結婚相手の決め手は?婚活迷子の99%が抱える悩みの正体
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婚活の悩みは複雑に見えて、実は一つに集約されます。
「この人でいいのか、わからないんです。」
そう言っていた人が、後に成婚して振り返るとこう続けます。
「あのとき逃げなくて本当に良かった。あの迷いの奥に、私の“本音”があったんです。」
今日は、3人の成婚者のリアルな“決め手”のストーリーをもとに、あなた自身の迷いに光を当てる時間にしましょう。
“迷い”の奥でずっと待っていた本当の声
婚活で迷うとき、人は相手を見ているようで、実は**自分の怖さ**と向き合っています。
・失敗したらどうしよう
・自信がない自分を見抜かれたくない
・傷つきたくない
・相手をガッカリさせたくない
この“怖さ”が、相手選びを複雑にします。
頭ではわかっているのに、心が動かない。
良い人なのに、決められない。
その裏にあるのは──
「私はどう生きたいのか、まだ言葉になっていない」
という、密かな本音です。
婚活が実を結ぶのは、相手の条件が揃った瞬間ではなく、”自分の本音が形になった”瞬間なのです。
結婚の決め手は「相手」よりも「自分」だった
成婚者はみんな、最後の最後で同じことを言います。
「私が、”この人と幸せをつくりたい”と思えたかどうかでした。」
結婚は、相手に幸せにしてもらう契約ではありません。
・どんな関係なら、自分は安心できる?
・どんな日常なら、心が豊かでいられる?
・どんな人となら、未来に希望を持てる?
ここに答えを見つけた人ほど、迷いが減ります。
結婚の決め手とは、「選ばれる私」ではなく、「選ぶ私」に戻るプロセス。
自分軸が育った人から、婚活は確実に動き出します。
奈津さんの決め手: “一緒にいて楽な人”の裏に潜んでいた本音
奈津さん(30代後半・公務員)が抱えていた一番の悩みは、”自分の本音がわからないこと”でした。そもそも“自分が何を望んでいるのか”が掴めない。だからこそ、良い人に出会っても心が動かなくなる──この迷いこそが、彼女の婚活の大きな壁でした。
その背景には子どもの頃からの「合わせて生きる」癖がありました。独りっ子で両親に気を遣い、学校でも友達の空気を読む。気づけば“自分の意見”よりも“場を穏やかに保つこと”が優先されてしまう人生でした。
「自分の気持ちは?って、言われるとわからなくなるんです。」
ある日のセッション中、そんな奈津さんが口にした「一緒にいて楽な人」という言葉は、単なる居心地の良さではありませんでした。そこにはもっと切実な願いがあったのです。
「一緒に答えを探していける相手がいい。」
「ネガティブでもポジティブでも、そのまま話していい関係がほしい。」
それは、やっとの思いで言葉にした、深い本音でした。
転機が訪れたのは、交際中のあるデートの帰り道。職場のストレスが重なり、ふと涙がこぼれた瞬間。いつもの奈津さんなら慌てて笑い、「大丈夫です」と蓋をしてしまうところです。しかし、その日だけは違いました。
彼は立ち止まり、静かに言いました。
「一人で抱えなくていいんですよ。」
奈津さんはその瞬間、自分の中の何かがスッと緩むのを感じました。これこそ、彼女がずっと求めていた“真の居場所”でした。
そこから少しずつ、怖さを抱えたままの本音を言ってみる練習を始めました。
「わたし、”素でいることの楽さ”の意味がわかりました。」
強がらなくていい。気を遣いすぎなくていい。泣いても笑っても、沈黙さえも共有できる──そんな等身大の自分でいられる安心こそが、奈津さんにとっての決め手でした。
そして彼女はこう言いました。
「一緒に泣いて笑ってくれる人。弱さごと受け止めてくれる人。わたし、この人となら、人生をつくれると思いました。」
波瑠さんの決め手:“戦う女”を卒業しても良いと思えた相手
波瑠さん(40代前半・商社系)は、いつも“戦闘モード”で生きてきました。男社会で踏ん張り、昇進試験と成果で自分の価値を証明し続けてきた日々。強くなければ生き残れない。打たれ弱さは見せたら負け。
その生き方は正しかったけれど、その分だけ心は疲弊していました。
婚活でも同じことが起きていました。
・相手の言動を無意識にチェックしてしまう
・弱みを見せたら軽蔑される気がする
・だから距離が縮まるほど、逆に不安定になる
そんな“心理的な戦闘態勢”が抜けなかった彼女の前に現れた男性は、見た目も年収も「普通」。
でも──
彼は、争いごとや競争が嫌いな、受容性に富んだ懐の深い人でした。
デート中に癒されて、ふと涙をこぼした波瑠さん。これまでなら「ごめん」「大丈夫」と取り繕ってしまうところですが、彼はそれを止めませんでした。
「何も言わなくていいんですよ。話したくなったら話せばいい。」
この姿勢に、波瑠さんは初めて“戦わなくてもいい関係性”を感じたと言います。
「私、ずっと戦う必要なんてなかったんだ。」
そう気づいたとき、強さにしがみついていた手が静かにゆるみました。
彼女の決め手は、”強くなくても愛される”という、自分への許可が下りた瞬間でした。
由宇さんの決め手:愛されるより、“愛したい”自分を取り戻した瞬間
由宇さん(30代半ば・エンジニア)は、一見すると控えめで穏やか。けれどその内側には、ずっと誰にも言えなかった葛藤がありました。「一対一の関係で、好かれると、なぜか窮屈で苦しくなる」という反応。
子どもの頃から、由宇さんは“みんなの答え”を最優先してきました。協調性が高く、空気も読める。だからリーダーに選ばれて、うまくやれる一方で、自分の意見は後回しになりがち。
さらに──
・誰かに引っ張られるのは嫌
・でも自分だけが突出して引っ張るのも嫌
という、微妙なバランス感覚が、恋愛をいつも“気疲れする場”に変えていました。
恋愛が深まるほど、由宇さんの心はなぜか閉じてしまう。
・期待に応えなきゃ、と焦る
・喜ばせたいのに、なぜか距離を置きたくなる
・頼られると、重く感じてしまう
彼女はずっと、「自分らしく愛する」という体験を知らなかったのです。
成婚した彼は一回り年上。誠実で実務家肌。派手さはなくても、価値観と意見をしっかり持つタイプの男性でした。しかも、年上風を吹かせたりせず、急かさない。押しつけない。約束を守る。
初デートの帰り道、ふと気づきました。
「あれ?この人の前だと、呼吸が浅くならない」
無理に場を盛り上げなくていい。沈黙が怖くない。自分の意見を言っても、相手のテンションが乱れない。
“対等でいられる空気”を、彼は自然に作っていました。
一緒に暮らし始めて数ヶ月。ある夕方、一緒に並んでキッチンで皿洗いをしていたとき、由宇さんの胸にスッと温かいものが広がりました。
「あ、アドラーの言う“貢献意識”って、与えるって……こんなに軽いんだ。」
無理しない、背伸びしない、自然な貢献。相手のために動くのではなく、“一緒に育て合う感覚”がそこにありました。
プロポーズの夜、彼がまっすぐ言った求婚の言葉。
もちろん嬉しかった。けれど、それ以上に胸に響いたのは──
「この人を、私も大切にしたい」
と、自然に思えた自分の”気持ちの変化”でした。
愛は、奪われるものでも、我慢して与えるものでもなく、日常の中で静かに育ち合うもの。その実感が、由宇さんにとっての決定打でした。
“決め手”は、あなたが自分の声を取り戻す瞬間に現れる
成婚した3人に共通していたのは、スペックでも運でも“相性の奇跡”でもありませんでした。自分と向き合うカウンセリングの力を借りて、最終的に彼女たちがつかんだのは、自分の本音に戻る力でした。
・無意識に避けてきた怖さと向き合えたこと
・弱さを隠さずに相手に見せられたこと
・どんな結婚を望むのか、言葉として形にできたこと
婚活とは、“相手探し”のように見えて、実は 自分を取り戻すプロセス でもあります。本来の自分でいられるとき、その姿のまま受け止めてくれる人が現れます。
結婚は“当てるもの”ではなく、“ふたりで創り出していくもの”。
あなたを幸せにできるのは、あなたしかいません。
だからこそ、迷ったときほど自分に問いかけてください。
「(結婚で)私はどんな人生を選びたい?」
その答えが見えた瞬間、結婚相手の“決め手”は驚くほど静かに、自然に、あなたの前に姿を現します。
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