“うまくいかない婚活”の意外な盲点
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感情を休眠モードにしてませんか?
「条件は悪くないのに、ピンとこない」「話は合うけど、恋愛にはならない」──婚活現場で何百回も聞くセリフです。
でもね、実はこの裏に“心のスリープモード”が潜んでいるんです。
カウンセラーとして多くの方を見てきましたが、恋がうまくいかない理由の大半は“出会い不足”ではありません。
むしろ、“感じる力”の電源が切れている。
つまり、「傷つかないために、心を守りすぎてる」んです。
出会いはあるのに、なぜか心が動かない
30代半ばの優さん(仮名・専門職)は、その典型でした。
見た目も中身もバランスが取れていて、仕事でも信頼されている。
なのに、交際が始まると急に“無”になる。
相手に合わせて笑ってるけど、本心では「何を感じてるか分からない」。
相手からもそう指摘されて終わる。
まるで、恋愛だけが心のツンドラ(永久凍土)に。
感情を“OFF”にして生きてきた彼女たち
彼女のカウンセリングで見えてきたのは、幼い頃の“ある学習”。
「泣いたら面倒くさいって言われた」「怒ったらハブられた」。
そうやって“感情を出す=迷惑をかけること”と覚えた。
だから大人になってからも、“感じない”ことで自分を守る癖が残っていたんです。嫌われないために。
心理学では「回避型」とか「感情抑制タイプ」と呼ばれます。
でも難しく考える必要はなくて、要するに「人にホンネを見せるのが怖い」人ってこと。
恋愛になると、相手から“どう思われてるか”ばかり気になって、
“自分が何を感じてるか”が分からなくなる。
それって、まるでリモート恋愛。
心のWi-Fiがオフになったまま、交際を頑張ってるような状態です。
“感じても大丈夫”を思い出す練習
優さんが変わり始めたのは、セッションの途中で涙がこぼれた瞬間でした。
「泣くなんて、恥ずかしいです」と言いながらも、
そのあと彼女はこう言いました。
「なんか……やっと人間に戻った気がします」
そう、それが再起動の瞬間。
感情を取り戻すって、ドラマチックじゃなくていい。
たとえば、
* 相手と話してるときに「楽しいな」って心の声をつぶやく
* 悲しいときに「いま悲しいな」って認めてあげる
* 会話の間(ま)に沈黙があっても、怖がらない
そういう小さな感情の筋トレが、凍っていた心を少しずつ溶かしていきます。
婚活での交際はスキルでもテクニックでもなく、感情の血流を取り戻すリハビリなんです。
愛の始まりは、“感じてみる勇気”
婚活がうまくいかないのは、あなたに魅力がないからじゃない。
ただ、心が「感じること」を一時停止してるだけ。
でも大丈夫、人は何度でも感じ直せます。
次のデートで、少しだけ意識してみてください。
相手を「どう思うか」じゃなくて、自分の心が「どう動いたか」を。
胸の奥が少し温かくなったら、それが“愛の再起動ボタン”です。
感情を閉じてきたあなたにこそ、感じる勇気が似合う。
泣いてもいいし、照れてもいい。
それを思い切って表現してみる。
それが人と人が出会うということだから。
婚活とは、「相手探し」じゃなく、「心の再接続の旅」。
Wi-Fiをオンにして、あなた自身の感情とまず再会してみましょう。
それが、最初の“小さな一歩”です。
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