投稿日：2025/05/17

価値観の違いをポジティブに捉える方法

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価値観の違いをポジティブに捉える方法

結婚相談所ベリンダです。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます！

交際中に必ずと言っていいほど出てくるのが、価値観の違いです。お見合いを経て交際が始まり、最初は順調に進んでいても、どこかのタイミングで、この人とは考え方が合わないかもと感じることがありますよね。週末の過ごし方、お金の使い方、家族との関わり方など、すぐに合わないから終了と決めてしまうのは確かに一番簡単な選択肢です。

でも、それではいつまでたっても成婚にはたどり着けませんし、せっかくのご縁を活かしきれずに終わってしまうのはもったいないと思います。

まず、価値観の違いに直面したとき、頭に浮かぶのは「この人とやっていけるのかな」という不安だと思います。例えば、あなたが「週末は家でゆっくり映画でも見たい」と思っているのに、相手は「毎週末は外でアクティブに過ごしたい」と言う。あるいは、あなたが「貯金は将来のためにしっかりしたい」と考える一方で、相手は「今を楽しむためにお金を使いたい」と言う。

そんなとき、すぐにこれは無理だと結論づけたくなる気持ちはよくわかります。そもそも価値観が完全に一致する人なんて、実はほとんどいません。違う環境で育った二人だから、違いが出てくるのは自然なことです。

では、どうすればいいのか。まず大切なのは、相手の価値観を否定する前に、なぜその人がそう考えるのかを聞いてみることです。例えば、相手が「外で過ごしたい派」だとしたら、「どんなことが好きで外に出たいの？」と聞いてみてください。もしかしたら、子供の頃に家族でキャンプに行った思い出があって、それが幸せの象徴になっているのかもしれません。

あるいは、「お金を使いたい派」の人なら、「今を楽しみたいって思うのは何かきっかけがあったから？」と聞いてみると、過去に我慢ばかりの生活をしてきて「今は自由に生きたい」と思っている背景が見えてくるかもしれません。

背景を知ると、ただの違いが理解できる違いに変わることがあると思います。少なくとも知る前に終了するよりは知ってから判断する方がいいと思いませんか？

次に、自分の価値観もきちんと伝えることが大事です。相手にばかり合わせようとすると、後で我慢が爆発してしまいます。何でも正直に話してみてください。お互いの考えを出し合うことで、違いを埋める第一歩になります。

そして、価値観の違いが出たときに一番試されるのは、お互いがどれだけ柔軟になれるかです。週末の過ごし方で意見が分かれた場合、交互にやってみるのはどうでしょう。最初は「合わない」と感じていた二人が、話し合いを重ねて折り合いをつけたことで、逆に信頼関係が深まったケースはたくさんあります。全部を合わせる必要はありません。小さな妥協点を見つけるだけで、意外とやっていけるかもしれないのです。

もちろん、どうしても譲れない価値観がある場合もあります。例えば、子供を持つかどうか、親との同居をどうするか、といった大きなテーマで折り合いがつかないときは、無理に続けるのはお互いにとって辛いだけです。ここだけは譲れないというポイントがあるなら、それを早めに相手に伝えて、そこで合わなければ次に進むのも一つの選択でしょう。

最後に、価値観の違いは結婚生活でもずっと続くテーマです。交際中にその対処法を練習しておけば、結婚後も違いを乗り越える力が自然とついてきます。成婚していった方たちも違いを受け入れながら一緒に成長していきました。価値観の違いを問題じゃなくて、二人らしさに変えられるかどうかは、二人の話し合い次第です。

結婚相談所での活動は、時間や気持ちを注ぐ、大切で時に困難なプロセスです。だからこそ、価値観の違いに直面したとき、すぐに諦めずに、もう少しだけ努力をしてみる価値があります。それでもうまくいかなければ、次の一歩を踏み出せばいいのです。でも、そのもう少しの努力が、意外な形で実を結び、あなたにとって本当に大切な人との出会いにつながるかもしれません。