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優しさの裏にある孤独──“いい人止まり”男性の本音

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婚活カウンセリングのリアルラブ「優しさの裏にある孤独──“いい人止まり”男性の本音」-1

「婚活女性必読!“誰にでも優しい男”をゲットする方法」シリーズの第4話です。第1話「誰にでも優しい男って?」/第2話「優しい男の3パターン」/第3話「本命になるにはどうしたら?」を一緒に考えてきました。

第4話は、婚活の場面で、余り話題にされませんが、彼らの優しさの奥にある”孤独”について考えます。

「「彼、優しいんです。でも、なかなか結婚に踏み込んでこないんです」──これは婚活の現場で本当によく聞く悩みです。彼は誠実で、気づかいもできる。LINEの返信も早いし、約束もきっちり守る。だけど、いつまで経っても“決め手”が見えない。優しすぎる彼の背中を押したいのに、何かが届かない。そんなモヤモヤを感じたこと、ありませんか?



婚活で「いい人止まり」男性の優しさの正体


典型的なのは、例えばこんな場面です。真理子さん(仮称、35歳・営業職)は、3回目のデートで彼にこう言われました。


「真理子さんといると癒されます。ほんと、話しやすい。」


一見、嬉しい言葉。でもそのあとに続くのは、少しの沈黙と、「また連絡しますね」。その“また”が、次につながらない。彼は嘘をついているわけではなく、本当に「癒された」と思っている。ただ、それ以上に踏み込む勇気がないのです。


“いい人”とは、誰にも嫌われない人。彼の優しさは、調和を保つための“防衛反応”でもあります。誰かをイラつかせたくない、場の空気を壊したくない。だから本音を出さず、波風を立てない無難な答えを選ぶ。結果、恋愛も結婚も“なぎ状態”のままで止まってしまうのです。



優しさの裏にある“孤独”


誰にでも優しい男性ほど、実はとても孤独です。周りから「頼りになる」「いい人」と言われるほど、心の奥では“誰も自分を本気で必要としていない”という寂しさを抱えています。


彼はこれまで、ひとりの時間の中でそれなりにやってこれた人です。自分なりのペースで生きてきて、多少の孤独も受け入れてきた。冒険して傷つくくらいなら、無難でいられるほうがいい──そう思って、感情の波を立てない生き方を選んできたのです。


たとえば、優しさで場をまとめている彼は、家に帰ると一人でコンビニ弁当を食べながら、静かな部屋にため息をついている。誰かと話していても、「自分が本音を出したら争いになるかもしれない」と思ってしまう。そんな“恐れ”が、彼の優しさの中に潜んでいるのです。


「嫌われたくない。でも、このまま“いい人”で終わるのも怖い。」


それが、彼の本音。優しい男性は、誰よりも繊細で、孤独の扱い方が不器用なのです。



彼の“結婚スイッチ”が入る瞬間


では、どうすれば彼が“いい人”から“結婚を決める人”に変わるのか?


それは、“本音を出しても大丈夫だ”と彼が確信した瞬間です。


たとえば、彼がレストラン選びで迷っているとき。「どっちでもいいよ」と合わせる代わりに、少し笑ってこう言ってみてください。


「私はこっちのほうが好き。でも、あなたの気分も大事だからね、どうしたい?笑」


たったそれだけで、彼はハッとします。合わせてくれる人より、対話してくれる人に“安心”を感じる。優しい男性は、争いが苦手だからこそ、対等に話してくれる女性に信頼を寄せるのです。


もう一つの例を挙げましょう。彼が仕事の愚痴をこぼしたとき。「大変だね」ではなく、こう返す女性がいました。


「そっか。じゃあ、今度一緒にリセットできる場所行こうよ。」


その一言で、彼の中に“自分を支えてくれる人”というイメージが生まれます。優しい男性に必要なのは慰めではなく、“現実を一緒に歩くパートナー”。あなたが“共に生きる覚悟”を見せた瞬間、彼は結婚を意識し始めます。


その後、真理子さんと彼の関係は少しずつ変わっていきました。彼が仕事で落ち込んでいる日、真理子さんは「無理しないで」とラインする代わりに、「今日は早めに帰って、明日のデートに備えよう!笑」とジョークで返しました。小さな日常を一緒に過ごすうちに、彼は「この人となら、どんな日も穏やかに乗り越えられる」と感じるように。やがて彼のほうから、「そろそろ親に会ってほしい」と言葉が出ました。優しさが壁ではなく、橋になる瞬間でした。



男性へのヒント:


“いい人”でいるあなたへ。あなたの優しさは尊い。でも、時にその優しさが“距離を置く(冒険しない)口実”になっていませんか? 誰かを本気で大切にしたいなら、反対されるリスクを恐れず、ひとりの人に踏み込んでください。誰にでも好かれるより、一人に信頼される方がずっと強い。


本音を出しても壊れない関係こそ、結婚の始まりです。完璧でいようとせず、「自分も人間なんだ」と見せる勇気を持ってください。その不器用さにこそ、あなたの本当の魅力があります。



「彼との距離を縮める3つのステップ」📝:


「彼の“優しさの奥”を見つめてみよう」

1️⃣ デート中、彼が言葉を選んでいるように見えたら、少しだけ沈黙を許してみよう。

2️⃣ 彼が“いい人モード”になったら、「無理しなくていいよ」と伝えてみよう。

3️⃣ 優しさの奥にある“恐れ”や“孤独”を感じ取れたら、それを責めずにそっと受け止めてあげよう。


人の心は、完璧な優しさよりも、少し不器用な本音に惹かれます。優しい彼の孤独に寄り添えたとき、あなたの婚活は“恋の駆け引き”から、“ふたりの人生づくり”へと変わっていきます。



次回は、「優しさが愛に変わるとき──“支える関係”から“支え合う関係”へ」シリーズ最終回では、優しさを“循環させる愛”に変える、結婚の実践編をお届けします。


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