女が結婚を考えるとき
ある人のブログに「女が結婚を考えるときは人生に後ろ向きなときである」という1文があり、なるほどな、と思いました。
これから仕事を頑張ろうと意気揚々としていたり、自分の未来が明るく感じているときは、案外女性はあまり婚活をしようという気分にはならず、相談所の扉を叩いてくれる方々のきっかけというのは、だいたい失恋した直後や30代、40代と自分の加齢が目の前に迫ったとき、子供が産めなくなるかもしれないという不安・・・等々、前向きな気持ちとは逆のベクトルのときのことが多いと実際にお話をしていても感じます。
内田樹氏は『困難な結婚』の中で「結婚はセーフティーネットである」といった表現をしていたけれど、「結婚」というものが本領発揮するときは、お互いが元気で前向きなときではなくて、どちらかが病気になったり、経済的に困ったり、精神的に弱ったりという場面において、「あぁ、独りでなくてよかった。支え合える人が傍にいてくれてよかったな」という場面なのだと思うのですが、
前向きな気分のときにはそういったことには目がいかないもので、“これからも人生には良い場面だけではなく、困難な場面もあるぞ”という人生の一面には、後ろ向きなときだからこそフォーカスができ、行動に移せることもあるということ。
後ろ向きなときだからこそ出てくるパワーというものが、人生を前に進めてくれると思うと、そんな時期も悪くありません。その時期を鬱々と過ごさず、新たな局面を開くきっかけとしてもらえればと思います。その背中を押すお手伝いをタイザノットではさせていただきたいと思っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。