結婚を親に反対されたら
最近、本当によく感じるのは「今の時代でも、子供の結婚に反対をする親が多い」という現実。
反対されて諦める方もいれば、反対を押し切って結婚された方もいます。
そして反対を押し切って結婚した方で、幸せな方もいれば、離婚されてタイザノットに相談に来る方もちらほら。
個人的な意見としては、親を説得できないのであれば、そもそも結婚をするという精神年齢に達していないし、10代や学生ならともかく、20歳過ぎて、社会で働いているいい大人が、自分の人生を自分で決められないっておかしいしと思わないと。
さらに怖いのが、結婚しても親離れをできていない方の離婚率が高いこと。
夫に対する不満を実家で話しているうちに、親を巻き込んでの離婚騒動になってしまったというケースが後を絶ちません。(男性側・女性側の両方の話を聞いているので、どちらかに肩入れしているわけではないです)
本人は無意識なので「親を巻き込んだことが原因」とは思ってはいないのですが、客観的に見て「30過ぎて、パートナーの愚痴を実家で話し、親が夫婦関係に口を出す」なんていうのは、社会人として親として(子供がいる方も多いので)、まだまだ未熟なのではないかと思わずにいられないのです。
核家族化が進み、嫁姑問題は以前に比べて激減している一方で、いつまでも親離れできない(親も子供を突き放すことができない)と、生涯独身者は増え続け、離婚数の増加にも歯止めがかからないのだとうと思います。
結婚は相手に依存することではなく、自立した男女が人生をより豊かなものにするために、協力しあうことであることを死ぬまで忘れてはいけないものなのです。自戒を込めて。