いきなりタイタニック

いきなり相手を試さない

ある知り合いの美人弁護士さんが、同じく友人のあるエリート金融マンと以前結婚したのですが、今までなぜこんな美人で優秀で性格も良い彼女が結婚していなかったのかについて、彼が話していて印象的だったのがこちら。

「彼女はさあ、いきなり男に対して『タイタニック（のイカダのラストシーン）みたいに、あなたは自分を犠牲にしてでも私を助けることができるのか』みたいな質問してくるからさー、そりゃ、男は、

えっ・・・。いや、でも初対面だし・・・（なんだその質問は・・・）

って怯むよね。俺は友達期間が長くて、そういうことを聞いちゃう彼女の真面目な性格を知っていたから、いや、そりゃ助けますよ、って答えたけど、普通男は引くよね。。」

女性はつい男性の漢気や誠実さみたいな部分を初っ端から試したくなってしまうのですが、男性だって初対面のよく知らない人にそんな究極な質問されても困るというもの。基本的に家族だって友達だって時間をかけて関係を築いているからそういう決断もできる訳で、そうした時間や関係をすっ飛ばして心意気を試されても辛いところ。

お見合いではもちろん、離婚歴や国籍、場合によっては病歴や宗教等、あらかじめ最初にお話しておくべき話というものはあります。ただ、いきなり初対面の段階で「私は○○だけど、その壁を乗り越えられますか？どうなんですか！？」とバーンと条件を提示して気持ちを試されても、正直お相手は、

「うーん。わかんない。」

というのが本心でしょう。そりゃそうだ。

お見合いだと、ついいろいろプロセスを省略して進めたくなる気持ちもわかるのですが、お互いの人間性や今までの生き方や考え方等を知り、あー、素敵な人だな、と関係が少しずつ出来てきた中だからこそ決断できることということもあるので、いきなりナイフを突きつけるのはやめましょう（笑）という本日 

ハイクラスの結婚を実現するタイザノット

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