30代前半の会社員の女性が4年11ヶ月で成婚した婚活エピソード(15)

周りの友だちが次々と結婚していく中で、「私もそろそろちゃんと考えなきゃな」と思うようになりました。
普段の生活の中ではなかなか出会いがなく、このまま自然に誰かと出会える気もしなくて…。
正直、自分一人の力ではどうにもできない気がして、不安を感じていました。
それが、婚活を始めようと思ったきっかけです。 最初は婚活パーティーにも行ってみたんです。でも、たくさんの人と話すうちに、誰が誰だったのか分からなくなってしまって…。
連絡先をもらっても自分から連絡できず、結局うまくいきませんでした。

もっと安心して活動できる場所がないかなと思って探していたときに、たまたま見つけた結婚相談所のマリッジラボさんが、大きな企業とコラボしてイベントをやっていたんです。
「ここならしっかりしてそうだし、信頼できるかも」と思って、お世話になることにしました。

その結果、108本のバラの花束でプロポーズしてもらえました。
あの時結婚相談所を選ばなければ絶対に途中であきらめてしまっていたと思います。

婚活中は不安や戸惑いも多く、異性との関係に慣れていなかった私にとって、何でも相談できるカウンセラーさんの存在が本当に心強かったです。
「こんなこと話していいのかな」と思う悩みにも、いつも的確に応えてくださり、安心感がありました。
家族のことなど婚活以外の悩みにも寄り添ってもらえて、メンタル面でも大きく支えていただきました。
活動を通して、自分には“リードしてくれる人”より“対等に話し合える相手”が合っていると気づけたのも、田村さんの助言があったからこそです。
思い込みを手放し、自分に合う結婚の形を見つけられたことに心から感謝しています。
一番大きかったのは、自分が無理しなくてもいられたことです。
今までは、相手に会うたびに話を盛り上げようと頑張りすぎてしまい、疲れて自己嫌悪に陥って、結局自分から離れてしまう…という“自爆”ばかりでした。
でも、今回の彼は違いました。心が開ける存在で、「私が嫌だと思うことは絶対にしない人だ」と思える信頼感がありました。 正直、お相手に初めてお会いしたときの印象は、特別に良かったというわけではありませんでした。
ちょうどいろんな人とお会いしていた時期だったこともあり、「また一人会ったな」というくらいの感覚だったんです。
だから、まさかこの出会いがこんなに長く続くとは思ってもみませんでした。

でも、お相手は時間をかけて、ゆっくり向き合ってくれる方でした。
私が自分の気持ちに気づく前から、なぜか両親に紹介する姿が頭の中に自然と浮かんでいたのを、今でも覚えています。
急かさず、でもしっかり寄り添ってくれるその姿勢に、どんどん信頼と安心が芽生えていきました。 正直に言うと、最初に「譲れない条件」として考えていたこととは、まったく違うタイプの方でした。
でも、条件に合う人とはうまくいかない経験を何度もしてきて、「結婚って、条件じゃないんだな」って、本当に実感しました。

彼とは、条件が合っていたわけではないけれど、一緒にいるときの空気感や自然体でいられる安心感が、何より大事だということに気づけました。 こんなに長く婚活を続けていたのに、不思議と「やめたい」と思ったことは一度もありませんでした。
「続ければ、きっとどうにかなる」そんな気持ちがずっとあったのと、カウンセリングが毎回すごく楽しかったんです。
むしろ、成婚して卒業することが「もう頼れなくなる」という不安に変わってしまうくらい…（笑）
でも、これからは彼と一緒に、いろんなことを乗り越えていけたらと思っています。 婚活を乗り越えられたのは、間違いなくカウンセラーさんがいてくれたおかげです。
自分ひとりだったら、きっと途中で投げ出して「もう一人で生きていく」と決めていたと思います。
私にとって、婚活はただの結婚するための活動ではなくて、人生と心を見つめ直す大切な時間でした。

婚活は、うまくいかないこともあるし、自分と向き合う時間でもあります。
私は不安が多くて、自信がないところからのスタートでしたが、信頼できるカウンセラーさんの支えがあったからこそ、続けてこられました。
大切なのは「こうあるべき」に縛られず、自分に合ったペースで進めること。
「条件より安心感」――これは、私が婚活を通して得た大切な気づきです。
一人で抱え込まず、誰かに頼る勇気を持って、自分の想いを大切にしてみてください。