相手探しが恋愛目線のままだと成婚は遠い!
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──50代婚活で見つけた“よそ行きの自分”でなくていい幸せ
「いつも同じタイプに惹かれて失敗」「結婚につながる出会いがない」──そんな悩みを抱える50代の婚活者は少なくありません。けれど実は、”恋愛目線のまま相手を探している”ことが、成婚を遠ざけている最大の原因かもしれません。
今回は、恋愛体質から卒業し、“地に足のついた愛”を見つけた圭子さん(50代前半・キャリア女性)のストーリーをお届けします。キーワードは「自己肯定感」と「心理相談」。理想を手放したとき、ほんとうの理想の相手がやってきました。
「好みのタイプ」に縛られていた自分
圭子さんは、仕事もプライベートも完璧にこなすバリキャリタイプ。けれど、恋愛ではいつも同じパターンを繰り返していました。
「自分を好きになってくれる男性は情熱的な人」
「私が惹かれるのは、ダンディな格好いいタイプ」
過去の恋愛体験から作られた“好みのフレーム”が、いつの間にか相手探しの基準になっていたのです。でも、その“好き”は恋愛的な刺激にすぎず、一緒に暮らす現実の相性とは別物でした。その証拠に、交際相手とはいつも張り合ってしまい、根負けした彼が去って行くパターンを繰り返していました。
カウンセリングで話していくうちに、圭子さんは気づきます。自分が本当に欲しかったのは、ドキドキではなく、”安心して素の自分でいられる関係”だということに。
「好きのフレーム」を外した瞬間、出会いが変わった
そんな圭子さんの転機は、“恋愛目線の枠”を外したときに訪れました。お見合い相手は、これまでの交際相手とはまるで違うタイプ。見た目も服装も地味めで、プロフィールの趣味欄には「ガンプラ作り」。なんといわゆる“オタク”気質の男性でした。
「正直、ピンと来ませんでした。でも、何か一途で誠実な感じがして。」
最初のお見合いは可もなく不可もなく。けれど「もう一度だけ会ってみよう」と思えたのは、彼の真っ直ぐな眼差しに心が動いたから。そこから少しずつ距離が近づいていきました。
二回目、三回目とデートを重ねるうちに、圭子さんの中で変化が起きます。彼の趣味の話を聞くうちに、弟との留守番で子どもの頃に夢中になっていたアニメや漫画の記憶が蘇ってきたのです。
「私も、昔は少年漫画が大好きで! まさかそんな話で盛り上がるなんて思ってもいませんでした。」
仕事モードの“余所ゆきの自分”を脱ぎ捨てて、素の自分で笑えるようになった。圭子さんにとってそれは、忘れていた“自由”の感覚でした。
「等身大の自分」を愛してくれる人
3回目のデートでは、彼のたっての希望でお台場の「ガンダムベース」へ。最初は気が進まなかった圭子さんも、彼が少年のような目で語る姿に、思わず心が温まりました。
「この人、すごく純粋なんだなって思いました。」
彼にとって、そのデートは長年の夢だったそうです。これまでの交際では“オタクっぽい”と言われて引かれてばかり。そんな彼にとって、圭子さんと一緒にガンダムを見上げる時間は、奇跡のような体験でした。
圭子さんもまた、“背伸びしない関係”の心地よさに目覚めます。飾らない自分で愛されることの喜び。それが、”自己肯定感の回復”につながっていきました。
恋愛と結婚の違い──安心できる関係こそ本物
恋愛は「相手にどう思われるか」に意識が向きがち。でも結婚は、「この人とどんな時間を重ねたいか」。方向がまったく違います。
圭子さんは言います。
「彼といると、特別なことがなくても楽しいんです。仕事の愚痴も笑って聞いてくれるし、なんだかホッとする。」
恋愛目線から“結婚目線”に切り替えたことで、彼女の中にあった焦りや完璧主義がすっと消えました。好きという感情よりも、普段着のまま安心できる空気の中で笑えることが幸せだと気づいたのです。
モラトリアムとの決別と、これからの50代婚活へ
ふたりともがアラフィフでの初婚は、決して“遅い”わけではありません。むしろ、ここからが人生の折り返し地点。圭子さんも言います。
「ようやく、自分の“年貢の納め時”が来た気がします(笑)」
50代での婚活は、“誰かに選ばれる”のではなく、“自分がどう生きたいか”を選ぶステージです。長いモラトリアム(大人になる猶予期間)を抜け出し、人生を再スタートする勇気が求められます。
圭子さんと彼の共通点は、”素の自分”に自信がなかったこと。けれどお互いを通して、「このままでいい」と思えるようになったと語ります。そう、自分を愛せるようになると、人を自然に愛せるようになるのです。
“好き”よりも“安心”が続く関係を
成婚とは、恋愛のゴールではなく、“素の自分”で生きられるパートナーを見つけること。圭子さんにとって彼との出会いは、恋愛目線を手放した先に訪れた“ご褒美”でした。良くこれまで一人で頑張ってきた──自分への。
「このままの私でいい」
そう思える相手と出会えたとき、よそ行きの衣装を脱ぎ、人はやっとほんとうの意味で幸せになれるのだと思います。
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