会話で「助手席に座るな。」察しすぎてはいけない
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典型的な婚活シーンを一つ想像してください。
仮交際2回目のカフェ。
男性
「最近ちょっと仕事忙しくて…」
ここで多くの女性は反射的にフォローします。
「そうなんですね。大変ですよね」
「営業でしたよね?今の時期忙しいんですか?」
沈黙を埋め、相手が困らないように会話を整える。
すると会話は感じよく続きます。
しかし同時に、男性は“答えるだけの人”になり、関係を作る主体にはならない。
婚活でよく起きているのはこの構図です。
察する女が関係を止める
結論。
婚活で関係が止まる理由の多くは、女性が察しすぎることです。
・相手が困らないように話題を出す
・沈黙を埋める
・気まずくならないように笑う
すると会話はスムーズになります。
しかし同時に、男性が関係に参加する余地が消えるのです。
5秒自己診断
□ 沈黙が苦手でつい話してしまう
□ 相手が話しやすいように話題を振る
□ 会話が止まると不安になる
□ デートのあとどっと疲れる
2つ以上当てはまるなら、あなたが会話を回している可能性があります。
よくあるデートの会話
婚活の現場では、こんな会話がよく起きます。
男性はプロフィールの延長の話しかしない。
男性
「プロフィールにも書いたんですが、仕事はIT系で…」
女性
「そうなんですね」
男性
「休日はジム行ったりしてます」
女性
「すごいですね」
会話は続きますが、深くはならない。
そこで男性がよく出す安全質問があります。
男性
「〇〇さんは、どういう人が好きなんですか?」
女性は答えます。
「優しい人ですかね」
さらに女性が空気を整えようとして、
「〇〇さんはどんな女性が好きなんですか?」
と質問を返す。
こうして会話は続きます。
しかしこの会話では、
女性が質問役、男性が回答者という構図が固定されます。
女性
「そうなんですね。お仕事大変なんですね」
さらに女性が、
「営業のお仕事でしたよね?」
と続ける。
会話としては感じがいい。
しかしこの状態では、女性がインタビュアーになっています。
男性は
・答える人
・流れに乗る人
になります。
これでは、関係を作る主体にはなりません。
会話を変える小さな工夫
やることはシンプルですが、ポイントは質問の質を変えることです。
婚活の会話では、ただ質問を続けるだけでは関係は深まりません。
そこで有効なのが、次の三つの質問です。
① 未来質問
「どんな結婚生活を想像していますか?」
未来のイメージを聞くと、相手が結婚をどれくらい現実的に考えているかが見えてきます。
② 価値観質問
「理想の休日ってどんな感じですか?」
生活感覚や時間の使い方が自然に見えてきます。
③ 主体性質問
「〇〇さんはどうしたいタイプですか?」
この質問をすると、相手が関係を作る側の人なのか、流れに乗る人なのかが見えてきます。
つまり会話とは、ただ場をつなぐものではなく
相手の人生の運転の仕方を知るための時間なのです。
少しだけ沈黙を残す。
男性
「最近忙しくて…」
女性
「そうなんですね」
ここで止めます。
すると男性は、
「実は新しいプロジェクトが始まって…」
と話し始めることがあります。
沈黙は、相手が会話に参加する余白です。
察する会話の落とし穴
察する女性は優しい。
だから、
・話題を準備する
・気まずさを回避する
・相手をフォローする
会話は感じよく進みます。
しかし婚活では、ここに静かな逆転が起きます。
女性が空気を整える人になり、男性はその場で評価される側になる。
すると男性は、自分から会話を作るよりも、
無難に答えることに意識を向けやすくなります。
つまり、女性が会話の運転席に座り、男性は“採点される受験者”のようになるのです。
この構図では、会話は成立します。
けれど関係は深まりにくい。
なぜなら男性が、その場を一緒に作る主体ではなく、
“うまく答える人”にとどまるからです。
女性の側も、空気を整え続けるほど疲れていきます。
そしてデート後に残るのは、
「感じはよかった」
という感想だけです。
しかし婚活で必要なのは、感じの良さだけではありません。
この人となら、一緒に関係を作っていけるか。
その感触です。
察することが悪いのではありません。
ただ、察しすぎて相手の主体性まで引き受けてしまうと、
会話は続いても、関係は前に進まないのです。
共同運転の会話
会話を変える方法は難しくありません。
ポイントは3つです。
① 先回りしない
② 質問を増やしすぎない
③ 相手の言葉を待つ
例えば、
男性
「最近ランニング始めたんです」
女性
「へえ、どのくらい走るんですか?」
ここでさらに質問を重ねるのではなく、
相手の話を広げさせる。
それだけで、二人の会話になります。
まとめ
婚活で大切なのは、会話をうまく回すことではありません。
大切なのは、二人で会話を作れる相手かどうか。
そのヒントは、デートの沈黙に現れます。
沈黙を怖がらず、少しだけ余白を残してみてください。
そこから、共同運転の関係が始まります。