50代が30代を狙っちゃダメ?今の結婚は「築く」が前提
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50代が30代を望むのは非常識なのでしょうか?
「50代で30代希望って、やっぱり厳しいですよね?」
婚活の現場では、
こんな言葉を男性からも、女性からも耳にします。
言われた男性は、
「そんなにおかしいことなのか」と、心のどこかで引っかかる。
一方で、言っている女性も、
そのやり取り自体に、少し疲れていることがあります。
でも、このテーマ。
「アリかナシか」だけで切り取ってしまうには、少し乱暴です。
なぜならそこには、
今の結婚観の変化と
結婚相談所に集まる人たちの本音が、はっきり表れているからです。
まず最初に。「年下」の定義をはっきりさせます
ここで言う「年下」とは、
2〜3歳下のことではありません。
・男性が少し年上
・同級生同士
・よくある年齢バランスの結婚
この話ではないんですね。
今回お伝えしたいのは、
ひと回り、あるいはそれ以上年の離れた30代女性を、
50代男性が希望するケースについてです。
ここを曖昧にしたまま話すと、
「年下って普通じゃない?」
と、話が噛み合わなくなってしまいます。
結婚相談所に来る人って、どんな人?
結婚相談所に登録される方の多くは、
一度、自分の人生を振り返り、見つめ直した経験がある人です。
・このまま一人で年を重ねていいのだろうか
・将来、孤独にならないだろうか
・自分も家庭を築きたい
これは50代男性だけの話ではありません。
30代女性も、同じように考えています。
だから結婚相談所は、
「条件のいい相手を探す場所」ではなく、
これからの人生を、誰とどう歩むかを再設計する場所。
この前提を押さえると、
婚活の見え方が大きく変わってきます。
カウンセラーとして、現場で感じること
実際にカウンセラーとしてお話を伺っていると、
「まだ大丈夫だと思っていたけれど、
ふと将来が現実的に見えた瞬間があった」
そう話される方がとても多いです。
決して後ろ向きなのではなく、
人生をちゃんと前に進めようとしている方が、
結婚相談所を選ばれています。
今の結婚は「築く」が前提
少し前までは、結婚といえば
・彼の人生に彼女が乗れるか
・男性がリードし、守る
・「僕が幸せにします」
そんな構図が主流でした。
でも今は違います。
今の結婚は、
二人で人生を「築いていく」ことが前提です。
・価値観をすり合わせられるか
・生活を一緒に回していけるか
・お互いの人生を尊重できるか
結婚はゴールではなく、
共同プロジェクトのスタート地点。
この価値観の変化が、
「年の差婚は難しい」と言われる背景にもつながっています。
なぜ「年の差婚は難しい」と言われるのか
年の差婚が難しいと言われる理由は、
年齢そのものではありません。
30代女性が無意識に考えているのは、
将来の負担が一方に偏らないかという点です。
・出産・育児と仕事の両立
・親の介護
・健康や体力の差
これは「やりたくないから避けたい」という話ではありません。
共に担い、共に調整し、
一緒に乗り越えていける相手かどうかを、
真剣に考えているということです。
人生を真剣に考えているからこそ、
現実的な想像が働くのです。
「おじアタック」という言葉が生まれた背景
今年、SNSで
「おじアタック」という言葉が話題になりました。
AIによる一般的な説明では、
次のように整理されています。
「おじアタック」とは、主にSNSや婚活市場で使われるネットスラングで、
中年男性が、年齢の離れた若い女性に対して、
相手の気持ちや状況を十分に考えず、
一方的にアプローチしてしまう行為を指します。
特に、
・年齢差が大きい
→ 一般的に35歳以上の男性が、
8歳以上年下の女性(特に20代〜30代前半)に対して行うケース
・相手の反応を待たず、誘いを重ねてしまう
・女性側の立場や感情への配慮が不足している
こうした特徴が重なると、
「迷惑行為」と受け取られてしまうことがあります。
* もちろん、
年上男性からのアプローチすべてが
「おじアタック」に当てはまるわけではありません。
あくまで俗語であり、
問題なのは年齢差そのものではなく、距離感と配慮です。
正直なところ、
親とほぼ同じ年齢の男性から、
結婚相手候補として声をかけられることに、
戸惑いや不快感を覚える女性がいるのも事実です。
同じ行動が、
全く違う意味で受け取られてしまう時代になっています。
「おじアタック」にならないためのポイント
・年齢差がある前提で、まず相手の希望を尊重する
・いきなり距離を縮めず、相手の反応を待つ
・「選ぶ」より「選ばれる姿勢」を意識する
年齢差婚で大切なのは、
勇気よりも配慮です。
年下を希望することは、悪くありません
ここは、はっきりお伝えします。
50代男性が30代女性を望むこと自体は、悪くありません。
希望を持つことも、
理想の家庭像を描くことも、
間違いではありません。
ただし必要なのは、
今の結婚観に合った「伝え方」です。
・スペックを並べるより、暮らしを描く
・守る姿勢より、一緒に築く姿勢
・決めるより、すり合わせる余白
「あなたの人生を重くしません」
このメッセージが自然に伝わるかどうかが、
大きな分かれ道になります。
たとえばプロフィールでも、
❌ 「年収〇〇万・安定しています」
ではなく、
⭕ 「日々の暮らしを、
役割を柔軟に支え合える関係を
一緒に作っていけたら嬉しいです」
こんな一文があるだけで、
“生活を共に築く姿勢”は、きちんと伝わります。
(男女ともに)50代で婚活をすることは、恥ずかしくありません
年齢を理由に、
婚活をためらう必要はありません。
むしろ、
・自分の人生を見つめ直し
・誰とどう生きたいかを考え
・行動している
それ自体が、とても前向きなことです。
まとめ|プライドは守っていい。でも視点は更新しよう
年下を希望することは、悪くありません。
50代で婚活をすることも、恥ずかしいことではありません。
ただ、
今の結婚は「築けるかどうか」が選ばれる基準。
相手の人生に乗せてもらうのではなく、
二人で人生を組み立てていけるか。
そこに気づき、
伝え方を整えた人から、
次のステージへ進んでいきます。
迷っている今は、遠回りではありません。
考えられている人ほど、成婚に近づいています。
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条件を無理に下げさせることはしません。
かといって、
現実から目を背けさせることもしません。
大切にしているのは、
「あなたの人生を、あなた自身が納得できる形で進めること」。
・なぜ、その希望を持っているのか
・何を守りたくて、何に不安を感じているのか
・どんな未来なら「一緒に築ける」と思えるのか
それを一緒に整理しながら、
今の結婚観に合った“伝え方”を整えていきます。
年下希望を持つことも、
迷うことも、
立ち止まりたくなることも、
すべて自然なことです。
一人で抱え込まなくて大丈夫。
あなたのペースで、
あなたの言葉で、
次の一歩を考えていきましょう。
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