じわじわ好きになる恋
結婚を前提としたお見合いは、お互いのバックボーンが違う者同士が、2人きりでお茶をするというシチュエーションからスタートするので、ラウンジで出会った瞬間、ビビビっと雷に打たれたような恋に落ちることは少ないのが現実です。
殆どの方が、少しずつ、じわじわと相手に好意を持つわけですが、それって桜の開花みたいで、素敵だなあと思う今日この頃です。
突然、バラの花束を渡されるのも、嬉しいけれど、その後数日で枯れてしまう花束より
桜の開花や、満開の桜の下でお花見をしたり、散り始めた桜をも楽しむ方が、フルコースを堪能したともいえるのではないでしょうか。
一目惚れや、強い恋心を引き出すというのは、お互いの若さも必要で、
でも、若くなければ恋をできないわけではなく、若い頃と違う気持ちで、相手を好きになれるというのが、大人の恋だったり、大人の結婚のような気がします。
好きになるのに、顔の好みが無関係とは言わないけれど、ルックスではなく、人の本質を見極めることができるのは大人だけに許された特権ですので、昔は面食いだったという方も、今から婚活を始めるのであれば、もう昔の自分とは違うと信じて、活動すると、成婚に近づけるかなと思います。