結婚生活に必要なお金はどれくらい?
結婚生活に必要なお金はどれくらい?
生きていく以上お金がかかりますが、独身時代に必要なお金と結婚生活で必要なお金は異なります。特に、お互いにそれほど収入が良いとはいえない場合、結婚したあと、本当にきちんと生活していけるのか気になりますよね。
そこで、いくらあれば安心して結婚生活を送ることができるのかについてご紹介しましょう。
【結婚生活をスタートするにあたり必要なお金】
ゼクシィが発表している新生活準備調査によると、新生活準備費用としてかかるお金の平均は72.3万円、1ヶ月あたりの生活費は22万円です。
このことから考えると、結婚費用として最低でも70万円以上は必要であり、月々の生活費のことも考えると、できれば70~140万円程度は用意しておいたほうが良いといえます。早い段階から貯金に取り組みましょう。
各項目については、以下の通りとなっています。
□住居費:7.9万円
□食費:4.1万円
□光熱費・通信費:2.2万円
□保険料:2.2万円
□被服・理容費:1.6万円
□交際費、趣味・レジャー費:2.6万円
□その他:2.9万円
出典: 新生活準備調査2016(リクルートブライダル総研調べ)
(https://souken.zexy.net/data/trend2016/XY_ML16_report.pdf)
ただ、各家庭によって必要な費用は変わってくるので、自分たちの場合はどれくらいのお金が必要なのかについてよく考えておかなければなりません。
【結婚して増える・減る支出】
まず、二人で住むことになるので、一人暮らしに比べると住居費や水道光熱費、食費、保険費、生活用品費が高くなる傾向にあります。どのようなところに住むのかによっても変わりますが、広い家で二人暮らしをするとなると、かなりの住居費もかかってしまうので注意しておきましょう。
続いて結婚で減る支出といえば、飲み会などを控えることにより交際費が減ったり、プロバイダをまとめることによって通信費が減ったりするケースがあります。減らせそうなものは減らす工夫をしてみてください。
【お金は多ければ多いほうが安心】
確かにギリギリの中で生活するよりも、ある程度余裕のある生活をしたいところなので、お金は多いほうが良いです。ただ、先述したように結婚費用として必要な費用は70万~140万円程度なので、「最低でも300万円は貯めたいから結婚はまだ先送りにしよう」と考える必要はありません。
自分たちの場合は何にいくらくらいかかりそうなのか、よく確認してみてください。