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『時計仕掛けのマリッジ』あやかの試し行為

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Mariad「『時計仕掛けのマリッジ』あやかの試し行為」-1


「とけマリ」のあやかさんを、私は笑えない。試し行為をやめられない人の頭の中


ABEMAの婚活リアリティーショー「時計じかけのマリッジ」、ご覧になっていますか。


30日後の結婚式に向けてカウントダウンが進む、期限付きの婚活番組です。SNSでは毎週感想が飛び交っていますが、6話で一気に話題をさらったのが、経営者のあやかさんでした。


婚約相手に対して、わざと気を引くような行動をとる。「言わなくても察してほしい」と求める。SNSでは「試し行為がひどい」「これは無理」と、かなり厳しい声が並びました。


でも、婚活カウンセラーとして毎日相談を受けている立場から言わせてください。


あやかさんのような人は、珍しくありません。むしろ、すごく多い。


そして、本人にはほとんど自覚がありません。


試し行為は「性格が悪い人」がするものではない


ここ、いちばん誤解されているところです。


試し行為をする人は、意地悪な人でも、わがままな人でもありません。多くの場合、不安が強い人です。


「この人は、本当に私を選んでくれるのか」

「嫌な部分を見せても、離れていかないか」


それを言葉で確認する勇気が出ないから、行動で確かめようとする。わざと困らせて、それでも追いかけてきてくれたら安心できる。そういう構造です。


つまり、試し行為が出るのは、相手に本気だからなんです。どうでもいい相手は、試しません。


でも、試し行為は必ず関係を壊します


ここが残酷なところで、本気だからこそ出る行動が、本気の関係を壊します。


理由はシンプルで、試された側に「合格」がないからです。一度試験に通っても、不安が消えない限り、次の試験が来る。試され続けた相手は、いつか疲れて離れます。


そして離れられた本人は、こう思ってしまう。


「ほら、やっぱり私は選ばれない」


不安が的中したように見えて、実際は不安が自分で結末を作っている。この悪循環に、自分ひとりで気づくのはかなり難しいです。番組のあやかさんも、おそらく気づいていません。


「試す」のをやめて、「言う」に変える


じゃあどうすればいいのか。答えは地味です。


確かめたいことを、行動ではなく言葉にする。


「最近連絡が減って、少し不安になってる」

「私のこと、どう思ってるか聞いてもいい?」


たったこれだけのことが、試し行為をしてしまう人にとっては、ものすごく怖い。直接聞いて、望まない答えが返ってきたら逃げ場がないからです。


でも考えてみてください。試し行為で相手が離れていくのと、正直に聞いて答え合わせをするの、どちらが先に進めるでしょうか。


不安をぶつけるのではなく、不安を共有する。これができるようになった人から、婚活は急に進み始めます。


最後に


もしこの記事を読んで、「番組のあやかさんより、自分のことを言われている気がした」と感じた方がいたら。


それは、もう半分解決しています。試し行為のいちばんの問題は無自覚であることなので、気づけた時点で大きな一歩です。


ただ、長年の不安のクセは、自分ひとりで直すのが難しいのも事実です。「自分の場合はどうなんだろう」と思った方は、一度話しに来てください。責めるためではなく、不安の正体を一緒に言語化するための時間です。


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