仮交際、進んでOKなのにやめてしまう人の共通点
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仮交際中の会員様からこんな相談を受けることがあります。
「条件も悪くないし、嫌なところもないんです。でも…なんとなく決め手がなくて」
実はこの感覚、「やめる理由」ではなく「立ち止まるサイン」であることがとても多いです。
今回は本当は進んでOKなのに、自分からご縁を手放してしまう人の共通点を、
実際の相談例を交えながらお話しします。
「自分のことかも」という方は一度立ち止まってみてもいいかもしれません。
①「気持ちが盛り上がらない=違う」と思っている
以前、仮交際デート3回目を終えた女性から、こんな声がありました。
「一緒にいて楽ですし、会話も自然なんです。ただ…ドキドキはしなくて」
でも詳しく聞いてみると
・会う前に緊張しすぎない
・沈黙があっても気まずくない
・デート後に疲れない
これは恋が始まらないサインではなく、安心できる相手の特徴です。
恋愛経験がある人ほど、
「ドキドキ=好き」という感覚が強く残っています。
ですが結婚生活で必要なのは感情が大きく揺れる相手より、感情が安定する相手。
実際、この方は「ドキドキしない理由」を整理したことで仮交際を継続し、
最終的に「一緒にいると居心地がいい、自分らしくいられる」と感じて成婚されました。
②減点方式で相手を見てしまう
「悪いところはないんです。ただ、ここがすごく好き!って決定打がなくて」
こういう方も実際多いです。
ただ話を深掘りすると
・約束を守る
・連絡が安定している
・価値観のズレが少ない
結婚向きの要素は、しっかり揃っていることも。
でも「もっと合う人がいるかもしれない」
という気持ちが先に立ち、終了を選びかける人も多いと思います。
結婚向きの人ほど
・派手さがない
・波が少ない
・安定している
という特徴があります。
「印象に残らない」のではなく、「安心がベースにある」だけの場合も多いです。
③周りの恋愛体験と比べてしまう
こちらも以前活動されていた30代の女性会員さんですが、こんな風に話してくれました。
「友達は一目惚れで見た目がタイプの人と結婚していて…私のこの感じって、本当に正しいのかなって」
その友達の結婚生活と自分の将来は、別物です。
・刺激がないと不安になる人
・安心があると満たされる人
人によって「幸せの形」は違います。
他人の恋愛エピソードは魅力的に聞こえますが、あなたの毎日を支えてくれる基準にはなりません。
④「好きにならなきゃ」と焦っている
仮交際中盤で、こんな不安を抱える方も多いです。
「まだ好きって言い切れなくて…このまま進んでいいのか不安です」
ですが、実際に成婚された方の多くは
・最初は恋愛感情が強くなかった
・一緒にいるうちに信頼が増えた
・気づいたら「大切な存在」になっていた
という流れを辿っています。
結婚は「好きになってから進む」ものではなく、
「安心の中で好きが育つ」ものであることがとても多いです。
じゃあ「進んでOKな感覚」とはどんなものでしょうか?
判断に迷ったときは、
この3つを確認してみてください。
・心が乱れない
・無理をしなくていい
・会うたびに不安が増えない
これが揃っているなら、それは妥協ではなく相性です。
逆に
・会うたびに疲れる
・安心より不安が増える
・自分を保てない
場合は、見直しが必要です。
もし仮交際をやめたい理由が「ときめきが弱いから」だったとしたら、
一度だけその感覚は「欠点」なのか、「強み」なのか考えてみてください。
判断基準を少し整えるだけで、ご縁の見え方は驚くほど変わります。
「この人でいいのか分からない」
「やめ癖がついている気がする」
そんなときは、一人で答えを出さなくて大丈夫です。
あなたの感覚をカウンセラーと整理するところから始めてみても良いかと思います。