30代前半/女性
Hさん 保育士
自分を知ることでどんな人を求めているのかが明確に。その先にいた運命の人と出会えました。
34歳での失恋から始まった婚活。落ち込んだ時期も、自分と向き合い続けた先に、本音で向き合える相手との出会いがありました。
「婚活」のはずなのに結婚願望がない人もいるパーティーより、本気の出会いしかない相談所へ
冷静になって考えると、「5年も費やして結婚できなかった」という現実が、自分の中ではかなり衝撃でした。「このままじゃ本当にまずい」と危機感を覚えたんです。
子どもも欲しかったので、これ以上時間を無駄にできないと思い、婚活を始める決意をしました。
意を決して撮ってもらったお見合い写真の撮影はとても楽しかったです。
他にも紹介などで出会った方もいましたが、結婚の意思がはっきりしない人ばかりで、このままじゃまた同じことを繰り返してしまうと思いました。
年齢的にも中途半端な関係に時間を使っていられないと感じて、本気で結婚と向き合っている人と出会える相談所を選びました。身元がしっかりしているという安心感も大きかったです。
素を出せる関係でいたい。経験から見えてきた、本当に大切な条件
涙が出てしまったこともありましたが、落ち込んでいる状態をそのまま受け止めて、一緒に整理してくれたことがとてもありがたかったです。
なぜそうなってしまうのかを、幼少期の親との関わり方まで一緒に振り返ってくださり、「だから私はこう感じるんだ」と気づくことができました。
それによって少しずつ自分を客観的に見られるようになり、その変化が、今の彼との出会いにつながったと思います。一番大きな転機でした。
さらに「理想の相手」について話したとき、彼が「素を出せる人がいい」と言ってくれて…。それがまさに、私が直前にカウンセラーさんと深く話していたテーマだったので、本当にタイムリーで心に刺さりました。
偶然とは思えないくらい感覚が重なっていて、「これは運命かもしれない」と感じた瞬間でした。出会ったばかりなのに、不思議なくらい心が通じたのを覚えています。
特に幼少期の考え方や感覚に共通点があって、まさか初回でそんな深い話をするとは思っていなかったので、自分でもびっくりしましたし、だからこそ自然と心を開けたのかもしれません。
実はそのとき、婚活へのモチベーションはあまり高くなかったんです。
正直、「どうでもいいや」と思っていたから、逆に気を張らずに自然体で話せたのがよかったのかもしれません(笑)。
自分の弱さやコンプレックスに感じている部分も含めて正直に話したんですが、彼は「変わりたいなら、変わればいいよ」って、すごく自然に言ってくれたんです。
さらに、そのコンプレックスも「そこが好き」って言ってくれて…。
表面的なことじゃなくて、ちゃんと理解しようとして、たくさん質問してくれたり、言葉にならないときもいろんな角度から丁寧に聞き出そうとしてくれた。
その姿勢に、「この人なら安心して一緒にいられるかも」と思えた瞬間があって、結婚を意識するようになりました。
また、自分の中で挫折を経験したこともあって、「素を出せる相手」が絶対条件でした。無理に取り繕ったり、いい人を演じたりせずにいられる関係じゃないと続かないと思ったんです。
あとは、当たり障りがないだけじゃなくて、ちょっと面白い視点を持っていたり、ツッコめるような関係が私には合っているなと感じていました。そういう軽やかさがある相手だと、自然体でいられてラクなんだと思います。
誰とも交際していないという不安や焦りで、体調のこともあり、もう頑張れないなって思いました。
結果がどうこうよりも、動いたことで気持ちが少しずつ切り替わっていって、「もう一回やってみよう」と思えるようになりました。
振り返ると、あのとき自分でアクションを起こしたことが、一番の転機だったと思います。
「どんな人がいいか」より、「自分はどんな人か」を知ることが先でした
「自分はこういう人間だから、こういう人と合う」「こうしてもらえると安心できる」――そういう自己理解が深まると、相手選びもブレなくなります。
また、結婚相談所での出会いはスピード感がある分、短期間でたくさん話し合う必要がありました。プレ交際の3ヶ月という期間はプレッシャーでもありましたが、その分、密に向き合うことができて、凝縮された時間だったと思います。
週末の予定がびっしりで、正直しんどいこともありました。でも、それくらい集中して取り組んだからこそ、得られたご縁だと思います。
限られた時間の中でも、集中して婚活に取り組みたい方には、結婚相談所のようなスタイルが合っていると思います。
大変なこともありますが、そのぶん短期間で自分と相手の本質にしっかり向き合えるのが魅力です。