「もう結婚無理」と思った僕が、やっと見つけた“委ねる愛”
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婚活って、思ったよりメンタル削られません?何回お見合いしてもピンとこない、交際しても長続きしない。自分なりに誠実にやってるのに、なぜか報われない。気づいたら「自分は結婚に向いてないんじゃ…」って、ため息をついてる──そんな人にこそ読んでほしい実話に基づく物語です。
婚活疲れの末に…「自分は結婚に向いてない」と思い込んでた
尚輝さん(35歳・IT企業勤務)は、真面目で優しい性格。けれど、恋愛になると途端にぎこちなくなってしまうタイプでした。話題をつなごうとして空回りし、気をつかいすぎて自分を出せない(そこには”自己信頼の問題”が潜んでいました)。そんな彼に女性たちはよく「優しいけど、なんか物足りない」と言って去っていきました。
SNSでは「やっぱりリードしてくれる男がいい」「決断力のある男性が理想」なんて言葉が飛び交っていて、尚輝さんはその“理想の男像”とのギャップに苦しんでいました。自分なりに頑張っても、求められているのは“男らしさ”ばかり。次第に「どうせうまくいかない」と自信をなくし、心のブレーキが強くなっていったのです。
オンライン婚活相談での一言──「守るより、委ねてみましょう」
限界を感じた尚輝さんは、オンラインで婚活メンターの早川に相談。Zoom越しに「もう頑張るのに疲れました」とこぼすと、早川は笑って言いました。「頑張る方向を変えてみませんか? “守るより、委ねる”です!」。
最初はピンと来なかったけれど、話すうちに気づいたんです。自分は人に頼ることが苦手で、いつも「自分が支える側」に立とうとしていたこと。子どもの頃、父親が不在がちで、母親が家計や家事を一人で背負っている姿を見て、「迷惑をかけない子」でいなきゃと無意識に思い込んでいた。だから恋愛でも、相手に寄りかかることが怖かったのです。
変化のきっかけ──“再婚女性”が教えてくれた安心感
そんな尚輝さんが出会ったのが、沙織さん(36歳・看護師)。彼女は再婚者で、前の結婚での失敗から「一緒にいてホッとできる人が一番大事」と学んだ人でした。どこか余裕があって、焦らせない。無理に話さなくても、沈黙が心地いい。
二度目のデートで、話の流れで、尚輝さんが「俺、女性との距離感が下手で…」「またダメ出しされるんじゃないかとビクビクしてる」と打ち明けると、沙織さんは笑って言いました。「無理しない男の人、いいと思うよ」。その瞬間、ずっと張りつめていた心の糸がふっとゆるんだそうです。
それまで出会った女性たちは、“男らしさ”や“積極性”を求めて彼を評価しなかった。でも、沙織さんは違った。彼の不器用さの奥にある人柄の良さと、誠実さを感じ取ってくれた。彼女の前では、強がらなくても、ちゃんと男でいられたのです。
強がらなくても大丈夫、と思えた瞬間
恋愛が怖かったのは、傷つくのが怖かったから。でも、誰かに心を開くのって、守りを解く勇気がいる。心理学では「回避型愛着」と呼ばれるけれど、つまり(誰かに)“頼れないクセ”のこと。尚輝さんは少しずつそれを手放していきました。
完璧な自分でいようとするよりも、素直に「苦手」とか「怖い」と言えること。それが、真の強さだと気づいたのです。
そこからの二人は驚くほど順調でした。デートを重ねるたびに、尚輝さんの表情が柔らかくなり、彼女の前では笑顔が増え、自然体でリードできる男性に。お互いに無理をせず、安心を積み重ねる関係が育ち、気づけば成婚まで一直線。退会後まもなく、入籍の報告が届いたとき、早川は「あの尚輝さんが!」と微笑んだ。
学び──「委ねる勇気」が、あなたを変える
婚活に疲れているなら、一度立ち止まってみてください。人に頼ることは、弱さじゃなく“信頼の始まり”です。そして、他人を信頼し、信頼されるためには、まず自分を信じること──自己信頼が欠かせません。尚輝さんのように、頑張るより“委ねる”勇気を持てたとき、あなたの魅力は自然に伝わります。焦らなくて大丈夫。あなたのホンネを受け止めてくれる人は、きっとすぐそばにいます。
今日できる小さな一歩として、まずは“誰かに話してみる”ことから始めてください。たとえば友人に婚活の話をしてみる、誰かの助言を素直に聞いてみる──そんな小さな行動が、自己信頼の最初のステップになります。
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