結婚式に招待されて感じた、コーディネーターとしての喜び
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先日、成婚退会された元会員の結婚式と披露宴に招待され、参列させていただきました。
結婚相談所のスタッフが元会員の結婚式に招待されることは、実は非常に稀なことです。だからこそ、今回の招待は私にとって、この仕事をしていて本当に良かったと心から思える、特別な出来事となりました。
式場に到着すると、新郎新婦のご家族やご友人に囲まれる中、温かく迎えていただきました。挙式では、お二人が誓いの言葉を交わす姿を見て、初めてお会いした時のことが走馬灯のように蘇りました。
最初は不安そうな表情で相談所を訪れました。プロフィール作成から、お見合いのマナー、交際中のアドバイスまで、一緒に歩んできた日々。時には悩みを聞き、時には背中を押し、時には厳しいことも伝えました。そのすべてが、今この瞬間につながっているのだと実感し、胸がいっぱいになりました。
披露宴では、司会者から花嫁の代弁として「結婚相談所のコーディネーターとして、こおのお二人の出会いを作ってくださった方です」と紹介していただきました。会場からは温かい拍手をいただき、改めてこの仕事の意義を感じる瞬間でした。花婿63歳、花嫁59歳で活動期間は短く、順調に真剣交際に進まれました。
結婚相談所のコーディネーターという仕事は、決して楽なものではありません。会員の方々の人生に関わる責任の重さ、うまくいかない時の歯がゆさ、感情的になられた時の対応など、心が折れそうになることもあります。
でも、こうして幸せな姿を見せていただけると、「この仕事を続けていて本当に良かった」と心から思えます。
私たちコーディネーターの仕事は、ただマッチングするだけではありません。一人ひとりの不安に寄り添い、時には厳しいアドバイスをし、でも決して見放さず、ゴールまで伴走すること。そして、成婚退会後も、お二人の門出を心から応援し続けることだと思っています。
今回の結婚式参列は、私のコーディネーター人生の中で最も心に残る出来事の一つになりました。お二人の末永い幸せを心から願うとともに、これからも一人でも多くの方に、こんな幸せな瞬間を迎えていただけるよう、全力でサポートしていきたいと改めて決意しました。
結婚相談所を利用することに迷っている方、今まさに婚活中で不安を抱えている方へ。あなたの幸せな未来のために、私たちは全力で伴走します。そしていつか、あなたの晴れの日に笑顔で乾杯できる日を夢見ています。
この記事が、婚活を頑張っている皆さま、そして結婚相談所を検討されている皆さまの励みになれば幸いです。