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婚活で“重い女”と“惹きつける女”は紙一重!

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婚活カウンセリングのリアルラブ「婚活で“重い女”と“惹きつける女”は紙一重!」-1

「私、重い女なのかな?」──多くの婚活女性が、一度は心の中でつぶやく言葉です。彼に嫌われたくなくて気を遣いすぎる。返事が来ないと不安になる。けれどその不安こそが、関係を壊してしまう。


一方で、同じように体の関係を持っても、なぜか男性を惹きつけ続ける女性もいます。彼女たちはなにが違うのでしょうか?


今回は、アプリ婚活で出会った二人の女性──“恐れに支配された”葵と、“インスパイアする女性”沙月の対比を通して、「重い女」と「惹きつける女」の心理の違いを紐解きます。二人はかつて同じ言葉で傷ついた過去を持っていました。元彼から告げられた「君は結婚相手じゃない」という一言。その記憶が、ふたりの人生を分けたのです。



「捨てられる恐れ」が強いほど、彼は遠ざかる


葵(仮名・32歳)は、優しく気づかいのできる女性。アプリで出会った彼と意気投合し、数回のデートで関係を持ちました。翌日、彼からの連絡が途絶える。既読スルーが続き、胸が締めつけられる。葵はスマホを握りしめ、何度もメッセージを打っては消しました。


──「私、何か悪いこと言ったかな?」


彼女の心には、あの時の元彼の言葉がよみがえっていました。「君は結婚相手じゃない」。その一言が、まるで呪いのように残っていたのです。だからこそ、少しの沈黙も「また捨てられるのでは」という恐怖に変わってしまう。


心理学的に言えば、葵の心は“愛着不安”に飲み込まれていたのです。愛されたい気持ちが強いほど、捨てられる恐れも強くなる。その恐れは相手への確認欲求となって現れ、無意識のうちに「重さ」として伝わってしまうのです。



“重い女”と呼ばれるのは、怖がっているから


葵は決して、依存的な女性ではありませんでした。むしろ、誰かを大切にしたい人でした。ただ、愛されたい一心で、自分を後回しにしてしまっただけ。彼の都合に合わせ、寂しくても「大丈夫」と笑ってしまう。そうして、自分の感情を置き去りにしてきたのです。


“重い女”とレッテルを貼られる女性の多くは、実は“怖がっている女”なのです。怖れが強いほど、つながりを確かめようとし、相手に求めすぎてしまう。けれど、相手に執着した瞬間、愛は“確認作業”に変わってしまう。彼を信じられないのは、実は自分を信じられないからです。男性は、責められていると感じた瞬間に“自由を奪われた”ように感じて距離を取ります。だからこそ、彼の沈黙に反応する前に、一呼吸おくことが大切なのです。



“インスパイアする女性”への転換──沙月の学び


一方、沙月(仮名・35歳)も、かつて同じように傷ついた経験を持っていました。元彼に「君は結婚相手じゃない」と言われ、心が折れた。でも、婚活カウンセリングを通じて、その痛みと向き合うことを選びました。傷を癒す過程で彼女は気づいたのです。「私は彼に愛されなかったのではなく、まだ自分を愛しきれていなかった」「彼が別れを切り出すのを、心のどこかで予感していた」と。


それ以来、沙月は“愛されること”に焦らなくなりました。たとえ関係が滞っても、「また会えたら嬉しいな」とだけメッセージを送り、自分の時間に戻る。返信がなくても、不安を相手にぶつけない。その姿勢が、男性の心をゆるやかに惹きつけていったのです。男性は“自分を尊重してくれる女性”に安心を覚え、もっと話したくなる。心の安全基地のような存在に惹かれていくのです。


『美女と野獣』のベルが野獣を変えたのは、彼を責めず、恐れや不安を力に変え、自分を見失わなかったから。ベルは「愛してほしい」と求めるのではなく、傷付いた野獣の中に善なる心を見つけて勇気づけ──インスパイアし──「愛することを自ら選ぶ」女性でした。沙月の変化は、まさにその姿勢に近かったのです。彼女は恋愛の舞台で“主役”になるのではなく、相手を照らす“光”になったのです。



“被害者のまま”でいるか、“気づきに変える”か


葵と沙月を分けたのは、運命でも見た目でもありません。同じ痛みを抱えながらも、“被害者のまま”でいるか、“気づきを力に変えるか”。その選択の違いでした。


恋愛で傷つくのは、誰にとっても避けられないことです。でも、その痛みをどう受け止めるかで、次の恋の形が変わります。葵は「また捨てられるのでは」と怯え、過去に心を縛られたまま。沙月は同じ恐れを抱えながらも、「どうすれば信頼できる関係を育てられるだろう」と問い、学び続けました。涙の奥にあった痛みを、自分の成長に変える力。恐れと向き合うことこそ、彼女たちが見つけた“本当の強さ”だったのです。



まとめ|恐れを信頼に変え、“惹きつける女性”へ


“重い女”は、怖れから愛を求める人。“惹きつける女”は、信頼から愛を育てる人。二人の違いはそこにあります。


成熟した女性なら、沈黙を恐れずに「また会えたら嬉しいな」「無理せずね」と一言添えるでしょう。そこには思いやりと自尊心が共存しています。その短いメッセージが、男性に“安心”と“希望”を同時に与えるのです。


“体の関係”の先にある本当の愛とは、相手を所有することではなく、互いを成長させ合う関係性。あなたが恐れを信頼に変えたとき、愛は自然とあなたのもとに戻ってきます。



今日のステップ:恐れを信頼に変えるための3つのセルフワーク


① 感情を“責めずに観察”してみる

彼の沈黙や返信の遅さにザワッとしたとき、まずは深呼吸をして、「私は今、不安を感じている」と言葉にしてみましょう。感情を否定せず、ラベリングするだけで、心は少し落ち着きを取り戻します。


② “相手にどう見られるか”より、“自分がどうありたいか”を問う

「嫌われたくない」「重いと思われたくない」と考える代わりに、「私はどんな関係を育てたいのか?」と自分に尋ねてみてください。恐れのエネルギーが、信頼のエネルギーへと変わります。


③ “返信を待つ時間”を、自分を整える時間に使う

返信が来ない夜こそ、自分の世界を充実させるチャンス。お気に入りのカフェに行く、本を読む、体を動かす──自分の機嫌を取れる人は、相手の沈黙にも飲み込まれません。


愛され続ける人は、“不安をなくす”のではなく、“不安と仲良くなる”練習をしています。その余裕が、恋を長続きさせる一番の魔法です。

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