真剣交際中に確認しておきたい10のチェックポイント
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
- デート
真剣交際は、婚活の中で最も大切な期間です。ここで二人がどれだけ話し合えたかが、そのまま結婚後の暮らしにつながります。逆に、ここで曖昧にしたことは、すべてあとから戻ってきます。
実際、ご婚約の後になってから問題が発覚し、白紙に戻ってしまうケースもあります。仲人が離れたあとに二人だけで話し合うことになるからです。今回は、婚約の前に確認しておきたいことを、感情面と条件面に分けて整理します。
まず、自分の迷いを「数字」にしてみる
チェックリストの前に、ひとつだけ便利な問いをご紹介します。
「今、何パーセントですか?」
「この人と結婚したいと思えますか」と聞かれると、はいかいいえかで答えなければならない気がして、言葉に詰まってしまいます。でもパーセンテージなら、不思議とすらすら答えられるのです。「60%ぐらい」「90%です」と。
大切なのはその先です。「残りの40%は、何がわかれば埋まりそうですか?」と自分に問い直してみてください。もやもやとした不安が、とたんに「確認すべきこと」に変わります。この記事のチェックリストは、その「残りの何パーセント」を見つけるための地図だと思ってください。
感情面のチェックポイント
条件から入りたくなりますが、先に確かめるべきは気持ちのほうです。
①異性として意識できているか
「いい人だし、いい旦那さんになると思う。でも好きかと言われると……」。このモヤモヤが、最後の一歩を止めているケースは本当に多いです。
ここで必要なのは、答えを出すことではなく、確かめるための時間をつくることです。真剣交際は条件をすり合わせる期間であると同時に、気持ちを育てる期間でもあります。どんなデートをしたら、どんな会話をしたらそれが見えてくるか。そこを考えるのが仲人の仕事です。
②自然なスキンシップに抵抗がないか
手を繋ぐ、距離が近づく。こうしたことに「ちょっと嫌だな」と感じるなら、それは先送りにしてはいけないサインです。ペースの問題なのか、相手に対する気持ちの問題なのか。ご婚約の後になってから「やっぱり無理だった」と気づくのが、お互いにとって一番辛いからです。
③疲れているときこそ、会いたいと思えるか
会いたいかどうかは、元気なときではなく疲れているときによく表れます。一緒にいて気楽でいられる相手かどうか。近くに住んでいて会える環境なのに、真剣交際なのに2週間に1回しか会っていないという場合は、予定の問題だけではないかもしれません。
④言いたいことを、相手に直接言えているか
気になることを、仲人には話せるのに本人には言えない。この状態が続いているなら、少しだけ立ち止まってください。私たちが卒業したあとは、二人で話し合っていくことになるからです。何でも相談できる二人は、ご婚約後もスムーズに進んでいきます。
⑤家族や友人に紹介したいと思えるか
将来のイメージを確かめる、とてもシンプルな問いです。「この人を失いたくない」「友達に会わせたい」と思えるかどうか。ここに迷いがあるなら、その理由を言葉にしてみましょう。
条件面のチェックポイント
気持ちが確かめられたら、次は「これなら大丈夫」という安心感をつくる番です。
①生活基盤
住みたい場所、間取り、家賃の感覚。「新婚のうちは1LDKで十分」と思う人と、「自分の部屋が欲しい」人では、前提が大きく違います。寝室を別にしたいかどうかも、意外と先に話しておいたほうがいいテーマです。
②具体的な生活設計
家事・育児の分担、生活費の負担割合。「相手に合わせます」だけで終わらせず、自分の生活を前提に具体的に話してみてください。お金の話がどうしても切り出しづらい場合は、ファイナンシャルプランの無料セミナーを二人で受けるのがおすすめです。「セミナーで言われたから」という口実ができるだけで、貯蓄額を伝え合えたというカップルもいます。
③仕事の考え方
キャリア形成の重要度合いも大切な視点です。結婚後も今の働き方を続けるのか、家庭を優先して調整するのか。これはお金や時間の使い方のと直結するので、セットで話すとスムーズです。
④伝えていないことはないか
ご家族の事情、健康のこと、信仰など。「伝えたつもり」で伝わっていないケースも多いので、「前にも話したかもしれないけれど」と前置きして改めて伝えるのが安全です。さらに見落とされがちなのが、本人同士は問題なくても、あとから親御さんが反対するパターン。ご家族に関わることは、真剣交際の段階で親御さんにも共有しておくと安心です。
⑤スケジュール感
意外な落とし穴がここです。プロポーズの時期、親御さんへのご挨拶、両家の顔合わせ、同居、入籍、結婚式をするかどうか。とくに、婚約してすぐ入籍したい人と、半年ほど同棲してからにしたい人では、ペースがまったく違います。ここがずれたまま進むと、あとで必ず揉めます。
なお、指輪の下見や式場見学は、実は気持ちが一番盛り上がるデートでもあります。予定を決めるためだけでなく、未来を楽しむ時間として取り入れてみてください。
「もう少し時間が欲しい」の正体
真剣交際で最もよく出る言葉がこれです。もちろん、本当に回数が足りていないだけのこともあります。
ただ、知っておいていただきたいことがひとつ。順調なカップルの多くは3ヶ月でご成婚に至ります。そして、4ヶ月、6ヶ月と延びたカップルは、時間をかけた分だけ決めやすくなるのかというと、むしろ逆のことが多いのです。
だから「時間が欲しい」と感じたときは、その中身を分けてみてください。
①自分の問題:決断そのものが怖い。環境が変わることへの不安
②相手の問題:具体的に引っかかる言動や、未解決の懸念がある
③時間の問題:単純に一緒に過ごした量が足りていない
このうち2番なら、話し合いか確認で解決できます。3番なら、会う回数を増やす計画を立てるだけ。一番危険なのは、理由を見ないままただ待つことです。時間だけが過ぎて、気持ちのほうが離れてしまうことがあります。
もちろん、「3ヶ月だから決める」は本末転倒です。期限に合わせて無理に決めた結婚は、必ずあとで無理が出ます。大切なのは期間ではなく、その3ヶ月で気持ちが追いつくように過ごせたかです。
準備に疲れたら、一度「結婚」を忘れてみる
ある男性のケースです。プレ交際はとても良い雰囲気で、順調に真剣交際へ進みました。ところが入った途端、デートの間隔が開き、報告のトーンも下がっていきました。
話を聞いてみると、「結婚と考えると、本当にこの人でいいのか、そもそも自分は結婚したいのかまで考えてしまう」とのこと。お相手に不満はない。そこで両方の仲人で相談し、一度「結婚準備期間」という前提を外して、ただ楽しいデートをしてみようと提案しました。
結果、楽しい時間を重ねるうちに気持ちが落ち着き、「やっぱりこの人がいい」とご成婚・ご入籍へ進みました。
準備の話ばかりが続くと、二人の関係はプロジェクトのようになっていきます。手を止めて、なぜこの人と一緒にいたいと思ったのかを思い出す時間も、真剣交際には必要です。
チェックリストを「尋問リスト」にしないために
最後に、使い方のコツを。
・1回のデートにつき1テーマまで。一気に確認しようとすると面接になります。
・リストは、相手と共有して一緒に埋める。隔てをなくすだけで、同じ質問が協力作業に変わります。
・答えが違っても、すぐに結論を出さない。違いが見つかること自体は失敗ではなく、話し合えた証拠です。
まとめ
・迷ったら「今何パーセント」と問い、残りを埋める方法を考える。
・感情面は5つ:異性としての意識、スキンシップ、会いたい気持ち、直接言えるか、紹介したいか。
・条件面は5つ:生活基盤、生活設計、仕事、伝えていないこと、スケジュール感。
・「時間が欲しい」は、理由を分けて考える。
・準備に疲れたら、楽しむ日をつくる。
チェックリストは、相手を審査するためのものではありません。自分の不安を、手の届く大きさに分解するための道具です。
EverAfterでは、真剣交際の間も定期的に面談の時間をとり、感情面と条件面の両方を一緒に確認しています。「このモヤモヤを伝えていいのだろうか」と迷うことこそ、一番先に話してください。言葉にするだけで輪郭がはっきりし、次にやるべきことが見えてきます。安心して婚約の日を迎えられるよう、最後まで伴走します。