Part７４。時の流れに、身を任せてはいられない💦

昨日に続き、ここ30年くらいの『結婚』にいたる『プロセス』について、もう少し考えてみようと思います(^^)/

★【出逢い】

★【相互選択】

★【結婚の決断】

大事なプロセスはこの ３つ だと、私は思っています。 

そこで今日は、【相互選択】【結婚の決断】について。
 

日本人は昔から、恋愛下手な人種だと思います。

恋愛結婚がしたい…という割に(^-^;

ちょっと前の日本では、結婚は「お見合い」でするもの、「いいなづけ」がいたりする。
そんな世の中でした。

そんな中、60年代から急激に増えたのが「恋愛結婚」。

でも これ、ふたを開けてみれば、昨日お話した「集団お見合いのような恋愛結婚」だったのです。 

昔は、結婚後のライフスタイルが画一的でした！ 

★お付き合いしている今は、お互い別々の生活をしているけれど、結婚したらどうなるんだろう・・・

女性は、退職して家庭に入る。若しくは、出産を機に家庭に入る。

お財布は、当然妻に任せる。
 

ほとんど誰もがこんなイメージを持っていたので、お互いにすり合わせる必要がなかった！

また、当時の若手男性は、年功序列で役職に付き、収入も安定して増大する見込みがあった！ 

ある意味 いい時代 ❢

結婚後のライフスタイルのすり合わせも、経済的水準の心配も必要ない…

結婚後の生活の予測が容易にでき、且つ、その予測に男女間の温度差がなかったのですね。 

ところが・・・ 

経済の規制緩和による『自由市場』、それによって生まれた『格差社会』『ライフスタイルに関する意識の変化』
 

これにより

★就職・・・たくさんの選択肢の中から、自分に合った職場を選択できる。しなければならない。 

★結婚・・・結婚相手として出逢う機会が、自動的にはセットされない。 

こんな時代になりました ❢

まさに、『格差社会のアナロジー』

自分で努力して機会を多く作る人や恵まれて自然に機会が多くなっている人もいますが、

『出逢いの多い人』と『出逢いの少ない人』、その『格差』がどんどん広がっています！

今は、自力で活動しなければ、自動的に出逢うことは出来ない時代。
「相互選択」「結婚の決断」について、双方の魅力のミスマッチが起こる時代なのです ❢

★女性は、自分が好きだと思う人には既に恋人がいるか、結婚している。

★男性は、好きになっても断られる。

★育児は、心に余裕をもってしっかりとしてほしいと思っているのに、出産後も仕事をしたい女性。

★ずっと働いてもらいたいと思っているのに、専業主婦を望む女性。

★結婚すると、経済的余裕がなくなるから嫌！という男性。

★親にパラサイトしている独身者。

『出逢い』『相互選択』『結婚の決断』という、結婚の 「３つ のプロセス」、

どの段階においても、自動的、画一的な進展は殆ど期待できない時代になったのです！！

【何もしなければ、自動的に出逢うことはない】

【魅力格差は日々広がる一方】

【積極的に行動しない限り、相互に選択されることもない】

ホントに難しい世の中になりました・・・

「一生独身、一生一人で生きていく」と決めたなら、「帰る実家」や「今の仕事」がなくなっても

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