他人の目を気にしない
先日、「結婚相談所で相手を見つけるということ事実を、自分のプライドが許さない。恥ずかしくて友達に言えない。」というご相談を受けました。
確かに、結婚式で馴れ初めとして披露されるときは「(結婚相談所ではなく)知人の紹介」等とぼやかされることは多々あるので、心のどこかで少し隠しておきたいようなものなのかもしれません。
でも、マッチングアプリで知り合って結婚した友人も、合コンで知り合って結婚した友人も、同じように結婚式では「知人の紹介」になってましたからねー(笑)。もう今の時代、結婚に限らず、人との接触の仕方ってSNSやらなんやら、いろんなスタイルがある訳で、周りも人との出会い方について、「あ、そうなんだ」ぐらいのことで、そこまで気にしていない時代になっているように思います。(昔だったら、マッチングアプリなんて出会い系扱いでもっと人に言いにくかったと思います)
それに、自分が実際に結婚して、子供を産んで、40代に突入してみると、若い頃程友人がどう思うかどうかなんて割とどうでもよくなっており、向こうも自分の家族がある中で、それほど周囲のことを気にしなくなっているような気も。自分が思っている程、他人は自分のこと気にしていないものなんですよね。
にもかかわらず、人の目を気にして、若い頃の一時的な見栄のために、その後何十年にも渡る独身生活を選ぶというのも、誰のための人生なのかわからないし(本当に結婚しないことを望んでいるのであれば別なのですが)、それよりも「出会いはお見合いだったけど、本当にあのとき出会ってよかったな」と思えるような、素敵な家族に囲まれた幸せな一生を選ぶ方が良いのではないでしょうか。幸せなら、別に出会いがなんだって何の支障もありません。
自分の人生を本当はどうしたいのか、他人の視線や価値観で生きるのではなく、しっかり自分で考えてみることが、まずは婚活の第一歩です。