30代後半の公務員の男性が1年5ヶ月で成婚した婚活エピソード(9)

結婚を意識するようになったのは、弟の子ども（甥っ子）と触れ合う時間が増えたことがきっかけでした。家族として関わる中で、子どもの成長に喜びを感じたり、あたたかい家庭の風景に心が動かされたりして「私もいつか、こんなふうに家庭を築けたらいいな」と思うようになりました。

また、仕事を通じて子どもや家庭と関わる機会も多く、行政の現場でさまざまな課題に向き合う中で、支援をきっかけに家族の笑顔が戻っていく様子を見ることができました。
そうした経験から、「私も誰かと支え合いながら、幸せな家庭を築いていきたい」という気持ちが自然と芽生えるようになりました。 いろいろな出会いの手段がある中で、最終的に結婚相談所を選んだのは、「身元がしっかりしている安心感」と、「本気で結婚を考えている方が多い」という点に魅力を感じたからです。また、自分ひとりで進める婚活とは違い、プロのサポートがあることも大きな安心材料でした。
悩んだときや迷ったときに、客観的なアドバイスをもらえる環境があることは、心強いなと感じました。

もともと、女性との交際経験があまりなく、自信を持てずにいた部分がありました。だからこそ、活動を始める前に中西さんには、「もし自分が間違った行動をしていたら、遠慮なく正してほしい」とお願いしました。
活動中も、中西さんは忖度なく、良くない点をきちんと伝えてくれましたし、それだけでなく「どうすればいいか」という具体的な方法まで丁寧に教えてくれました。そのおかげで、その都度軌道修正をしながら、一歩一歩着実に前に進むことができたと思っています。

また、出会いや交際の場面で迷ったときにも、いつも親身に話を聞いてくださり、的確なアドバイスをいただけました。
特に、成婚前に大きく悩んだ場面では、中西さんに相談すると――まさに「秒で解決」してくれて（笑）。
あのときの安心感とスッキリした気持ちは、今でもはっきり覚えています。 初めてのお見合いでは緊張していましたが、彼女は落ち着いた雰囲気で、受け答えも丁寧にしてくださり、自然と安心感を持つことができました。女性にありがちな警戒心もあまり感じられず、最初から色々な話をオープンにしてくれたのが印象的でした。

プレ交際に進んでからは、ほぼ毎週コンスタントにお会いすることができ、週末に予定が合わないときは平日の夜に時間を作って会うようにしていました。
この期間には、結婚後のライフプランについてもしっかり話し合うことができたので、真剣交際へも自然な流れで進めたように思います。

真剣交際中は、お互いの職場からアクセスのよい新居を一緒に探したり、気になるエリアを一緒に散策したりと、現実的な将来を具体的にイメージする時間を過ごしました。
もちろん、ドライブデートなども楽しみながら、二人の距離をより深めていきました。

両家へのご挨拶も滞りなく済ませることができ、プロポーズは、レストランで食事をしたあと、ホテルのチャペルで花束と一緒に気持ちを伝え、快く受けていただきました。その瞬間は、これまでのすべてがつながったように感じられ、心から幸せな気持ちになりました。 真剣交際に入って間もない頃のデートで、たまたま百貨店のジュエリーコーナーを通りかかったとき。
その時、彼女の方から「結婚式ってどう考えてる？」「指輪はどうする予定？」といった話をしてくました。

その何気ない一言がとても印象に残っていて、「あ、彼女も本気で将来のことを考えてくれているんだな」と実感しました。もともと結婚に対する意識は持っていたものの、その瞬間に一気に気持ちが高まり、「この人となら結婚したい」と強く思うようになりました。

婚活というと少し構えてしまいがちですが、最初は“軽い気持ちでスタートする”くらいでも大丈夫だと思います。
実際の活動では、うまくいかないことももちろんありますが、それもすべてが自分の学びや成長につながっていきます。

何より、カウンセラーさんからのフィードバックは本当に貴重で、自分ひとりでは気づけないことに気づかせてもらえる場面も多くありました。一人で悩まず、信頼できるカウンセラーと二人三脚で進めていけるというのは、婚活においてとても大きな支えになると思います。
どうか肩の力を抜いて、自分らしく、前に進んでみてください。素敵なご縁がきっと待っていると思います。