人生100年時代の婚活
某百貨店に勤めている大学時代の友人から、いつも定期的に割引のお知らせが送られてくるのですが、いつも達筆で近況を添えてくれており、同級生の活躍にいつも嬉しくなります。
ちなみに、彼女は独身なのですが、先月は「人生100年時代だと思うと、まだまだこれからと思えるようになりました!」と前向きな言葉が書かれており、確かに、これから人生の半分以上が残されていると思うと、まだまだ人生は長く、結婚だってまだ前半戦、全く諦める必要はないよな、と私自身も結婚をサポートする側として前向きな気持ちになりました。
50代の方の会員様もいらっしゃいますが、そこにはまた若い頃とは違う婚活の在り方があるように思います。
若い頃のような、子供を産んで一から家庭を築いていくようなスタイルとは違い、それぞれが例えば離婚を経験していたり、子育ても既に終了していたり、仕事でも様々なことを乗り越え、お互いの人生を持ち寄って、寄り添う形というのでしょうか、これからの人生、終焉に向かうまで、ゆったりと人生を共にできる人を探す婚活は、若い人たちが条件や外見にこだわって相手を探すものとは違い、もっと価値観や人生観、人間としての深みや包容力のようなものにフォーカスが当たるように思います。
そのときに大事なことは、人として成熟していること。
年齢は重ねたけれど、中身が20代や30代の頃から成長がストップしているような方だと、若い頃のように外見が良ければ選ばれるということはなく、小手先だけでは逆にお相手探しは難しくなってくるように思います。
人生の後半戦に勝負しようというのもアリですが、そのためには、今から年齢に合わせて自分の中身をアップデートしていき、自分の器を広げていくことが大事になってくるのかな、と思います。