専業主婦×高学歴希望 60歳からの結婚相談所での再婚
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横浜の中高年・シニア世代のための結婚相談所Allegro(アレグロ)です。
ある女性のお話をお届けします。
登場するのは、60歳の女性。国立大学を出て、結婚と同時に専業主婦になり、長い間、家を支えてきた方です。
「再婚したい」というよりも、「今度こそ幸せに終わりたい」と表現したほうが近い、そんな方でした。
ひとりの部屋で気づいたこと
離婚の手続きが終わった日の夜、彼女はいつもと同じように部屋の電気をつけました。
カチッという音のあと、部屋全体がふっと明るくなる。
だけど、その明るさでやけに部屋が広く感じて、ぽつんとした気持ちになったそうです。
「寂しくて婚活したいのではない、今度こそ、人を信じられる関係で暮らしたい」
彼女は何度も言葉にしました。
前のご主人との結婚生活は、振り返ってみれば「結婚していた」という事実はあるけれど、「夫婦でいた」という実感が少なかったそうです。
だから彼女にとっての婚活は、「やり直し」ではなく「ここから始める」というスタートラインでした。
先に動いたのは彼女のほう
よく「時間を置いてから婚活を」とお伝えすることもありますが、彼女の場合は逆で、離婚してすぐに動き出しました。
というのも、息子さんはすでに独立し、同じ有名私立大学を出て一流企業で働き、2年前にご結婚もされています。
「子どもは幸せにしてあげられた。じゃあ、私は?」
ここで、自分の人生を真ん中に置くことを決めたのです。
最初に登録したのは全国にある大手の結婚相談所。
最初の3か月は紹介も多く「この調子なら」と思えたのですが、半年をすぎる頃からサポートが少しずつ減っていきます。
お見合いが終わっても「うまくいかなかった理由」が分からない。
「もっと◯◯したらよかったですよ」という具体がサポートや振り返りがないまま、次のお見合いに行く。
次第に、「活動しているのに成長していない感じ」が彼女を疲れさせていきました。
パーティでは「運次第」になってしまう
並行して婚活パーティやイベントにも行ってみたそうです。
けれど、彼女が希望している「ある程度の教養があって、ちゃんと話ができる人」と出会える機会はそう多くはありませんでした。
「行ってみて、今日いるかどうかは行ってみないと分からない」
この『ギャンブル感』に、だんだんと心がすり減ってしまいます。
それでもやめなかったのは、心の奥に「これで終わりたくない」という気持ちがずっと燃えていたからです。
夜中の検索で見つけた「中高年専門」
そんなある夜、寝るには早いけれど、気持ちはちょっと沈んでいる。
スマホで「横浜 60代 再婚 相談所」と検索したら、Allegroのブログが出てきました。
「中高年・シニア専門」「一人ひとりに合わせて」「模擬お見合い」…。
大手ではあまり見かけない言葉が並んでいて、「ここなら、年齢で切られたり、若い人と同じやり方を押し付けられたりはしないのかも」と感じたそうです。
「年齢を重ねた婚活は、若い世代の婚活とは違う」この一文が決め手になって、彼女はAllegroへ無料婚活相談を申し込んでくださいました。
※ここ、実は当相談所にはよくあるパターンで、「大手で6か月〜1年やってみたけど、途中からサポートが薄くなったので、小さめで中高年専門のところを探した」という方は本当に多いです。
「高学歴希望」って言ってもいいんだ
初回のカウンセリングで、彼女は少し申し訳なさそうにこう言いました。
「私、やっぱり高学歴の方がいいんです。わがままかもしれませんが…」
よく分かります。
でも、それは『見栄』ではありませんでした。
ご両親も、兄弟も、元夫も、息子さんも彼女自身も高学歴なのです。
日々の会話のスピードや興味のある話題、ニュースの見方、言葉の選び方…そういうものが、自然とそこに揃っています。
だから彼女にとっての「高学歴希望」は、「話が通じる人と暮らしたい」という、とても素直な希望でした。
なのでこちらからもこうお伝えしました。
「その条件、外さなくて大丈夫ですよ。ただ、大学名だけにしてしまうと出会いが細くなるので、専門職・法律・研究・理工・教育など、勉強を続けてきたタイプの方も候補にしてみませんか?」
芯は残して、幅を持たせる。
ここを一緒に考えるのが、実は中高年の婚活ではとても大事です。
会話はうまくできるはずなのに、沈黙がこわい
彼女は国立大卒ですし、言葉はとてもていねいです。
でも、久しぶりに初対面の男性を前にすると、急に、正解を探す話し方になってしまう。
何か言わなきゃ、気まずくなる、嫌われるかも…そんな気持ちが出てきて、ついたくさん話し過ぎてしまうのです。
そこで、必要な方にだけ行っているホテルラウンジでの模擬お見合いをご案内しました。
座る位置、最初の一言、メニューのときの会話、プロフィールの拾い方など。
そしてなにより、「少しの時間受け止めて、一言添えて、質問する」この小さなコツを体で覚えてもらいました。
「沈黙って、相手のことを考える時間なんですね」彼女はそう言って、ちょっと笑いました。
この笑い方が出てくると、婚活は一気にやりやすくなります。
出会いはある、でも『しっくり』がない
そこからは、60~72歳くらいまでの、大学・専門職・研究職・法律関係の男性を中心に、月5〜6名とお見合いをしました。
お見合いはちゃんと組めるし、プレ交際にも進みます。
でも、「これ!」という感じにはならない。
たまに「この人かも」と思っても、相手のちょっとした態度にモヤッとしてお断りしたり、逆にお断りされたりもしました。
ここでやったのが、「違和感の言語化」メモです。
・今の何がイヤだった?
・それはその人の『癖』か、『価値観』か、『言い方』か?
・伝えたら直るものか、直らないものか?
これを言葉にしていくと、
「私は、感じのいい人なら誰でもいいわけじゃない」
「学歴さえあればいいわけでもない」
「一緒に暮らすなら、話すリズムが合う人がいい」
と、自分の本音がはっきりしてきました。
お別れで辛くなったときは、一度止まる
婚活をしていると、どうしても「今回こそ」と思った方とお別れになる日があります。
彼女にも、その日が何度か来ました。
そのときに選んだのは、「すぐ次の人に行く」場合もありますが、いったん休会して心を整えることが必要な時もありました。
・よく寝る
・歩く
・好きな趣味に没頭する
・婚活のシステムをみない
「充電が済んだら、またリスタート!」
この『絶対にあきらめない姿勢』があったからこそ、5年迷っても、最後の1年半のアレグロの婚活で結果が出たのだと思います。
そして出会った、法律に関わる63歳男性
1年半の終わり頃、彼女は有名私立大学をご卒業で、法律に関わるお仕事をされている63歳の再婚男性とお見合いしました。
この男性は、話すときに結論を急がず、言葉をていねいに選ぶ方、そして、おしゃれに気遣いのできる方。
彼女は最後まで聞いて、短い共感を返すタイプにすっかりなっていたので、テンポがぴたりと合いました。
清潔感とおしゃれが伴っているので、彼女はすぐに彼に惹かれていきました。
3回目のデートは雨の日。
予定していた散歩はやめて、駅の近くの喫茶店に行くことになりました。
コーヒーを前にして、彼がぽつりと「雨の音って、落ち着きませんか」と言ったとき、
彼女は、「私は、台所の窓に当たる音が好きでした」と返しました。
この日から、おふたりの距離はぐっと近くなったと感じたそうです。
無理に盛り上げなくても、一緒にいるのが自然でこの感覚にたどり着くまで、5年かかりました。
けれど、5年かけたからこそ出会えた人でもありました。
彼女からのメッセージ
最後に、彼女がくださったことばを、そのまま載せておきます。
「大手相談所、アプリもやりました。でも、Allegroでなければ成婚退会は無理だったと今は思っています。
条件は、全部消してしまわないでください。
でも、ぜんぶをガチガチにしないでください。
譲れないところはぶれずに持って、あとは相談できるところで婚活するのが一番です。」
60歳、専業主婦、再婚希望、「できれば高学歴」。
こう書くと「ちょっと難しい?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。
難しく見えるだけで、実際には「整理すれば進む」ケースです。
・芯の条件を本人のことばで決める
・幅を一緒に決める
・話し方とLINEの自分の型を作る
・つらいときは止まる
・リフレッシュして再スタートする
この繰り返しで、彼女はちゃんと、穏やかで、会話の通じる再婚を手にされました。
「今度こそ、幸せな結婚がしたい」もしあなたもそう思っているなら、同じように歩いてみませんか。
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一歩踏み出せずにいるあなたへ
婚活がうまくいかないと感じるとき、一人で考えているうちに気持ちが沈んでしまうこともあります。
でも、ほんの少し誰かに話すだけで、気持ちが整理されて「もう一度やってみよう」と思えることもあるのではないでしょうか。
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