日本官婚推進協会

公務員主体の婚活を支援する結婚相談所 官婚

デートのお会計、その“振る舞い”が関係の未来を決める

  • 婚活のコツ
  • デート
  • 恋愛テクニック
日本官婚推進協会「デートのお会計、その“振る舞い”が関係の未来を決める」-1

目次

  • 1.なぜ「お金問題」が“婚活の本質”につながるのか?
  • 2.3人が体験した「お金問題」
  • 3.デートの会計で、“本当の価値観”が透けて見えてくる
  • 4.お金のやりとりは、心のやりとり

1.なぜ「お金問題」が“婚活の本質”につながるのか?

日本官婚推進協会「デートのお会計、その“振る舞い”が関係の未来を決める」-2

「男性が奢るべき」「割り勘は冷める」――婚活現場では、今もなおさまざまな価値観が交錯しています。
けれど、本当に大事なのは“誰がいくら出したか”ではありません。

大切なのは、「どう支払いを提案し」「相手がどうそれを受け止めたか」、そしてその背景にある信頼関係と尊重の姿勢です。

支払いの瞬間は短いですが、そこにはその人の価値観、相手への思いやり、そして関係性に対するスタンスが色濃く出る。

だからこそ、お会計は単なるお金の問題ではなく、「関係性をどう育てていくか」の入り口なのです。

2.3人が体験した「お金問題」

日本官婚推進協会「デートのお会計、その“振る舞い”が関係の未来を決める」-3


▼ Case1:楽しいはずのデートがお釣りの扱いで一気に交際終了へ(けいこさん)


同年代の男性と交際をしていたけいこ(30代:仮名)さん。


お相手ともお話も合うし、優しい男性だったので、このまま交際を進展していければと願っていました。


ある日のデートでの食事の後、会計をしようとした際、お相手がお金を全部出させるのは申し訳ないと思ったけいこさん、「私も出しますね」とお金を出しました。

細かいお金を持っていなかったので、お札を出しお相手男性へ。

男性からのお釣りを待っていましたが、なんとお釣りが帰ってこず、そのまま男性の財布の中へ・・。


えっ、お釣り・・」と困惑したけいこさん。


でも、男性は気付いていないのか、「今日はありがとうございました。」とお礼と共にそのまま出口の方へ。

ここまでお話も合うし、優しい男性だったので、好印象をけいこさんは持っていましたが、この行動で一気にに気持ちが下がってしまい、結局交際終了することになりました。


▼ Case2:奢っていた男性が“試し”た結果、見えた価値観のズレ(たかしさん)


たかしさん(30代:仮名)は、交際中のデートで毎回全額支払っていました。


まあ、男性が払うべきなんだろうな。」という考えが漠然とあったからです。

交際を進めていくうちに、いよいよ将来を見据えた真剣交際へと差し掛かるタイミングということもあって、将来の金銭感覚を見極めおいた方が良いかなと、食事の会計時、女性に「ごめん、端数分支払ってもらっても良いかな?」とお願いしてみることに。

すると、相手は非常に困惑。


せっかくのデートなのに、そんなこと言うんだ」と言われ、たかしさんも「えっ、そんな反応するの??」と驚いてしまいました。

モヤモヤした気持ちを抱えながらも、せっかくのご縁だしとその後も関係を続けようと努力したものの、結局彼女は「家庭に必要な費用はすべて男性が出すべき」と主張。

自分のお金を使う意思がないことがわかり、たかしさんは交際を終了することになりました。


▼ Case3:初デートの割り勘から逆転の成婚へ(ひろみさん)


婚活パーティーで出会った男性と初デートをしたひろみさん(30代:仮名)。

会話も盛り上がり、もっと知りたいと感じていた矢先、男性から「割り勘でいいですか?」の一言。

えっ!? 割り勘?」と一瞬戸惑いつつも、「はい、大丈夫です。」と応じました。

しかし、心の中では「初デートで割り勘か…女性として見られてないのかな。」と複雑な気持ちに。


駅でのお別れの際、振返って見送ることもなく、沈んだ気持ちで帰宅されたそうです。

その日に男性からお礼LINEが来たものの、このまま交際を継続すべきか悩み、私(佐田)に経緯と共に相談。

確かに初デートから割り勘と言われてしまうと気持ちも沈んでしまいますよね。でも、ひろみさんご自身は割り勘には抵抗があるわけではないと仰っていましたし、お相手との会話やお人柄にはとても好印象をお持ちですから、きちんとお礼を返して、もう少し向き合ってみては?」と伝え、ひろみさんも素直にお礼の返信をしました。


そこからなんと彼の態度が一変。

関係は急展開し、彼が積極的にひろみさんをデートを誘うなど、あっという間にご成婚まで進みました。


後から聞いた話では、男性は以前“金銭的に依存された苦い経験”があり、ひろみさんが対等な価値観を持つ女性かを見極めるため、あえて割り勘を提案してみたそうです。

幸いなことに、ひろみさんが「はい、大丈夫です。」と快く(彼の目には)割り勘にしてくれたを見て、彼は一気に気持ちが高まり、駅でのお別れの際、ひろみさんが帰える姿を見て、「この人だ!」とかみしめていたそうです。

3.デートの会計で、“本当の価値観”が透けて見えてくる

日本官婚推進協会「デートのお会計、その“振る舞い”が関係の未来を決める」-4

一緒に食事をして、お会計を済ませる。
それは誰にとっても日常的なことのはずなのに、なぜか婚活では、この「お金のやりとり」が印象を大きく左右します。

金額の多い・少ないではなく、そこにある“態度”や“気遣い”、あるいは“当然と思っている感覚”
そんな見えづらい部分が、ふとした瞬間に透けて見えるからこそ、感情の温度が一気に変わってしまうこともあるのです。

先程の3つのケースをもとに、支払いの場面がいかにして相手の価値観や人間性を映し出す鏡となるのかを、改めて見ていきます。

◆ Case1:「お釣り」が見せた、信頼の崩れのスイッチ(けいこさん)
「たかがお釣り」と思う方もいるかもしれません。
けれど、この一件でけいこさんが感じたのは、単なる金銭のやりとりではなく、“お金を扱う姿勢から垣間見えた、相手の人間性”でした。

人は、相手に対して好印象を抱いていればいるほど、繊細に感情を動かされます。
だからこそ、ちょっとした“引っかかり”が、思っている以上に心に残るのです。

特に、会計という何気ない日常の場面には、無意識の価値観や配慮の度合いが如実に表れます
お釣りを返すか返さないかだけではなく、そこに「ありがとう」の一言があったかどうか。
その細やかな所作や気配りが、「この人と一緒に過ごしていけるか?」という信頼感に直結しているのです。

つまり、金額の問題ではなく、扱い方の問題
それは、お金を通して相手をどう扱っているのか、という無意識のメッセージにもなっているのです。


◆ Case2:何となく奢ってきたことで、本当に大事なものが見えなくなっていた(たかしさん)

デート代は男性が払うもの
たかしさんは、そんな意識で毎回の食事を全額支払ってきました。

誠実でスマートな振る舞いでしたし、実際にそれで関係性もうまくいっているように見えました。

けれど、交際が進んでいくうちに、「この人と本当に結婚生活を送れるだろうか?」と立ち止まったとき、ふと気になったのが金銭感覚。
思い切って“端数だけでも出してもらえるか”と聞いてみたところ、彼女の反応は予想外のものでした。

そんなこと言う人だとは思わなかった

そのニュアンスの言葉を聞いた瞬間、たかしさんは初めて、「ここまで自分と考え方が違う人だったのか」と気づいたのです。

奢ることが悪いのではありません。

実際、誰かのために気持ちよく支払えるのは、誠意の一つですし、関係を構築する上での非常に良い推進剤になると思います。
しかし、たかしさんのように、関係がうまくいっているときほど、「確認すべきこと」が怠りがちに。
本来は、関係が順調だからこそ、“この人と暮らしていけるだろうか?”と一度立ち止まる視点が必要なのだと思います。


◆ Case3:「えっ・・割り勘」と落ち込んだ気持ちを、冷静に立て直せたからこそ得た“幸せ”(ひろみさん)
初デートでの割り勘に戸惑ったひろみさん。
女性として見られていないのかな…」という気持ちは、恐らく多くの方が共感できるものではないでしょうか。

けれど彼女は、モヤモヤしたまま交際を終わらせるのではなく、「もう少し相手を見てみよう」と思えました。
というのも、デートそのものはとても楽しく、彼の人柄にも惹かれるものがあったからです。
そして何より、彼女自身も普段は「割り勘の方が気を遣わなくて良い」と考えていたタイプだったということもありました。

もちろん、すべての違和感がポジティブな展開につながるとは限りません。
けれど、違和感の正体を見極めようとする姿勢や、一呼吸置いて相手を見直す柔軟さが、信頼のきっかけになることもあるのです。

この事例が象徴しているのは、「割り勘自体は問題ないはずなのに、恋愛となった途端に“私って大事にされてない?”という感情が生まれてしまい、交際終了した方が良いのかな?と悲観してしまったこと」。
それでも彼女は、自分の中に生まれた揺れを客観的に受け止め、冷静に考え直すことで、ご縁をつなぐ選択ができました。

恋愛という気持ちが絡むと、本来の価値観が揺らぎやすくなるのは当然です。
それでも、自分の感情を整え、相手との関係性を丁寧に見つめ直せるかどうか。
そこに、婚活の結果を分ける大きな分かれ道があるのかもしれません。

4.お金のやりとりは、心のやりとり

日本官婚推進協会「デートのお会計、その“振る舞い”が関係の未来を決める」-5

デートでの食事中はとても楽しく会話し、過ごせたとしても、支払いの仕方やその時のやりとりで、その後の交際が大きく変わってしまいます。
その支払いの瞬間に現れる「振る舞い」や「配慮」、あるいは「当然だと思っている感覚」は、相手がどんな価値観で人と向き合っているかを、何よりも如実に映し出します。

たとえば、

● 相手から出してもらったお金の扱い方に、無意識のだらしなさが出てしまったり
● デートのお金をだして関係性を懸命に構築したつもりでも、実は当然だと思っているお相手だったり
● 割り勘の一言が、相手にとっては「自分が大切にされていない」と映ってしまったり
● 相手の提案に一瞬モヤっとしながらも、どう受け止め、返したか、その対応が未来を変えることもあります

それぞれは小さな違和感かもしれません。
でもそのひとつひとつが、恋愛における“信頼の土台”を少しずつ築き、あるいは削っていくのです。
だからこそ大切なのは、「払う/払わない」ではなく、“この人と一緒にいたとき、自分はどう感じたか”。
気持ちよくお金を出せたか、自然と感謝を伝えられたか、
そういった感情のキャッチボールが続けられるかどうかが、結婚に向けての大きな指標になるのだと思います。

支払いは、“その人らしさ”がもっとも無防備に現れる瞬間。
そこに映るのは、金額以上に、「あなたと、どういう関係を築きたいと思っているか」という心の姿勢かもしれません。

もう、迷わない婚活を。
日本官婚推進協会が、あなたのペースに寄り添いながらサポートします。

▶ 公式サイトはこちら
▶ 官婚ブログサイトはこちら
▶ ご成婚退会した方の声

この相談所を知る

日本官婚推進協会

5.0(4)

千葉県 / 柏市

柏駅 徒歩7分

IBJ AWARD BEST ROOKIE受賞

日本官婚推進協会の婚活カウンセラー写真

相談所の特長、料金プランがわかる

相談所の基本情報を見る

この相談所を検討している方へ

あなたに最適な、婚活プランを提案