カウンセリング力向上で会員サポートを進化させる
- カウンセラーの日常
〜学び続けるカウンセラーの挑戦〜
結婚相談所のカウンセラーは、単に「話を聞く人」ではありません。
会員さんの課題を見抜き、目標に向かって伴走し、落ち込んだ時には再び立ち上がる力を引き出す――そんな総合的なサポート力が求められます。
だからこそ、私たち自身も常に学び続ける必要があります。
アロハハッピーマリッジのカウンセラーは、今年4月からNLP(神経言語プログラミング)を学び始めました。経験や勘に頼るのではなく、心理学に基づいた再現性のあるスキルを身につけることで、より確かなカウンセリングを提供するためです。今回は「カウンセリング力向上」をテーマに、学びと実践の一部をご紹介します。
① カウンセラーに必要な3つの力
結婚相談所のカウンセラーには、次の3つの力が欠かせません。
⚫︎課題を見抜く力:会員さんがなぜ婚活でつまずいているのかを、言葉や行動の背景から理解する力。
⚫︎行動を導く力:ただ励ますのではなく、具体的な行動計画を一緒に立て、実行をサポートする力。
⚫︎気持ちを引き上げる力:婚活は長期戦になることも多く、気持ちが落ち込む瞬間は必ず訪れます。その時に「もう一度頑張ろう」と思えるように支える力。
この3つをバランスよく発揮できるかどうかが、成婚率を大きく左右します。
② NLPで得られる新しいアプローチ
NLP(Neuro Linguistic Programming:神経言語プログラミング)は、セラピーの分野で「3人の天才」と呼ばれたセラピストの手法を分析し、誰でも成果を再現できるよう体系化された心理学です。別名「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれ、人の思考や感情のパターンを理解し、望ましい方向へ導く技術です。
今回のトレーニングでは、特に「質問の仕方」に重点を置きました。相手の言葉だけでなく、表情や声のトーンから本音を読み取り、適切な質問を投げかけることで、会員さん自身が気づきを得られるように導く練習を重ねました。これにより、従来は経験や勘に頼っていた部分を、再現性のあるスキルとして活用できるようになっています。
③ ビフォーアフターで見る!カウンセリングの変化
ビフォー
会員さんが「最近うまくいかなくて…」と落ち込んでいる時、
カウンセラー:「大丈夫ですよ、きっと良いご縁がありますから」
→ 優しい言葉ですが、根拠がなく、会員さんの気持ちは一時的にしか回復しません。
アフター
同じ状況で、NLPを活用した場合、
カウンセラー:「どんな未来を描きたいですか? そのために、今できる小さな一歩は何でしょうか?」
→ 会員さん自身が目標を再確認し、行動に移すきっかけを得られる。結果として、気持ちが前向きに切り替わりやすくなります。
このように、言葉の選び方ひとつで、会員さんの行動や気持ちに大きな違いが生まれるのです。
まとめ
結婚相談所のカウンセラーには、課題を見抜く力・行動を導く力・気持ちを引き上げる力が求められます。そして、それを磨き続けるために、私たちはNLPを学び、経験や勘に頼らない再現性のあるカウンセリングを実践しています。
婚活は一人では乗り越えにくい壁も多いですが、カウンセラーが学び続けることで、その壁を一緒に乗り越える力になれると信じています。これからも「カウンセリング力向上」をテーマに、会員さんの未来を支えるための学びと実践を続けていきます。
✨学びを実践に変え、会員さんの未来を後押しする。
それが、アロハハッピーマリッジのカウンセラーとしての使命です。