№1295 母が繋いでくれた命のリレー
大空襲を生きてくれていたから、今に繋がっている
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【町田駅前の結婚相談所・良縁コンシェルジュ町田】佐野です
この10年間、今日明日の2日間、命の尊さを考えさせられる日を送っています
明日は東日本大震災から10年になりますね
今日は??
76年前の3月10日午前零時過ぎ、東京の下町に大空襲があり、たった数時間のうちに25万人以上の死傷者、300万人もの罹災者がでました
私の母は、日本橋に住んでいて、もろに東京大空襲に遭い、着の身着のままで降り注ぐ焼夷弾や火の旋風などから必死に逃げて、日本橋三越と包丁の木屋さんのあたりで助かることができました
どんなに怖い思いをしたことでしょう
私や弟妹は幼い頃から、毎年3月10日になると、母から東京大空襲の体験談を聞かされて育ってきました
私たち世代は子どもの頃に流行した「戦争を知らない子どもたち」という歌をよく聞いていました
その文字通りですが、親や祖父母から直接、戦争体験を聞かされいたので、戦争の悲惨さはなんとなくですが頭では理解して育ってきたと思っています
残念ながら、76年たった世界を見まわしても、世界各地で紛争は続き、泥沼化していることは見ての通りです
そして、戦争をしているわけでもないのに、ウィルスという目に見えない脅威にさらされ尊い命が犠牲になっています
人の命というのは、あまりにも儚いものなのだと思います
私の母が76年前に空襲の犠牲になっていたら、私は世の中に存在していませんでした
その私がいなければ、私がご縁を結んで、そのお二人から生まれた子供さんたちも存在していませんでした
大空襲で奇跡的に命からがら生きていてくれた母がいたからこそ、私がこの世に生まれることができ、そして、私がご縁を結んだご夫婦から新たな命が生まれて・・・
そのような奇跡的な命のリレーが繋がってきているのだと思います
そんなことを思いながら、この2日間を過ごしています
婚活されている皆さんも、ご祖父母様がお元気なうちに、76年前のことを聞いておいて、今、生きていられることに感謝の気持ちを忘れないで過ごしていただきたいと思います