- 婚活のコツ
理想が高すぎると婚活は進まない?結婚相談所で女性が男性に求める条件とは

相手に求める条件がたくさんありすぎて、なかなか結婚相手が見つからないという女性も多いのではないでしょうか?
理想ばかり追いかけていると、せっかく出会いのチャンスがあったとしても相手の良さに気づかず終わりかねません。
ここでは、結婚相談所で婚活女性が結婚相手に求める条件と選び方のポイントについて紹介します。
目次
- 女性が結婚相手の男性に求める条件
- 女性のいう普通の男性はスペックが高いこともある
- 幸せな結婚はスペックだけでは決まらない
- 結婚相手を見つけるポイント
- まとめ
女性が結婚相手の男性に求める条件

結婚したくても自分の周りで相手がなかなか見つからない場合は、結婚相談所で婚活することをおすすめしています。
婚活アプリや婚活パーティーは手軽に始められる婚活サービスですが、お相手選びやお相手と出会うまでのやりとりも一人で進めなければいけません。
結婚相談所の場合は、仲人やカウンセラーのサポートを受けながら二人三脚で婚活を進められます。
また、お見合いから3カ月程度でのプロポーズをおすすめしているため、気持ちが合致すれば短期間で結婚することも可能です。
しかし、結婚相手に求める条件によっては、婚活が上手くいかなくなる場合もあります。
例えば、高年収のイケメンが理想の結婚相手だったとします。結婚相談所には年収1000万円以上の男性会員もいらっしゃいますが、性格や考え方などは会ってみないと分からないですよね。
年収や容姿だけで相手を判断してしまうと、お付き合いができたとしても、価値観が合わず交際が長続きしないこともあります。
初めから条件全てにあてはまる男性と出会うのはごく稀です。男性の年収や見た目などの条件を気にする方も多いですが、それを全面にだすのではなく、なるべく相手の立場にたって受け入れて中身を見ることも大切ですよ。
まずは、女性が結婚相手に求める条件について、いくつかご紹介します。
1・年収
結婚するにあたり、相手の年収を重視する女性は多いです。特に女性の場合は、子どもを授かってから出産するまでに働くことが難しい期間があるため、安定した収入を望みます。
一般的なアンケート結果によると、女性が結婚相手に求める希望年収は500~699万円がボリュームゾーンとなっています。
また、バブル期は3高(高学歴・高収入・高身長)が人気だったのに対し、現在は3平(平均的年収・平凡な外見・平穏な性格)や4低(低姿勢・低依存・低リスク・低燃費)が話題になるなど、安定や安心感を与えてくれる男性を望む女性が増えていると言われています。
2・年齢
婚活をするうえで結婚相手の年齢を全く気にしないという方は少ないです。
例えば、同年代が良いという方もいれば、年上が良いという方もいますよね。また、あまりにも年齢が離れていると価値観や結婚観が違ったり、話が合わない可能性も考えられます。
結婚相談所では、年収だけでなく年齢を絞ってお相手検索することも可能です。
3・見た目
結婚相手に求める条件として見た目を重要視する方も多いですよね。
結婚相談所では、プロフィール写真から好みのお相手を選ぶことも可能です。
しかし、外見だけで結婚相手を決めるのはおすすめしていません。というのも、どんなに背が高くてかっこいい男性であっても、恋愛気分が一生続くとは限りません。結婚して10年も一緒にいれば、ドキドキ感なども自然と薄れていくものです。性格などの中身を好きになることができれば、精神的な繋がりを築くことができます。
4・価値観
結婚相手を見極める重要な要素として、お互いの価値観が合うか気にしている女性は非常に多いです。
例えば、朝方と夜型で生活習慣が異なっていたり、お金の使い方が派手な人と節約する人では金銭感覚に差があります。
このように価値観が合わないと、無理に考えを合わせて疲れてしまったり、時には相手の考えに理解できず喧嘩に発展してしまう可能性もあります。
価値観が似ていれば、お互いに共感できる部分が多いので、喧嘩も少なく一緒にいる時間を楽しく過ごせそうですよね。この先長い時間お相手と共に過ごすことを考えると価値観はとても大切です。
女性のいう普通の男性はスペックが高いこともある

「普通の男性でいい」と言う方も多いですが、女性の『普通』は、世の中全体でみるとハイスペックな場合が多いです。
例えば、合コンや友達の紹介などで男性に会ったとき、「悪くないけどあの男性はタイプじゃない」「もっとお洒落な男性が良かった」「もっとカッコイイ男性がいい」などと、思ったことはありませんか?また、「年収は600万円ぐらいあればいいよね」なんてことも思っていませんか?
世の中の男性全員が自分好みのイケメンとは限りません。また、国税庁発表の民間給与実態統計調査(2019年12月調べ)によると、 日本のサラリーマンの平均年収は436万円と言われています。つまり、自分好みのイケメンで年収600万円以上の男性は普通以上の男性です。
このように、思い浮かべる『普通の男性』が、普通ではなくスペックの高いモテる男性であることはよくあります。スペックの高い男性を求めることは悪いことではありませんが、普通の条件が無意識に上がってしまわぬよう、理想と現実のギャップにしっかりと目を向けてお相手を選びましょう。
幸せな結婚はスペックだけでは決まらない

結婚相談所でお見合いをして成婚まで進めるかどうかは、提示する条件によっても変わってきます。
例えば、「年収1000万円以上の男性が希望です」「背の高い人がタイプです」「高学歴の人と結婚がしたいです」などと、条件をいくつも並べる女性にお見合いを申し込みたい男性は少ないでしょう。逆に女性側からお見合いを申し込まれたとしても、お断りされる可能性が高いです。
幸せな結婚はスペックだけでは決まりません。一緒にいて落ち着く、価値観が合うなど他も重要です。お相手に求める条件を決めることは大切ですが、理想だけを追いかけて高く細かく設定することは出会いの幅を狭くしてしまいます。
まずは、結婚の条件として本当に必要かどうかをもう一度考え、許容範囲を広げてみることもが大切です。どうしても譲れない条件があるならば2~3つくらいに絞ることをおすすめします。
結婚相手を見つけるポイント

結婚相手に求める条件は、男女によって異なります。男性は、家庭的で優しい女性を好みやすいですが、女性は年収を基準に結婚相手を選ぶ方もいらっしゃいます。
しかし、男性は年収などのスペックだけで判断されることを嫌う方も多いため、年収だけを見て結婚相手を選ぶのはやめましょう。自分も相手から選ばれる立場であることを忘れてはいけませんよ。
1・価値観や結婚観の合う人を選ぶ
結婚生活を長く続けていくためには、価値観や結婚観などの相性も大切です。結婚観が違うと結婚するタイミングや結婚後の夫婦の役割なども変わってきますよね。
例えば、女性は挙式にこだわりたい方も多いですが、男性の中には挙式を重視していない方もいます。価値観や結婚観の合う人を選べば、結婚後に意見が食い違うことも少ないです。
2・人柄で選ぶ
他人に横柄な態度を取る方にも要注意です。
例えば、恋人には優しいけれど、お店の店員にはすごく偉そうな態度をする人。これって本当に優しいと言えるのでしょうか?自分を繕う人というのは一時的に良く見えてもいつかは本当の姿が見えてきます。
本当に優しい人というのは、誰に対しても誠実で謙虚です。結婚相手を決める時は、性格や人柄を条件に探すと良いですよ。
まとめ

女性がいう『普通の人』は、世の中全体で見るとハイスペックであることが多いです。結婚相手に求める条件を決めることは大切ですが、高く細く多く設定することは、出会いの幅を狭めてしまい、せっかくのチャンスを逃がしてしまうことも。
幸せな結婚生活は、相手のスペックだけでは決まりません。価値観や考え方、安心感など、会ってみないと分からない部分こそが重要です。