夜空ノムコウ
この4月で社会人20年目に突入しました!
当時一緒に入社式を迎えた会社の同期たちからの近況メールといえば、「身体の節々が痛い」だの、「悪玉コレステロールが異常値」だの、もはやフレッシュだった自分たちを思い出せない程の老体ぶりの披露合戦となっておりますが、
それぞれの顔を思い出してみると、転職をして新たな会社で活躍していたり、起業した人もいれば、バリキャリ営業の女性も専業主婦になっていたり、同じく営業マンだった同期たちも今やコピーライターにになっていたり、グラフィックデザイナーになっていたり。誰もが当時は想像していなかった「あの頃の未来」に立っているように思います。
そう、20年後なんて、たいていの人がイメージ通りになんて生きていないのです。
会員の方がよくお相手が「安定していない」「将来が不安」といったことをお話しになりますが、あまりそこを重要視しすぎても、本当に今の時代先のことはイメージ通りに運ばないことがほとんどなので、あまり意味がありません。私の入社した会社も、一応一部上場の人気企業(←人によっては)でしたが、それだって、ほとんど人が転職したり、むしろ優秀な人ほど、リスクを取って踏み出す時代になっている訳で、それであれば、重視すべきはその人がどんな局面においてもやっていけるたくましさや誠実さといった、本来的な能力や人間性を見ていくべきだと思います。
そのうちこの同期たちとのやり取りも、定年後の生活報告とかになるのかしらね・・・。その頃はまた今はイメージしていなかったそれぞれの人生があるのでしょう。怖いような、楽しみのような。