仮交際3回目デートの壁を越える方法
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こんにちは。サチアレ田之畑です。
結婚相談所での活動において、「仮交際の3回目デート」は一つの大きな分岐点になることがあります。
1回目、2回目はお互いを知るための時間。そこをクリアして迎える3回目は、「この先もっと一緒に過ごしたい相手かどうか」を判断しやすいタイミングです。
実際に多くの会員様をサポートしてきて感じるのは、この3回目で関係性が大きく前進するケースもあれば、逆に「合わない」と気持ちが固まってしまうケースもあるということ。
だからこそ「ただのデート」ではなく、次のステップにつなげる意識を持つことが大切です。
ここでは、実際の会員様の事例も交えながら、3回目デートで意識したい4つのポイントをお伝えします。
実例:3回目で一気に関係が深まったケース(30代前半・女性)
Aさんは、最初の2回はお相手の男性と食事中心のデートでした。
3回目では「次はどこに行きたい?」という男性の提案から、美術館デートを計画。普段の会話では見えなかった彼の感性に触れて、「価値観が合いそう」と感じたそうです。
さらにデート終盤に「一緒にいるとすごく落ち着く」と彼が気持ちを言葉にしてくれたことで、Aさんも安心感を覚え、一気に距離が縮まりました。
この日をきっかけにお二人は真剣交際へと進み、今はご成婚間近です。
実例:3回目で気持ちが冷めてしまったケース(30代後半・男性)
Bさんは、1回目2回目と丁寧に接していましたが、3回目で少し気が緩んでしまいました。
待ち合わせの挨拶も簡単に済ませ、食事中もスマホをテーブルに置いたまま。ご本人に悪気はなかったのですが、お相手の女性は「大切にされていないのかも」と感じてしまいました。
また、この先の話題を避けたことで「結婚を真剣に考えていないのかな?」と不安に。結果として、女性の方から交際終了のお申し出がありました。
3回目デートで意識したい4つのポイント
①「慣れ」が油断に変わらないようにする
1〜2回目のデートは緊張感があり、自然と礼儀正しく接することができていたはずです。
しかし3回目になると「そろそろ大丈夫だろう」と安心し、つい気が緩んでしまいがち。
例えば、
・待ち合わせの挨拶がそっけなくなる
・会話中のリアクションが減る
・相手への感謝や配慮を口にしなくなる
こうした小さな変化が、相手に「自分への気持ちは薄いのかな?」と不安を与えてしまうことも。
意識すべきポイントは
・待ち合わせでは笑顔で「こんにちは!」と明るい挨拶
・食事中は「ありがとう」「美味しいね」と言葉を交わす
・相手の話を聞く姿勢を崩さない
「初心忘るべからず」の気持ちで挑みましょう。
②結婚観の話を避けない
3回目は、少しずつ結婚を意識した会話に踏み出すタイミングです。
「まだ早いのでは?」と思う方もいますが、ここを避けてしまうと関係が深まらずに終わることもあります。
重いテーマにする必要はありません。
自然な会話の中で「この先」をイメージできる質問を投げかけてみましょう。
・「休日ってどんな過ごし方が理想?」
・「結婚したら大事にしたいことってある?」
・「どんな夫婦関係に憧れる?」
結婚相談所での出会いだからこそ、こうした話は「前向きな確認作業」です。
お互いにズレがないかを早めに知ることは、むしろ誠実さの表れです。
③自分の気持ちを伝える
3回目デートでは、相手も「自分はどう思われているんだろう」と気になり始めています。
その時に、前向きな言葉を一つでも伝えられると、安心感と信頼感が一気に高まります。
・「一緒にいると楽しい」
・「もっと知っていきたい」
・「素敵だなと思います」
これくらいの軽い表現で十分です。
大切なのは、「好意を持っている」というサインを相手に受け取ってもらうこと。
ただし、自分だけが一方的に気持ちを伝えるのではなく、相手の気持ちも尊重しながらやり取りすることが重要です。
④次のデートを楽しく計画する
3回目デートの終盤では、ぜひ「次」を見据えた話題を出してみましょう。
・「次は映画に行ってみない?」
・「秋になったら紅葉デートもいいね」
・「今度〇〇のお店に行ってみたいな」
未来の予定を一緒に話すことで、「この先も会いたい」という気持ちが自然に膨らみます。
ワクワクする期待感を共有できると、関係は一気に前に進みやすくなります。
3回目デートは、ただ回数を重ねるだけのものではありません。
「もっと一緒にいたい」と思えるか、「この人は違う」と感じるか、相手の気持ちが定まりやすい局面でもあります。
意識したいのは、
・初心を忘れない丁寧な態度
・結婚を意識した会話
・前向きな気持ちの伝え方
・次のデートにつながる計画
この4つです。
ここを乗り越えられたお二人は、その先の真剣交際への道がグッと近づいていきます。