判断するのか、「どうすれば二人とも心地よく過ごせるだろう?」と考えられるのか。
ここに、結婚生活を続けていくうえで大きな差が生まれます。
◆「普通の人」を探すより、「安心して話せる人」を探す
婚活では、どうしてもプロフィールの条件に目がいきます。
年齢・年収・職業・学歴・住んでいる場所・趣味。
もちろん、結婚生活を考えるうえで確認しておきたい条件はあります。
ただ、プロフィールでは分からないこともたくさんあります。
✅嫌なことを伝えたとき、どう反応する人なのか
✅意見が違ったとき、話し合える人なのか
✅自分の話ばかりではなく、こちらの話にも耳を傾けてくれるのか
✅こちらが無理をして合わせなくても、一緒にいて疲れないのか
こうした部分は、実際に会ってみなければ分かりません。
だからこそ、「普通の人かどうか」より、「この人とは自然体でいられるか」を大切にしてみるのも一つです。
◆結婚相手に必要なのは「同じ価値観」だけではない
よく「価値観が合う人がいい」と言います。
もちろん、価値観が近いことは大切です。
でも、価値観が完全に一致する二人なんて、ほとんどいません。
むしろ結婚生活では、「私はこう思う」「あなたはそう思うんだね」という違いが何度も出てきます。
そのたびに相手を変えようとするのではなく、「じゃあ、二人ならどうする?」と考えられる。
そんな関係のほうが、長い結婚生活では強いのではないでしょうか。
◆「普通の人でいい」を、少しだけ言い換えてみる
もし今、「普通の人でいいのに、なかなかいい人に出会えない」と感じているなら、一度その言葉を言い換えてみてください。
「普通の人がいい」ではなく、「一緒にいて安心できる人がいい」「違いがあっても話し合える人がいい」「無理をせず自然体でいられる人がいい」「二人で結婚生活を作っていける人がいい」、そんなふうに🤔
そうすると、今まで「普通とは違うから」と候補から外していた人の中に、意外と自分に合う人が見つかるかもしれません。
結婚は、「理想の相手を探して、その人と完璧な生活を始めること」ではありません。
違う環境で育ってきた二人が、一緒に暮らしながら、「これはどうする?」「じゃあ、こうしてみようか」と二人なりの答えを作っていくことです。
だから、婚活で探したいのは、「世間一般の普通の人」ではなく、「二人だけの普通を一緒に作れる人」。
「普通の人でいい」と思っているからこそ、相手に求める「普通」を一度見直してみる。
それだけで、婚活における相手の見え方が、少し変わるかもしれません。