- お見合い準備
結婚相談所のお見合い当日の流れとマナーの解説

結婚相談所でのお見合いは、当日の流れとマナーが決められています。当日の流れをきちんと理解し、マナーを守った振る舞いを心がけることで、お相手により良い印象を与えることができます。
この記事では、待ち合わせから挨拶、席順のマナー、会話のポイントなど、お見合いの具体的な流れと注意点を詳しく解説します。初対面の緊張を和らげ、充実した時間を過ごすために、ぜひ参考にしてください。
目次
- お見合い当日の流れ
- お見合いの席順について
- お見合い当日の注意点
- お見合いは事前準備と時間厳守が大事
お見合い当日の流れ

お見合いに臨む際には、当日になって慌てないように事前に流れを知っておくことが大切です。順を追って紹介します。
1・待ち合わせ
お見合い会場には10分前に到着するようにし、定刻にお見合いが開始できるようにましょう。遅刻しそうな場合や、定刻にお相手に会えない場合はお相手と相談所にご連絡することが大切です。
2・挨拶と自己紹介
お相手をみつけたら「はじめまして、○○です。よろしくお願いします。」と自分から挨拶をしましょう。挨拶はさわやかに、はっきりと名乗って会釈しましょう。男性側からお声がけするのがマナーです。
3・お見合い会場へ向かう
お見合い会場に着いてから席に座るまでの間も女性への気遣いを忘れないようにしましょう。
会場に着いたら店側のスタッフが席まで案内してくれる場合が多いですが、歩く順番はスタッフの次に女性、一番最後が男性になります。
また、席に案内される前のほんの少しの待ち時間であってもできれば会話をしてみましょう。「今日は良い天気ですね」「雨が降っておりましたが大丈夫でしたか?」などと、当たり障りのない話題をふってみるのもおすすめですよ。
4・着席したら飲み物を注文する
お見合いでは、コーヒーや紅茶などの飲み物を注文する方が多いです。食べ物はダメという決まりはありませんが、女性の中には初対面の人の前で食事をすることが苦手な人もいます。お見合いでは、食べ物ではなく飲み物だけをいただくようにしましょう。
まずは、メニュー表を女性へお渡しします。注文の仕方については、女性ではなく男性がまとめて注文するほうがスマートです。
飲み物が運ばれてきたら、女性の飲み物から先においていただくようスタッフを誘導しましょう。
また、お見合いは、友人や家族と過ごしている時のように自分のことは自分でするというスタンスではありません。エスコートは、男性が女性をリードできる見せ場でもあるので誠実で男らしい印象をどんどんアピールしていきましょう。
5・1時間程度の歓談
明るくハキハキ、終始にこやかに。会話中は、お相手のいい面をみつけるようにしましょう。
フィーリングがあわない場合でも、不機嫌な態度はマナー違反です。お相手に対する感謝の気持ちを忘れず、お互いに気持ちのいいお見合いにしましょう。
過去の恋愛や所属相談所についての話、ほかのお相手とのお見合いの話は触れないのがマナーです。
6・お会計
お見合い時のお相手女性の「お茶代」については、男性が支払うのがルール&マナー。
女性は、当然と思わず「ありがとうございます」の一言を忘れずに。
7・結婚相談所ヘ連絡する
できるだけ当日中に、担当カウンセラーにご連絡しましょう。
交際に進むかどうかの結論は、できるだけ早く出すのがマナーです。
お見合いの席順について

お見合い席順でまず意識したいのは、上座と下座です。
ビジネスでも上座・下座という言葉はよく聞きますが、正確に配置を理解しているでしょうか。
お部屋や個室の入り口から見て奥側が上座、入り口側が下座になります。また、ホテルのラウンジなどのように開けた会場の場合は、席も多く上座と下座の区別がつきにくいですよね。
そのような時は、見分けるポイントを覚えておくと良いですよ。入り口のほかにもお手洗いやサービスカウンターから遠い席が上座にあたります。
上座の位置は、テーブルの形や椅子の配列によっても変わってくるので目安として覚えておくと便利です。
1・当人同士のお見合いの席順
昔は、お見合いをする男女に世話人が付き添う形でお見合いが行われていましたが、現在は当人同士のみでホテルのラウンジで行なわれるのが一般的です。
お見合いの席順については、上座・下座を意識します。これはビジネスにおいてもマナーの基本になります。お客様や上司など、自分よりも目上にあたる人を上座へ案内します。
上座とは入り口から遠い奥の席のことで下座は入り口手前になります。お見合いでお相手の女性を席に誘導する時は、上座を案内し男性は下座に座るようにしましょう。
また、お見合い場所によっては上座・下座をこだわらないほうが良い場合もあります。夜景などの景色がキレイに見える席の場合は、上座・下座に関わらず女性を一番良い席へ案内するのもおすすめですよ。
2・仲人が付き添う場合の席順
当人同士のお見合いと仲人が付き添う場合のお見合いでは座る位置が異なります。
仲人が付き添うお見合いの場合は、仲人が席を案内してくれるので指示に従いましょう。
また、当人同士のみのお見合いではお互いが対面になって席に座りますが、仲人が同席する場合は、初対面のお二人に配慮して斜めに並ぶようご案内する場合もあります。
これは、お互いの緊張感を和らげるための仲人側の配慮です。初めてお会いする人が目の前にいると緊張してなかなか上手く話せないという場合もありますよね。座席について気になることがある場合は、事前に担当仲人へ確認すようにしましょう。
お見合い当日の注意点

席順のマナー以外にも、お見合いに向けて押さえておくべき注意点があります。お相手から「また会いたい」と思ってもらえるように、しっかりとポイントを押さえておきましょう。
お見合いの待ち合わせは時間厳守が基本
時間を守ることは、社会人としてのマナーです。待ち合わせ時間に遅れてしまうと「ルーズな人だな」「自己管理ができない人なのかな?」などと、だらしのない印象を与えてしまいます。
お見合い相手は、将来結婚するかもしれない大切な方です。初めから良い印象を残して好感度をあげていきましょう。待ち合わせ時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
季節やTPOに合った服装を意識する
お見合いで男性に好印象を持たれるためには、季節やTPOに合った服装を意識しましょう。
季節感のない服装や、お見合いの場に適さない服装をしていると違和感が目立ち、ご自身の魅力が伝わりにくくなります。
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交際や結婚について焦っている姿は見せない
お見合いで出会った相手と真剣交際へ繋げていきたいと願っている方も多いことでしょう。どうにか相手と上手くお付き合いをしていきたいと努力することも大切ですが、お見合いの場では初対面です。焦りすぎて交際や結婚など、未来についての話をするのは相手に窮屈な思いをさせてしまう可能性が高いです。
また、相手が今後の交際や結婚の話題について触れてこないからといって、真剣度が低い・脈ナシと早期に判断してしまうことはやめましょう。
自分と同じように、相手も結婚に対し前向きな気持ちでお見合いへ参加しているため、それだけ慎重に考えている証明でもあります。
お見合いをするうえで大切なのは、相手を思いやりお互いに楽しめる時間を共有すること。これがクリアできれば、「また会いたいな」「楽しい人だな」などと、自然と再会に対する前向きな気持ちが芽生えるため交際へ繋がる可能性が高いです。
事前にお相手のプロフィールを読み込んでおく
お見合いでは、当日プロフィールを見ながらお見合いすることはマナー違反です。お相手のプロフィールは事前によく読んでからお見合いに臨みましょう。
お見合いは事前準備と時間厳守が大事

お見合いは、当日を迎える前に流れやマナーをしっかり押さえておくことが大切です。また当日は時間厳守で会場に到着して、相手への気遣いを忘れず、礼儀正しい振る舞いを心がけるようにしましょう。
お見合いで心地よく会話ができるようにしっかりとマナーを守り、素敵な出会いへとつなげていきましょう。