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縁結びサロン「ゆるり」
対人支援歴15年のプロコーチが直接伴走する超少人数制サポート
心を掴むプロフィールとメッセージの作り方こんにちは。愛知県安城市の結婚相談所「縁結びサロン『ゆるり』」の、てしまです。前回までの2章で、男性と女性、それぞれの心の中にある「脚本」を一緒に読み解いてきました。お互いの考え方の違いが、少しだけ身近に感じられるようになったでしょうか。さて、第7章。心の準備と相手への理解が深まったところで、いよいよ物語の最初のページを開きます。テーマは、婚活における最初の関門、「プロフィールと初回メッセージの作り方」です。これは、まだ見ぬ未来のパートナーに贈る、あなたからの最初のプレゼント。心を込めて、でも戦略的に、準備していきましょう。まず、ご自身のプロフィールを少し見返してみてください。それは、単なるスペックを並べた「履歴書」になってはいないでしょうか。もちろん、年齢や職業といった情報も大切です。しかし、人が本当に心惹かれるのは、その奥にある、あなたという人間の「物語」です。自己紹介文では、スペックの羅列に終始するのではなく、「あなたがどんな人間で、パートナーとどのような人生を築いていきたいか」を、あなた自身の言葉で語ってみてください。そうすることで、読んだお相手があなたという人間を立体的に想像できるようになるのです。 難しく考える必要はありません。「休日は、二人で美味しいコーヒーを淹れて、ゆっくり話す時間があったら嬉しいです」そんな一文があるだけで、あなたとの未来が、ぐっと具体的に、そして温かく想像できるのです。テクニックよりも、誠実さやあなたらしさが、何よりの魅力になります。 そして、プロフィールの成否を分ける最も重要な要素。それは、言うまでもなく「写真」です。これはもう、必須科目だと考えてください。プロのカメラマンに撮影を依頼することは、婚活における最も費用対効果の高い「投資」です。清潔感があり、温かみのある、自然な笑顔。そんな一枚が、何百もの言葉以上に、あなたの魅力を伝えてくれます。そして、信頼性の観点からも、必ず最新のものを掲載しましょう。さて、いよいよメッセージです。ここで絶対に避けたいのが、誰にでも送れる「定型文」。それは、残念ながらその他大勢のメッセージの中に埋もれてしまいます。心に響くメッセージの構成は、実はとてもシンプルです。 (「〇〇がお好きなんですね」「自己紹介文の△△という言葉に共感しました」など。これは「あなたのプロフィールを、ちゃんと読みましたよ」という敬意の証になります)(「実は私も〇〇が好きで…」「△△という考え方、素敵ですね。私も…」など)(「最近、どこか素敵な〇〇に行かれましたか?」など。YES/NOで終わらない、少しだけ答えやすい質問が理想です)男性がご自身の経歴や仕事について語るのは、自分の価値を伝えたいという誠実な気持ちの表れです。しかし、それが一方的な自慢話に聞こえてしまうことがあるのも事実。 メッセージでは、「すごいですね」といった外見やスペックへの賛辞から一歩踏み込んで、「プロフィールに書かれていた〇〇への情熱に感銘を受けました」といった、相手の内面や価値観に触れる言葉を選んでみてください。その方が、はるかに知的で、誠実な印象を与えることができるはずです。そして、女性のあなたへ。もし、アプローチを「待つ」だけの姿勢になっているとしたら、少しだけ勇気を出してみませんか。30代の婚活市場において、女性からの積極的なアプローチは、自信と真剣さの表れとして、好意的に受け取られることが非常に多いのです。あなたが心を込めて送った思慮深いメッセージは、その他大勢の中からあなたという存在を際立たせ、素晴らしいご縁を引き寄せる、何よりのきっかけになるかもしれません。プロフィールと最初のメッセージは、まだ見ぬ誰かとの、最初の心の握手です。テクニックに走りすぎず、相手への敬意と誠実な関心を込めること。それが、すべての基本です。さて、最初の扉は開かれました。次回は、いよいよ初デート。**「対話の技術–ぎこちない会話から真の繋がりへ」**と題して、二人の距離を縮める会話のコツについてお話しします。また明日、ここでお待ちしていますね。ソースと関連コンテンツ
こんにちは。愛知県安城市の結婚相談所「縁結びサロン『ゆるり』」の、てしまです。前回は、女性の皆さんに向けて、30代男性の心の「脚本」を読み解くヒントをお話ししました。彼らが求める「安心感」の正体が、少し見えてきたでしょうか。さて、第6章。今回は脚本をひっくり返して、男性のあなたに向けてお話しします。テーマは、「30代の女性が、結婚相手に本当に求めているものは何か」です。女性の言葉や行動の裏には、男性が思うのとは少し違う、彼女たちだけの「脚本」が存在します。それを理解することは、あなたの誠実さを、より深く、正しく彼女に届けるための、何よりの近道になるはずです。婚活の場で、女性から職業や年収について質問されると、男性は少し身構えてしまうかもしれません。「まるで品定めされているようだ」と。ですが、少しだけ見方を変えてみてください。30代の女性がそれを尋ねるのは、多くの場合、単なる拝金主義からではありません。それは、将来の生活基盤に対する、極めて現実的で真剣な眼差しなのです。特に、子どもを持つことを視野に入れている場合、それは自分一人の問題ではなく、これから生まれるかもしれない家族という「チーム」全体の未来に関わる、とても重要な要素になるのです。 彼女たちは、あなたの財布の中身を覗き込んでいるのではありません。あなたと共に、「安定した未来」という名の船を漕ぎ出せるかどうかを、真剣に確かめようとしているのです。男性にとって会話が「情報伝達」の手段であるのに対し、女性にとっての会話は「関係性を育む」ための、いわば生命線のようなものです。 ですから、頻繁で、意味のある対話は、信頼を築き、精神的な繋がりを感じるために、彼女たちにとっては不可欠な要素なのです。もしあなたが、コミュニケーションを少し怠ってしまうと、それは単に「無口な人」と見られるだけでなく、「私への関心が薄いのかな」「感情的に未熟な人なのかもしれない」と、あらぬ誤解を生んでしまう可能性すらあります。 もう一つ、現代の30代女性が強く求めていることがあります。それは、単なる「稼ぎ手(Provider)」ではなく、家事や育児を分担し、共に家庭を運営していく真の「パートナー」である、という視点です。 もちろん、安定した収入は今も昔も変わらず重要です。しかし、それだけを理由に家庭内の責任を一方的に女性に押し付けようとする姿勢は、現代の婚活市場では通用しない、と考えた方が良いでしょう。男性は、ご自身の価値を示すために、出身大学や勤務先といった経歴を語ることがあります。それは、あなたという人間を誠実に伝えようとする、真面目さの表れでしょう。しかし、これが一方的な自慢話に聞こえてしまうリスクがあることも、少しだけ心に留めておいてください。 相手への純粋な好奇心や質問とバランスが取れていない自己開示は、「自分のことばかり話す人だな」という自己中心的な印象を与えかねないのです。 婚活の場でよく起こる、男女間のすれ違いを、少しだけ翻訳してみましょう。彼女が言う:「今日、上司が本当にひどかったの」あなたの思考:「問題発生。解決策を提示せねば」→「人事に報告すべきだよ」彼女の思考:「ストレスでいっぱい。感情を共有したい」→聞きたい言葉は「それは大変だったね。もっと聞かせて」 あなたが言う:「〇〇大学を出て、今は△△で働いています」あなたの思考:「稼ぎ手としての安定性と価値を示している」 彼女の思考:「自慢話…?私のことには一つも質問してくれないな」 彼女が尋ねる:「お金の使い方って、どう考えてる?」あなたの思考:「俺の金遣いに探りを入れているのか?」彼女の思考:「将来を共にする上で、金銭感覚が合うか知りたいな」 いかがでしょうか。悪気がないどころか、むしろ善意からくる言動が、意図せずすれ違いを生んでいるのです。女性の言葉の裏にある脚本を理解し、彼女が本当に求めているものに応えること。それは、小手先のテクニックではありません。あなたの持つ優しさや誠実さを、最も効果的に彼女の心に届けるための、最高のコミュニケーションなのです。さて、男女双方の脚本が見えてきました。次回は、いよいよ最初の関門、**「心を掴むプロフィールとメッセージの作り方」**についてお話しします。物語の最初のページを、どう書き始めるか。一緒に考えていきましょう。また明日、ここでお待ちしていますね。
異性の脚本を読み解く(女性編)–男性が本当に求めるものこんにちは。愛知県安城市の結婚相談所「縁結びサロン『ゆるり』」の、てしまです。前回は、婚活という冒険の旅を乗り切るための「マインドセット」についてお話ししました。心のコンパスの針が、少しだけクリアに見えてきたでしょうか。さて、第5章。ここからは、あなたの物語のもう一人の主人公である「お相手」の心を、深く探る旅に出かけましょう。今回は女性のあなたに向けて、「30代の男性が、結婚相手に本当に求めているものは何か」というテーマを、一緒に読み解いていきたいと思います。男性の行動や言葉の裏にある「脚本」を理解することは、決して相手に媚びることではありません。それは、あなたの優しさや魅力を、より深く、正しく彼の心に届けるための、思いやりに満ちたコミュニケーション術なのです。もし、30代の男性が結婚相手に求めるものを、たった一つの言葉で表現するとしたら。それは、間違いなく「安心感」です。 20代の頃のような、ドキドキする刺激的な恋愛も素晴らしいものです。しかし、仕事での責任が増し、社会の荒波の中で戦っている30代の男性にとって、家庭は戦場であってはなりません。彼らが心から願うのは、鎧を脱いで、心から安らげる聖域なのです。 彼らがパートナーに求めているのは、新たなドラマやプレッシャーではなく、穏やかで安定した日常。この大前提を理解することが、男性心理を読み解く上での、最も重要な鍵となります。では、男性が感じる「安心感」とは、具体的にどのような行動や姿勢から生まれるのでしょうか。「あなたを、もっとこう変えたい」ではなく、「今のあなたのままで素晴らしい」と受け入れてくれる。仕事や趣味に没頭する時間を理解し、それを応援してくれる女性に、男性は強い魅力を感じます。 これは、何もプロ級の料理の腕前を求めているわけではありません。「自分のために、温かい食事を用意しようとしてくれる」「部屋を心地よい空間にしようと整えてくれる」といった、ささやかな家庭的な側面に、男性は「この人と一緒なら、温かい家庭を築けそうだ」という未来を想像するのです。 ここで、男女間のコミュニケーションでよく起こる「すれ違い」についてお話しします。例えば、あなたが職場の愚痴をこぼしたとします。あなたの心は「大変だったね」という共感を求めている。しかし、男性の脳は、それを「解決すべき問題」としてインプットし、「人事に相談すべきだ」といった具体的な解決策を提示してしまうことがあります。 こんな時、「違う、そうじゃないの!」と感情的になるのではなく、「解決策が欲しいんじゃなくて、ただ『大変だったね』って聞いてくれるだけで嬉しいな」と、優しく翻訳して伝えてあげる。この小さな工夫が、二人の心の距離をぐっと縮めます。ここからが、少し本質的なお話です。実は、30代男性にとって結婚とは、経済的にも、時間的にも、そして感情的にも、人生の大きなリソースを投下する一大投資であり、同時に大きなリスクを伴う決断でもあります。 そのため、お見合いやデートの過程は、意識的か無意識的かにかかわらず、お相手の女性が「将来のパートナーとして、リスクが低いかどうか」を査定するプロセスになっているのです。過度に感情的であったり、常に不平不満を口にしたり、あるいは自己中心的で要求が多かったりする女性は、「将来的に多くの対立やストレスを生む可能性が高い」と判断され、「ハイリスク」な投資先として分類されてしまう可能性があります。一方で、男性が求める「安心感」とは、本質的には「ローリスク」であることのシグナルに他なりません。穏やかで、前向きで、精神的に自立しているパートナーは、安定的で平和な、すなわち成功確率の高い長期的なパートナーシップを予感させます。彼女は、男性にとって「安全な投資先」なのです。どうか誤解しないでください。これは、男性に従順になることを推奨するものでは、決してありません。むしろ、極めて「戦略的」になりましょう、というご提案です。あなたが本来持っている、感情的な安定性、相手への敬意、そして支えようとする姿勢を、効果的に、そして誠実に示すこと。それこそが、「私はあなたにとって、リスクが低くリターンの大きい、最高のライフパートナーです」と伝える、最も強力なメッセージとなるのです。さて、男性の脚本が少し見えてきたでしょうか。次回は、脚本をひっくり返して「異性の脚本を読み解く(男性編)」をお届けします。30代女性が、パートナーに本当に求めているものについて、男性の皆さんと一緒に考えていきましょう。また明日、ここでお待ちしていますね。
こんにちは。愛知県安城市の結婚相談所「縁結びサロン『ゆるり』」の、てしまです。前回は、あなた自身の「譲れない条件」を見つめ直し、婚活の羅針盤(コンパス)を手に入れる、というお話をしました。自分が本当に望む未来がどちらの方向にあるのか、少し見えてきたでしょうか。さて、第4章。今回は、そのコンパスを手に、いよいよ冒険の旅へと出発します。テーマは、旅の途中で嵐に見舞われても、道に迷っても、しなやかに前に進むための「心の持ちよう」、つまり「マインドセット」についてです。具体的なテクニックを学ぶ前に、まず心を整える。これが、婚活という長い旅を、実り豊かなものにするための、何よりの秘訣なのです。婚活を始めると、多くの方が無意識のうちに「私は、相手から選ばれるだろうか?」という、少し受け身の姿勢になってしまいます。これは、ごく自然な感情です。ですが、少しだけ視点を変えてみませんか。結婚とは、どちらかが一方的に選ぶものではなく、二人がお互いを選び合う、対等なパートナーシップのはずです。 ですから、心のベクトルをこう転換してみるのです。「私と共に、これからの人生を豊かに築いていける人は、一体誰だろう?」と。 不思議なもので、この視点を持つだけで、心の主導権をすっと自分に取り戻すことができます。あなたは、オーディションの舞台に立つ候補者ではなく、この物語の主人公であり、監督でもあるのですから。30代の婚活で、多くの方を悩ませる感情。それが「焦り」です。 周りの友人たちの幸せそうな報告、年齢に対する意識…。焦るなという方が、難しいかもしれません。しかし、あからさまな焦りは、お相手にプレッシャーを与えてしまい、あなたの魅力を半減させてしまうことがあります。 では、どうすればこの厄介な感情と上手に付き合えるのか。一つ、おすすめしたいのは、「計画的に婚活を休む日を作る」ことです。 毎週水曜日はアプリを見ない、とか、今週末は趣味に没頭する、とか。意図的に婚活から離れる時間を作ることで、心に余白が生まれます。そしてもう一つ。成婚という大きなゴールだけを見つめるのではなく、「小さな成功」を自分でちゃんと祝ってあげること。「今日のお見合い、リラックスして話せたな」「メッセージのやり取りで、相手を笑顔にできたかも」そんな些細な一歩を、自分で自分を褒めてあげる。この積み重ねが、心の栄養になるのです。婚活では、プロフィールに書かれた年齢や年収、学歴といった、いわば「静的な価値」が最初に目に入ります。特に女性は、年齢という数字に心を揺さぶられがちですよね。 しかし、最終的に人が人の心に惹かれるのは、そこではありません。お見合いやデートで実際に会った時に発揮される、「動的な価値」こそが、本当のあなたの魅力なのです。「動的な価値」とは、例えば、穏やかで、前向きな言葉遣い 相手の話に、純粋な好奇心を持って耳を傾ける姿勢 たとえお断りされても、それを相手の選択として尊重し、優雅に受け止める心の強さ のことです。あなたのスペックという「静的な価値」を、何倍にも輝かせる人。私たちは、そういう方を「バリュー・マルチプライヤー(価値増幅者)」と呼んでいます。逆に、どんなに素晴らしいスペックを持っていても、不平不満や焦りを見せて、自らの価値を毀損してしまう人もいます。婚活市場におけるあなたの価値は、固定的ではありません。あなたの心の持ちよう一つで、いくらでも高めていくことができるのです。婚活には、相手の気持ちや、どんな人と巡り会うかなど、自分ではコントロールできない要素がたくさんあります。そこに心を悩ませても、疲れてしまうだけです。大切なのは、100%、あなたがコントロールできるものに集中すること。それは、あなたの「姿勢」であり、「心の持ちよう」です。変えられない過去やスペックに囚われるのではなく、今この瞬間から磨ける、あなた自身の内なる輝きに目を向ける。それこそが、婚活という冒険を、あなただけの素晴らしい物語に変えるための、最も確かな一歩なのです。さて、心の準備は整いました。次回は、いよいよ異性の心を深く探る旅に出ます。まずは**「異性の脚本を読み解く(女性編)」**。30代男性が、パートナーに本当に求めているものについて、一緒に考えていきましょう。また明日、ここでお待ちしていますね。
こんにちは。愛知県安城市の結婚相談所「縁結びサロン『ゆるり』」の、てしまです。前回は、20代の頃の成功体験という、少し重たくなった鎧を脱ぎ捨てるお話をしました。過去から自由になり、心が軽くなった今、いよいよ未来に目を向ける準備が整いました。さて、第3章。ここからは、この婚活という物語の主人公である「あなた自身」を深く知るための時間です。多くの方が婚活を始める時、まず「譲れない条件」のリストを作ります。それは、まるで旅の持ち物リストのようですね。しかし、そのリストは本当に、あなたの幸せな未来に必要なものでしょうか?今日は、そのリストを一緒に見直し、あなたを縛る鎖から、未来を照らすコンパスへと変えていく、大切な自己分析の旅にご案内します。「年収は〇〇円以上、身長は〇〇cm以上、学歴は…」リストアップを始めるその前に、少しだけ立ち止まって、ご自身の心に問いかけてみてください。「なぜ、私は結婚したいのだろう?」「結婚を通じて、どんな人生を、どんな毎日を送りたいのだろう?」 これは、婚活の根幹に関わる、最も重要な問いです。誰かに見せるためでも、世間体を気にしてでもなく、あなた自身の心が本当に求めているものは何でしょう。穏やかで、笑いの絶えない毎日でしょうか。それとも、お互いを高め合い、共に成長できる刺激的な関係でしょうか。この「なぜ」という問いに立ち返ることで、婚活の軸が「他人の評価」から**「あなた自身の幸福」**へと、ぐっと引き寄せられます。婚活をしていると、「高望みは良くない」という言葉を耳にすることがあります。ですが、私はここで「妥協しましょう」と言いたいわけではありません。大切なのは「妥協」ではなく、**「戦略的」**になることです。そのための具体的な方法が、あなたの条件を2種類に分けてみることです。Must-Have(絶対条件):これがないと、パートナーシップが成り立たない、という核になる価値観。家の「基礎」の部分ですね。例えば、「お互いの仕事を尊重できること」「金銭感覚が大きくずれていないこと」などです。Nice-to-Have(あれば嬉しい条件):あくまで個人の好みや希望。こちらは、家の「インテリア」のようなものかもしれません。「趣味が同じ」「身長が高い」など、なくても家の基礎は揺るがないものたちです。この分類をしてみると、意外と多くの条件が「Nice-to-Have」だったことに気づく方が多いのです。ここからが、今日の話の最も大切な部分です。以前、私がサポートした会員様で、「年収〇〇万円以上」という条件を絶対に譲れない、と話す女性がいました。お人柄も素敵な方なのに、その条件でご縁を狭めているのが、もったいなく感じられたのです。じっくりお話を聞いてみると、彼女は幼い頃、ご両親がお金で苦労する姿を見て育ち、「お金がないことは、不幸に直結する」という強い思い込みを抱えていました。彼女が本当に求めていたのは、贅沢な暮らしではなく、「経済的な不安を感じずに、安心して暮らしたい」という切実な願いだったのです。 その根底にある「本当に満たしたいニーズ」に気づけた時、彼女の視界は大きく開けました。高収入でなくとも、堅実な金銭感覚を持ち、何より彼女のキャリアを心から応援してくれる男性も、そのニーズを満たしてくれる存在になり得る。そう気づいた彼女は、条件を緩め、ほどなくして素晴らしいパートナーとご成婚されました。このように、一つひとつの条件の裏にある「恐れ」と向き合い、それを「本当に満たしたいニーズ」に変換して捉え直す。そうすることで、凝り固まっていた条件設定は解き放たれ、より本質的な視点からパートナーを探す、しなやかな強さが生まれます。自己分析とは、自分にダメ出しをすることではありません。自分がいかに多くの可能性を持っているかに気づくための、宝探しのようなものです。あなたの条件リストを、相手をふるいにかけるための「チェックリスト」から、あなた自身の幸せな未来を指し示す「コンパス」へと変えていきましょう。次回は、そのコンパスを手に、いよいよ冒険の旅に出ます。テーマは「成功を引き寄せるマインドセット」。婚活という感情の波を乗りこなすための、心の持ちようについてお話しします。また明日、ここでお待ちしていますね。
こんにちは。愛知県安城市の結婚相談所「縁結びサロン『ゆるり』」の、てしまです。前回の記事では、IBJ婚活の全体像についてお話ししました。しかし、その道のりを知った上で、ふとこんな不安が頭をよぎる方もいらっしゃるのではないでしょうか。「自分は、結婚相談所に向いているんだろうか?」「もし、時間もお金もかけたのに、うまくいかなかったら…」この問いが心に浮かぶのは、あなたが真剣に婚活と向き合っている何よりの証拠です。今日は、その大切な問いに、一緒に向き合ってみましょう。これは、あなたに「向いている」「向いていない」とレッテルを貼るための記事ではありません。IBJで幸せなご成婚を掴む方々と、残念ながら活動が難航してしまう方々の間にある「5つの決定的な違い」を知ることで、あなたの婚活を成功へと導くための「心のコンパス」を手に入れるための時間です。長年、多くの会員様の婚活をサポートさせていただく中で、活動がうまくいく方には、いくつかの共通点があることに気づきました。それは、スペックや容姿といった表面的なことではありません。婚活への「向き合い方」そのものに、大きな違いがあるのです。成功する人は…「私と共に、人生を歩むにふさわしいパートナーは誰だろう?」という視点で、主体的に活動されています。お相手のプロフィールをじっくり読み、自らお見合いを申し込み、出会いを創り出していきます。婚活という車の運転席に、しっかりとご自身が座っているイメージです。 一方、活動が難航しがちな方は…「誰かから選ばれるだろうか?」という受け身の姿勢になりがちです。お申し込みを待つばかりで、お断りが続くと「自分には魅力がないんだ」と落ち込んでしまう。これは、車の助手席で、ただ景色が変わるのを待っている状態に似ています。成功する人は…私たち仲人のことを、二人三脚でゴールを目指す「コーチ」や「パートナー」として信頼してくれます。うまくいかない時は素直に相談し、客観的なアドバイスを一度は試してみる、という柔軟性を持っています。 一方、活動が難航しがちな方は…ご自身の過去の恋愛経験や価値観に固執してしまい、アドバイスに耳を傾けるのが少し苦手な場合があります。「でも」「だって」という言葉が先に立ち、なかなか新しい一歩を踏み出せずに時間だけが過ぎてしまうのです。成功する人は…お相手の年収や学歴といった「条件」も参考にしつつ、最終的には「一緒にいて心地よいか」「価値観が合うか」といった内面を重視します。減点法ではなく、お相手の良いところを見つける加点法で、出会いを大切に育んでいきます。 一方、活動が難航しがちな方は…理想の条件リストが非常に長く、一つでも当てはまらないとすぐにお相手を「ナシ」と判断してしまいます。これは、素晴らしい出会いの可能性を、自ら狭めてしまっている状態と言えるかもしれません。 成功する人は…お見合いや交際で「お断り」されても、それを人格否定とは捉えません。「ご縁がなかっただけ」「今回はタイミングが違った」と気持ちを切り替え、「次にもっと良い出会いがある」と前を向きます。 一方、活動が難航しがちな方は…一つひとつのお断りに深く傷つき、自信を失ってしまいます。「どうせ次もダメだろう」と、活動そのものへの意欲が低下してしまうのです。成功する人は…ドキドキするような恋愛感情だけでなく、その先にある穏やかな「日常」や「生活」を共に創っていけるかを大切にします。派手さよりも、安心感や信頼感を重視する傾向があります。 一方、活動が難航しがちな方は…20代の頃のようなドラマチックな恋愛を求め、お相手に常にときめきを要求してしまいます。しかし、結婚は日々の生活の積み重ね。恋愛と結婚の違いを理解することが、時に必要になるのです。 さて、5つの違いを読んでみて、あなたはどう感じましたか?もし、少し耳の痛い項目があったとしても、まったく心配する必要はありません。なぜなら、これらはすべて、あなたの「意識」一つで、今日から変えていけることだからです。「自分は結婚相談所に向いていないかも」という不安は、「今のままでは、うまくいかないかもしれない」という、あなた自身からの大切なサインです。そのサインに気づけたことこそが、成功への第一歩。もし、一人で向き合うのが難しいと感じたら、いつでも私たち仲人を頼ってください。あなたが運転席に座り、自信を持って婚活のハンドルを握れるよう、隣でしっかりとナビゲートします。次回は、その第一歩として、あなたの婚活の羅針盤となる「『譲れない条件』の再定義」についてお話しします。あなたの新しい物語を、心から応援しています。
こんにちは。愛知県安城市の結婚相談所「縁結びサロン『ゆるり』」で、コーチをしております、てしまです。「IBJの婚活って、一体どんな流れで進むんだろう?」「結婚相談所って、何だか複雑で難そう…」「そもそも婚活って何をするんだろう?」本気で結婚を考え始めたとき、期待と同じくらい、たくさんの不安が心をよぎるのは当然のことです。手探りで進む婚活は、まるで地図を持たずに見知らぬ土地を旅するようなものかもしれません。このブログ連載では、そんなあなたの不安を一つひとつ解消し、婚活という旅を安心して歩むための、確かな「地図」となるような情報をお届けしていきます。記念すべき第1回は、この旅の全体像を示す「IBJ婚活の完全攻略ガイド」です。ご入会からご成婚までの全ステップを、順を追って丁寧に解説しますので、ぜひ最後までお付き合いください。IBJの婚活は、闇雲に進むものではありません。成婚という目的地に向かって、明確なステップが用意されています。一つひとつの段階で何をすべきかが決まっているので、安心して活動に集中できるのが大きな特徴です。それでは、各ステップで何をするのか、ひとつひとつお話していきますね。すべての物語は、ここから始まります。なぜなら、ここで作成するプロフィールが、未来のパートナーがあなたを初めて知る「きっかけ」になるからです。最初のステップは、私たち仲人(カウンセラー)との面談です。これは、あなたが相談所を選ぶだけの時間ではありません。私たちもまた、「あなたの人生に、最後まで伴走できるか」を真剣に考える時間です。あなたの価値観、結婚観、そして少しの不安。すべてを、ありのままにお聞かせください。以前、とても誠実で素敵な男性会員様がいたのですが、写真が少し硬く、自己PRも控えめだったため、なかなかお見合いに繋がりませんでした。そこで、私と一緒に文章を練り直し、提携先のスタジオでリラックスした表情の写真を撮り直したところ、お申し込みが5倍に増えた、なんてこともありました。それくらい、プロフィールは重要なのです。このプロフィール作成と写真選びは、婚活の成功を左右する非常に重要な工程ですので、今後の記事でじっくりと解説しますね。ワンポイントアドバイス自己PR文では、スペック(仕事や年収)だけでなく、あなたの「人柄」が伝わる休日の過ごし方や好きなことを一つ、具体的に書いてみましょう。「映画鑑賞」だけでなく「休日にレイトショーでSF映画を観るのが至福の時間です」と書くだけで、ぐっと親近感が湧きますよ。いよいよ、未来のパートナー候補との出会いが始まります。ここでの目的は、お互いを深く知ることではなく、まず「会ってみる」という次への扉を開くことです。IBJの専用アプリを使えば、いつでもどこでも、ご自身のペースでお相手を探すことができます。もちろん、私たち仲人があなたに合いそうなお相手をご紹介することも大切な役目の一つです。 気になるお相手が見つかったら、お見合いを申し込みます。お互いの合意が取れれば、ホテルのラウンジなどで1時間ほどお茶をしながらお話しするのが一般的です。ここでは「また会いたいな」と思えるかどうか、お互いのフィーリングを確かめます。初対面での会話は誰もが緊張するもの。この「お見合い」を成功させる秘訣も、今後の記事で詳しくお話しします。ワンポイントアドバイスお見合いは面接ではありません。まずは「相手を知りたい」という気持ちを大切に、質問7割、自分の話3割くらいのバランスを意識すると、会話が弾みやすくなりますよ。お見合いでお互いが「また会いたい」と感じたら、「仮交際」のステージに進みます。ここでの目的は、お相手を一人に絞ることではなく、友人として関係を深め、結婚相手としての可能性を探ることです。仮交際は、お相手をより深く知るための「お友達期間」のようなものです。この期間中は、複数の方と同時に交際を進めることが認められています。食事やデートを重ねながら、価値観や居心地の良さを確かめていきましょう。つまずきやすいポイント仮交際で多くの方が悩むのが、「連絡の頻度」と「デートのペース」です。ここで関係が自然消滅してしまうケースは少なくありません。大切なのは、お互いの心地よいペースを見つけること。焦りすぎず、でも関心があることはきちんと示す。この絶妙なバランスの取り方についても、別の記事で詳しく解説予定です。仮交際を経て、「この人と、結婚を前提にお付き合いをしたい」と心に決めたお相手が見つかったら、いよいよ「真剣交際」へと進みます。真剣交際は、結婚を前提とした、一人のお相手とだけ向き合う期間です。ここからは、より深いお話、例えばお金のこと、家族のこと、将来の住まいなど、結婚後の生活に関する「価値観のすり合わせ」を行っていきます。 つまずきやすいポイント心地よい関係だからこそ、お金や家族といった現実的な話をしづらい、と感じる方が多いです。しかし、これを避けてしまうと、後々「こんなはずじゃなかった」という大きなすれ違いの原因になります。この段階でしっかり向き合うからこそ、安心して成婚に進めるのです。結婚を決める前に、お二人で話し合っておくべき大切なテーマについては、この連載の後半でしっかりと触れていきます。お二人の結婚への意思が固まったら、いよいよプロポーズです。そして、親御様へのご挨拶などを経て、晴れて「成婚退会」となります。ここまで各ステップを見てきましたが、実は、このすべての段階を貫く、たった一つの大切な心構えがあります。それは、「素直さ」です。 以前、ご自身の考えがしっかりしているあまり、なかなか活動が前に進まなかった女性会員様がいました。でもある時、「てしまさんを信じて、一度だけ言われた通りにやってみます」と、少しだけお相手への希望条件を広げ、お見合いでの話し方をアドバイス通りに変えてみたのです。すると、今まで出会えなかったタイプの方と意気投合し、トントン拍子でご成婚に至りました。彼女が最後に言った「もっと早く素直になればよかった」という言葉が、今でも忘れられません。婚活は時に、自分の思い通りにいかないこともあります。そんな時、私たちの客観的なアドバイスに、少しだけ耳を傾けてみる。その柔軟な姿勢が、停滞した状況を打破する大きな力になるのです。ここまでお読みいただき、ありがとうございます。IBJの婚活が、どのようなステップで進んでいくのか、全体像を掴んでいただけたでしょうか。一見すると、たくさんのステップがあって大変に思えるかもしれません。ですが、どうか安心してください。この旅のすべての道のりにおいて、私たち仲人がすぐそばであなたを支えます。 プロフィール作成に悩んだとき、お見合いで何を話せばいいか分からなくなったとき、交際相手の気持ちが分からず不安になったとき…。いつでも、どんなことでも、私たちにご相談ください。何から始めればいいか分からないあなたへ。まずは無料カウンセリングで、あなた専用の婚活ロードマップを一緒に作成しませんか?あなたの新しい物語が、ここから始まることを心から願っています。
こんにちは。縁結びサロン「ゆるり」の、てしまです。11日間にわたり、この長い物語にお付き合いいただき、本当にありがとうございます。自分の内面を深く見つめ、異性の心を理解し、時には勇気を出して大きな決断と向き合う。それは、決して平坦な道のりではなかったことでしょう。ここまでたどり着いたあなたに、心からの拍手を送ります。さて、最終章。今日は、この物語のエンディングであり、そして、あなたの新しい物語のプロローグとなるお話をします。婚活という旅をしていると、私たちはつい「成婚」という名のゴールテープを切ることばかりを考えてしまいます。ですが、どうか忘れないでください。成婚は、ゴールではありません。それは、お二人で歩む、生涯にわたるパートナーシップという、壮大な旅の「スタートライン」なのです。結婚式という特別な一日は、あっという間に過ぎていきます。しかし、結婚生活という、穏やかで、時には少し波のある日常は、これから何十年と続いていくのです。この視点の転換こそが、あなたのこれからの人生を、より豊かで、幸せなものにするための、最初の羅針盤となります。では、その長い旅を、幸せに続けていくための秘訣とは何でしょうか。実は、そこに特別な魔法や、派手な秘策は存在しません。幸せなパートナーシップを築いている方々が大切にしているのは、日々の、とてもささやかで、温かい心の習慣です。・相手への、日々の優しさ・一人の人間としての、相互の尊敬・小さな過ちを、許し合う心・そして、「この人は、どんなことを考えているのだろう」という、パートナーへの好奇心を失わないこと 昔から、こんな格言があります。「結婚前は両目を見開いて相手を見なさい。結婚したら、片目をつむりなさい」 婚活中は、両目を見開いて、価値観や相性をしっかり見極めることが大切です。しかし、一度パートナーとして歩み始めたのなら、相手の小さな欠点や不完全さには、そっと片目をつむってあげる。完璧を求めるのではなく、お互いの不完全さを受け入れ合う姿勢こそが、心地よい関係を育むのです。この12日間の旅を、少しだけ振り返ってみてください。この旅は、単にパートナーを探すためのものでしたか?きっと、そうではなかったはずです。自分の弱さと向き合い、過去の経験を乗り越え、本当に大切なものを見つめ直す。この婚活という旅は、究極の「自己発見の旅」でもあったのではないでしょうか。 あなたはもう、単に素晴らしいパートナーを「見つける」準備ができただけではありません。この旅を通じて、あなた自身が、誰かにとっての素晴らしいパートナーに「なる」準備が、もうできているのです。私がお渡しできるのは、ここまでです。この12章の物語は、あなたの旅の、一枚の地図のようなもの。しかし、どんなに優れた地図があっても、実際に道を歩き、景色を楽しみ、時には道に迷いながら目的地にたどり着くのは、あなた自身です。もし、その旅の途中で、少しだけ道に迷ったり、経験豊富なガイドが必要になったりした時は、いつでも思い出してください。愛知県安城市の片隅で、「ゆるり」という名の灯りをともして、私がいつでもここにいることを。あなたの新しい物語が、たくさんの笑顔と、温かい喜びに満ちたものになることを、心から願っています。12日間、本当にありがとうございました。そして、いってらっしゃい。素晴らしい旅を!第1章:なぜ?30代の婚活が「難しい」と感じる本当の理由第2章:過去の恋愛という名の亡霊–20代の成功法則を捨てる勇気第3章:主人公の自己分析–「譲れない条件」を再定義する第4章:内なる世界の冒険–成功を引き寄せるマインドセット第5章:異性の脚本を読み解く(女性編)–30代男性が本当に求めているもの第6章:異性の脚本を読み解く(男性編)–30代女性が本当に求めているもの第7章:最初の遭遇–心を掴むプロフィールとメッセージの作り方第8章:対話の技術–ぎこちない会話から真の繋がりへ第9章:ターニングポイント–「仮交際」から「真剣交際」への移行第10章:拒絶という名の竜に立ち向かう–「もっといい人」シンドロームの克服第11章:クライマックス–「誓い」の前に交わすべき真の対話第12章:新たなる始まり–それは終わりではなく、パートナーシップの幕明け
こんにちは。縁結びサロン「ゆるり」の、てしまです。前回は、決断の場面で心に忍び寄る「拒絶」と「決断麻痺」という二匹の竜との付き合い方について、お話ししました。あなたの心は今、一つの未来を選ぶ勇気に満ちていることと思います。さて、第11章。真剣交際という、穏やかで幸せな時間を過ごしているあなたへ。物語は、いよいよクライマックスを迎えます。今回は、結婚という「誓い」を立てる前に、お二人で必ず交わしておきたい、最も大切で、最も深い対話についてのお話です。これは、お互いを試すための試験ではありません。お二人の未来という名の家を、これから一緒に建てていくための、最初の、そして最も重要な「設計会議」なのです。「好き」という気持ちだけで、結婚生活のすべてを乗り越えていけるほど、人生は甘くない。そんなことは、大人になった私たちは、もう十分に知っていますよね。結婚はゴールではなく、長い共同生活のスタートです。この対話をせずに進んでしまうと、後になって「こんなはずじゃなかった」という、すれ違いが生まれてしまう可能性があります。これからお話しすることは、少し現実的で、ロマンチックではないかもしれません。ですが、この現実的な対話の土台があってこそ、ロマンや愛情は、より一層輝きを増すのです。では、具体的に何を話せばいいのか。結婚生活の土台となる、避けては通れない3つのテーマがあります。私たちはこれを「ビッグスリー」と呼んでいます。最もデリケートで、しかし最も重要なテーマです。 ・家計の管理はどうする?(共有の口座を作る?お財布は別々?)・貯蓄や投資について、どんな考えを持っている?・家や車など、大きな買い物に対する価値観は?・お互いに、隠している借金や奨学金などはない?これは、相手を詮索するための尋問ではありません。「私たち」というチームのお金について、共通のルールを作るための、大切な作戦会議なのです。お二人だけの問題ではなく、お互いの家族も関わってくる大切なテーマです。 ・子どもは欲しい?欲しいなら、いつ頃がいい?・子育てについて、どんな考えを持っている?(教育方針など)・お互いの両親や親族と、どんな風に関わっていきたい?(会う頻度、距離感、将来の介護など)この対話を通じて、お互いがどんな「家族の形」を思い描いているのかを、共有していきます。日々の「当たり前」をすり合わせる、地味ですがとても大切な対話です。 ・将来、どこに住みたい?・仕事はどうする?(共働きを続ける?働き方を変える?)・家事の分担は、どう考えている?・二人で過ごす時間と、それぞれが一人で過ごす時間のバランスは、どう取りたい?「言わなくてもわかるだろう」は、残念ながら他人同士では通用しません。お互いの「当たり前」を言葉にして伝え合うことで、心地よい毎日を創っていくのです。ここで、とても大切な心構えをお伝えします。この対話の目的は、すべての項目で「完全に意見を一致させること」ではありません。生まれも育ちも違う二人が、すべて同じ考えであるはずがないのですから。本当の目的は、価値観が違う部分が見つかった時に、お互いを尊重しながら、どうすれば二人で乗り越えていけるか、その「対話のプロセス」そのものを共有できるかどうか、なのです。 「あなたの考えは、そうなんだね。私はこう思うんだけど、どうすればお互いが心地よくいられるかな?」そんな風に、違いを乗り越えようとする姿勢こそが、結婚生活で本当に問われる力なのです。この少し真面目な話し合いを切り出すのは、勇気がいるかもしれません。そんな時は、「少し未来の夢を語らない?5年後、私たちの生活ってどんな感じになってるかな」と、ポジティブな言葉で誘ってみるのも、一つの手ですよ。この対話という名の山を越えた時、お二人の絆は、恋人から「生涯のパートナー」へと、より深く、確かなものになっているはずです。次回、いよいよ最終章。「新たなる始まり–それは終わりではなく、パートナーシップの幕開け」あなたの物語の、その先へとご案内します。また明日、ここでお待ちしていますね。第1章:なぜ?30代の婚活が「難しい」と感じる本当の理由第2章:過去の恋愛という名の亡霊–20代の成功法則を捨てる勇気第3章:主人公の自己分析–「譲れない条件」を再定義する第4章:内なる世界の冒険–成功を引き寄せるマインドセット第5章:異性の脚本を読み解く(女性編)–30代男性が本当に求めているもの第6章:異性の脚本を読み解く(男性編)–30代女性が本当に求めているもの第7章:最初の遭遇–心を掴むプロフィールとメッセージの作り方第8章:対話の技術–ぎこちない会話から真の繋がりへ第9章:ターニングポイント–「仮交際」から「真剣交際」への移行第10章:拒絶という名の竜に立ち向かう–「もっといい人」シンドロームの克服第11章:クライマックス–「誓い」の前に交わすべき真の対話第12章:新たなる始まり–それは終わりではなく、パートナーシップの幕明け
こんにちは。縁結びサロン「ゆるり」の、てしまです。前回は、「仮交際」から「真剣交際」へという、関係性を次のステージに進めるための大切なターニングポイントについてお話ししました。勇気を出して、次の扉を開こうとしている方もいらっしゃるかもしれませんね。さて、第10章。今回は、そんな決断の場面で、多くの人の心に忍び寄り、その一歩をためらわせる「心のブレーキ」についてのお話です。婚活の旅には、二匹の竜が棲んでいると言われます。一匹は、お相手からのお断りという「拒絶」の竜。もう一匹は、「もっといい人がいるかもしれない」とささやく「決断麻痺」の竜。今日は、この二匹の竜と、どうすれば上手に付き合っていけるのかを、一緒に考えていきましょう。まず、一匹目の竜、「拒絶」について。お相手からお断りの連絡が来ると、心がズキッと痛みますよね。「自分はダメだったんだ」と、まるで人格そのものを否定されたかのように感じてしまうかもしれません。ですが、どうか思い出してください。婚活における「お断り」は、あなたの価値を否定するものでは決してありません。それは、単に二人の間に**「ご縁がなかった」「相性が少し違った」**という事実を示す、一つのデータに過ぎないのです。むしろ、それは「こちらの道ではありませんよ」と教えてくれる、親切な「方向修正」のサインだと捉えてみませんか。その経験があったからこそ、あなたはより自分に合う、本当のパートナーへと続く道を見つけることができるのです。 もちろん、ただ前を向くだけでなく、少しだけ振り返ることも大切です。「今回のコミュニケーションで、もう少しこうすれば良かったかな」「自分らしさを、正直に表現できていただろうか」と、否定的にではなく、建設的に振り返ることで、その経験は次への貴重な学びへと変わります。そして、二匹目の竜。こちらの方が、ある意味もっと厄介かもしれません。良いお相手と出会い、関係も順調。いよいよ真剣交際を考えようという時に、心の中からこんな声が聞こえてくるのです。「この人で、本当に決めてしまっていいのだろうか?」「もしかしたら、もっといい人がいるかもしれない…」 これが、30代の婚活で特に多くの人を悩ませる「もっといい人シンドローム」の正体です。この竜は、あなたの決断力を食べてしまう、食いしん坊なのです。このシンドロームの根底にあるのは、「完璧な人間など存在しない」という、当たり前の事実を、つい忘れてしまう心です。では、どうすればこの竜をなだめることができるのか。それは、婚活の目標を、少しだけ変えてみることです。「完璧な人」を見つける旅から、「この人となら、素晴らしいパートナーシップを“共に築いていける”」と思える人を見つける旅へ。目標を、このように再設定するのです。世の中には「グッドイナフ(GoodEnough)」、つまり「十分に良い」という考え方があります。100点満点の完璧な選択肢を求めて無限に探し続けるよりも、80点の選択肢にコミットし、残りの20点を二人で一緒に創り上げていく方が、結果的により大きな幸福に繋がることは、実はとても多いのです。幸せな結婚とは、完成されたパズルのピースを見つけることではありません。少し不格好な二つの石が、長い時間をかけて寄り添い、お互いの角を丸くしながら、一つの美しい宝石になっていく。そんなプロセスそのものなのかもしれません。決断とは、何かを捨てることではなく、一つの未来を「選ぶ」という、とても積極的で、勇気ある行為です。その勇気が、あなたの物語を、いよいよクライマックスへと導きます。次回は、その決断の先にある、最も大切な対話についてお話しします。テーマは**「『誓い』の前に交わすべき真の対話」**です。また明日、ここでお待ちしていますね。第1章:なぜ?30代の婚活が「難しい」と感じる本当の理由第2章:過去の恋愛という名の亡霊–20代の成功法則を捨てる勇気第3章:主人公の自己分析–「譲れない条件」を再定義する第4章:内なる世界の冒険–成功を引き寄せるマインドセット第5章:異性の脚本を読み解く(女性編)–30代男性が本当に求めているもの第6章:異性の脚本を読み解く(男性編)–30代女性が本当に求めているもの第7章:最初の遭遇–心を掴むプロフィールとメッセージの作り方第8章:対話の技術–ぎこちない会話から真の繋がりへ第9章:ターニングポイント–「仮交際」から「真剣交際」への移行第10章:拒絶という名の竜に立ち向かう–「もっといい人」シンドロームの克服第11章:クライマックス–「誓い」の前に交わすべき真の対話第12章:新たなる始まり–それは終わりではなく、パートナーシップの幕明け
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