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映画『マテリアリスト』は婚活映画ではなかった

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Mariad「映画『マテリアリスト』は婚活映画ではなかった」-1


『マテリアリスト 結婚の条件』というタイトルを見て、私は婚活映画だと思った。


年収や学歴や容姿。


結婚市場で何が有利で、何が不利なのかを描く映画だと思っていた。


でも実際に観終わって感じたのは違う。


この映画が描いていたのは「条件」ではない。「条件を知っているのに、それでも決められない人間」だった。




条件で整理できる世界


結婚相談所という舞台には、どうしても「条件」がついて回ります。


職業、年収、年齢、見た目。


それらはわかりやすくて、比較しやすくて、判断しやすいものです。


だからこそ、人はそこに答えを求めます。


「この条件なら正解だ」と。




条件では決めきれない理由


でもこの映画に出てくる人たちは、その“正解のように見える条件”を理解しています。


むしろ理解しているからこそ、迷っていきます。


条件としては悪くない。


いや、むしろ十分に良い。


それでも「この人でいい」とはならないのです。




理由はシンプルで、条件では埋まらない部分が残るからです。


一緒にいて落ち着けるか。


無理をしていないか。


人生をこの人と続けていけるのか。


そういう、数字にも言葉にもできない感覚が最後に残ります。


そしてそれは、条件をどれだけ積み上げても消えません。




婚活でも起きていること


婚活も同じだと思いました。


条件を整理することは必要ですし、間違ってはいません。


むしろ最初はそれしか判断材料がありません。


でも、条件を知れば知るほど、逆に決められなくなることがあります。


「もっといい人がいるかもしれない」


「本当にこの選択でいいのか」


その迷いが生まれてしまいます。




結婚は「条件」では決められない


結局、結婚は条件で決めるものではないのだと思います。


条件は比較のための材料にはなります。


でも、最終的に「この人にする」と決める理由にはなりません。


そこにはもっと曖昧で、感情的で、説明できない何かがあります。




『マテリアリスト』が残したもの


『マテリアリスト』を観て思ったのは、婚活の難しさは条件不足ではないということでした。


条件は揃っているのに、それでも決められない


その矛盾こそが、いちばんリアルな婚活の姿なのかもしれません。


そして多分、この“決められなさ”に一番苦しんでいる人ほど、表には何も問題がないように見えます。


条件も悪くない。出会いもある。選択肢もある。


それなのに、なぜか決めきれない。


もし今、同じように「決めきれない」「どう選べばいいかわからない」と感じているなら、一度話してもらえたらと思います。


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