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失意のどん底からの“愛される力”の磨き方

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婚活カウンセリングのリアルラブ「失意のどん底からの“愛される力”の磨き方」-1

「”君は結婚相手じゃない”と彼から言われた──それは恋愛の終わりのように聞こえるけれど、実は“愛の成就の分岐点”かもしれません。」多くの婚活女性を見てきた婚活メンター・早川は言います。


「君は結婚相手じゃない」を、結婚への本当の準備に!

過去の恋愛で心を擦り切らせ、「もう恋愛は懲りごり」と語る女性たち。中には、過去の失恋を長く引きずり、ようやく気持ちを整理してから結婚相談所を訪れる方も少なくありません。そんな中、今回登場するのは、明香里(33歳・仮名、IT系デザイナー)。アプリ婚活で長い間、交際していた男性に「結婚相手としては違う」と言われ、心が折れたまま結婚相談所に入会しました。



“彼を責めない”という選択


初回カウンセリングで、明香里はこう打ち明けました。

「彼に裏切られたと思いました。でも、どうしても嫌いになれなくて。」


早川はうなずきながら静かに言葉を返します。

「彼を責めるより、あのとき自分がどう感じていたかを丁寧に見ていきましょう。」


多くの女性は、“彼になぜ選ばれなかったか”ばかりを気にしてしまいます。でも本当に大切なのは、“自分がどう感じ、その後でどう行動するか”。


彼を責めたくなるのは自然なこと。でも、その裏には「わかってほしかった」「愛されたかった」という切実な願いがあります。そこを見つめ直すことが、再び愛を育てる第一歩になるのです。



彼女の変化──“受け身”から“共に成熟する”へ


早川のもとで婚活を続けるうちに、明香里は少しずつ変わっていきました。以前なら「嫌われたくない」と本音を隠していた場面で、今は穏やかに気持ちを伝えられるようになっていたのです。


「前みたいに無理して笑わなくてもいいんですね。」

「そう、自分を偽らない方が人は惹かれるんです。」


男性は、自分を否定せず寄り添ってくれる女性に“安心”を覚えます。信頼を感じたとき、男性は初めて本音を語り出すのです。結婚に進むカップルの多くは、この“安心の共有”ができています。


たとえ現代社会で「家」意識が薄れても、結婚という言葉の響きは、男性にとっていまだに“責任”や“覚悟”の象徴です。キャリアや収入、相手家族との関係、将来への不安──それらが重なって、プレッシャーに押しつぶされそうになる男性もいます。特に真面目で周囲からの期待を背負いやすい人ほど、その重荷に耐えかねて一歩引いてしまうことも。だからこそ、緊張を解きほぐすような“安心できる関係”こそが、男性の心を開く最大の鍵になるのです。




もう一度、出会いを“信じてみる”


数ヶ月後、明香里は新しい男性・圭介(37歳・仮名)と出会いました。仕事はできるが朴訥なところもある彼。最初は慎重だった彼女も、早川とのセッションで学んだ「感情の距離の取り方」を意識していました。


関係が順調に進み、次は江ノ島へのドライブデート。海辺の風、しらす丼、そして夕暮れの灯台まで──彼女の胸は、久しぶりの“期待”でいっぱいでした。ところが前日の夜になって、圭介から最悪のメッセージが届きます。


「ごめん、風邪気味で明日は行けそうにないや!」


以前の明香里なら、“風邪気味”の一言に心がざわついたでしょう。別の女性?気持ちが冷めた?──そんな考えが頭をよぎり、スマホを握る手が震えたかもしれません。


でも今回は違いました。深呼吸をひとつして、彼女は短く返します。

「ゆっくり休んでね。良くなったらまた行こう。しらす丼楽しみ(笑)」


それは“諦め”ではなく、“信頼”でした。「連絡が遅れたのは、ギリギリまで可能性を探っていた(私への)思いやりかも?」──彼を試す代わりに、彼を信じる。沈黙を恐れずに、相手のペースを尊重する。その余裕が、その後の関係を穏やかに変えていきました。


「(あの時)交際終了が来るかもと恐れていたんです。」「彼女と一緒にいると、何でも受け止めてくれて、力が湧くんです。」──数週間後、「真剣交際」を相談所に伝えた時の圭介の言葉が、すべてを物語っていました。



女性の“愛される力”は、自己信頼から


婚活カウンセラーとして、私が思うのは──「結婚相手じゃない」と言われた痛みを、どう乗り超えるか。答えは、“自分を信頼する力”にあります。恋愛の終わりを、自分の価値の全否定として受け取るのではなく、「まだ学びが残っている」と受け止めること。失敗を気づきに変え、学びに変えた人が成婚していくのです。


彼だけが未熟だったわけではない。あの頃の自分にも、愛し方にも、まだ伸びしろがあった──そう受けとめられた瞬間、人はようやく前を向けるようになります。別れを誰のせいにもせず、「あの経験があったから、今の幸せがある」と言えるようになったとき、新しい恋愛は静かに始まっているのです。


「愛されたい」と思うなら、まず“愛せる自分”でいること。相手に完璧を求めず、未熟さを受け入れながら関係を育てることです。


結婚とは、共に安心を分かち合う旅。完璧な人を探すより、“一緒に成長できる人”を選ぶことが、幸せへの近道です。ときどき風邪をひいて予定をキャンセルするくらいが、むしろリアルなのです。愛は、非日常ではなく日常のなかで深まるのですから。



今日のステップ:愛される力を育てる3つの練習


① 「傷ついた自分」を否定しない:

悲しみを抑え込まず、丁寧に感じること。それが回復の第一歩。


② “待つ力”を育てる:

沈黙のときほど信頼が試される。焦らず、相手を信じる呼吸を身につけよう。


③ “自分を大切にする時間”を持つ:

他人軸でなく、自分軸で動ける女性は魅力的。愛される力は、自分を満たす時間から生まれます。


「君は結婚相手じゃない」と言われた最悪の経験だって、学びに変えられる。

長い人生、その瞬間こそ、本当の”愛される力”が育ち始めるときなのです。


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