母と娘の婚活物語
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目次
- 母は娘の幸せを誰よりも願っている
- 母娘の婚活
- 結婚するのは娘の私です!
母は娘の幸せを誰よりも願っている
婚活サロンのお問合せには、ご本人以外に親御さんからのお問合せも多く、自分の息子、もしくは娘の結婚についての相談をいただくこともかなりあります。
そのほとんどが30代後半から40代、場合によっては50代の息子さん&娘さんの親御さんもいらして、「いい歳してまったく結婚できそうな気配がない」「結婚相談所に入ればどうにかなるものだろうか」といった相談内容です。
ここからは、32歳の娘R美さんと、その娘の結婚問題を心配する母親のM子さんのエピソードです。
母娘の婚活
婚活がうまくいかないのはどうして?
こうしてR美さんの婚活がはじまりました。プロフィールを公開すると、可愛らしくて、清楚な雰囲気のR美さんには、入会直後ということもあり、ありがたいことに、たくさんのお見合いのお申し込みをいただきました。
そのなかからまずは3人ほど選び、お見合いをしてそのなかから、1人の男性と仮交際にすすむことになりました。しかし、その後2回ほど会うと、R美さんのほうから交際終了と言ってきました。
R美さんの条件をクリアしている男性だったので、お断り理由を聞くと「彼の仕事場所が実家から離れている(横浜)」がお断り理由らしい。
とはいうものの、転勤の心配はないし、職場は都内からでも十分に通えるはず。生理的に嫌、というのならともかく、せっかくの出会いを大切にしてほしいと思うカウンセラーの気持ちで、そうR美さんに話してよくよく聞いてみると、この交際に反対なのは、R美さんというよりはお母さまのほうであるということが分かりました。
誰のための結婚か?もう一度考えてみて
親の立場で考えると、娘の将来は心配で、とにかく親が気に入った男性と結婚してほしい。結婚後は、実家の近くに住んで、何かあったら手助けできるようにいつでもそばで見守りたい…。
これまで大切に育ててきた娘を思う母親としての気持ちは痛いほどわかります。しかし、結婚するのは誰なのか?よく考えてもらいたいと思います。他のだれでもない、娘のR美さんなのです。
娘のほうはというと、両親からの愛情を一身に受けて、幼い頃から十分な教育を受けさせてもらい、自分は親からとても愛されていると感じてる…。その両親の愛情に応えなくてはならないと思い、勉強や私生活もまじめな優等生気質になり、結果、両親の考え方を基準に、物事を判断するくせがついてしまう…。
しかし、結婚するのはR美さん本人なのです。R美さんはどんなお相手と結婚したいのか? どういう結婚生活をおくりたいのか、自分でトコトン考えるべきなのです。
結婚するのは娘の私です!
結婚は人生でいちばん大きな決断!
相性がぴったりで、お互い愛し合って結婚しても、どちらかが病気になったり、あるいはトラブルに巻き込まれたりする場合だってあるのです。明日はわかりません。それは恋愛結婚もお見合い結婚も同じです。
しかし、絶対に幸せな未来に繋がると信じて決断するのです。だからこそ、人生を懸ける究極の選択は、たとえ自分を誰よりも愛してくれる母親の反対があったとしても、最終的には、自分の選んだ幸せを祝福してくれる…。そう信じて前に進むことが大切なのです。
自分の選んだ結婚が正しかったかどうか…おそらく10年、20年先にならないとわからないかもしれません。しかし、自分の選択は正しい!と思える、幸せな毎日を積み重ねていくことが大切なのです。
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