年末に考えたい、断捨離と婚活の話
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年末は、振り返りと“これから”を考える季節
年末が近づくと、大掃除や片付けのことが頭をよぎりますよね。
そして同時に、心の中でこんな声が聞こえてきたりします。
「え、もう1年終わっちゃう…!」
「年始に立てた目標、どこ行った?」
「今年も結局、何も変わってない気がする…」
気づけば家の中もバタバタ。
「そのうち片付けよう」と思っていたものたちが、
なぜか年末にまとめて存在感を出してくる…(笑)
で、最後にこう思うんですよね。
「よし、心を入れ替えなきゃ!」「なんとかしなきゃ!」って。
大掃除って、
ただ捨てる作業ではなくて、
「何を残して、どう暮らしたいか」を考える時間でもありますよね。
実はこの“なんとかしたくなる季節の気分”は、
婚活にもすごく相性がいいんです。
今日は、年末の空気に背中をそっと押してもらいながら、
「手放すことで、ご縁が入りやすくなる話」を
ゆるっとお届けします😊
仲人として、つい思い描いてしまう未来
先日、新築祝いで夫と共に、40代男性の友人宅へ伺いました。
落ち着いた外観。
扉を開けると、光がたっぷり入るリビングが広がります。
オープンキッチンから自然に会話ができ、
大きな窓のそばには元気な観葉植物。
新築のお家に入ると、
多くの人が自然と
「新生活」や「新しいスタート」を連想しますよね。
私は仲人という仕事柄、
こうした空間を見るとつい、
私の会員さんたちや、今婚活を頑張っている皆さんが
結婚して、こんな場所で新生活を始められたら幸せだろうな〜♪
そんな未来を思い浮かべてしまいます。
素敵な空間を見ていると、
“結婚したその先の暮らし”を 自然と想像してしまいまうんです。
ところが、気になったもう一つの光景
・・・ですが、
ルームツアーはここで終わりではありませんでした。
2階に上がったとき、
少し気になる光景が目に入ったのです。
一番眺めの良い広々としたはずのお部屋が、
段ボールと荷物でいっぱい;
足の踏み場もなく、
まるで「一時的な倉庫」のような状態でした。
1階で感じた心地よさがあったからこそ、
その差に、かなり引っかかるものを感じました。
もし将来、
パートナーと一緒に暮らすことを考えたとき・・・
「この家に、二人の居場所は作れるかな?」
そんな問いが、自然と浮かんできたのです。
素敵な未来を思い描いた直後だったからこそ、
2階の光景が、余計に気になったのかもしれません。
そして、ここでふと思ったんです。
段ボールが積まれているのは“部屋の中”だけじゃない。
婚活中も、
心の中に「とりあえず置いたままの段ボール」って、意外とあるな…と。
私は仲人として、
ご縁が動き出す方を見ていると、ある共通点を感じます。
それは、「余白があること」。
空間の余白、心の余白、スケジュールの余白。
そのどれかが整ってくると、
不思議と出会いも、関係も、前に進みやすくなるんですよね。
婚活と断捨離の共通点
断捨離って、ただ「捨てる」ことではなく、“暮らしを整える”ことですよね。
婚活も、実はよく似ています。
モノがぎゅうぎゅうの部屋だと、
人はリラックスできません。
新しい家具を置こうと思っても、まず置き場がない。
同じように、
心が条件や不安や過去でいっぱいだと、
新しいご縁が入ってくる“居場所”が作れません。
出会いの場には行っているのに、
なぜかピンとこない。
なぜか疲れる。
なぜか決めきれない。
それって、あなたの魅力が足りないのではなくて、「受け取るスペースが今は狭いだけ」
ということも多いんです。
そんなときは、
「もっと頑張る!」より先に、“余白を作る” ほうが、うまくいくことが多い。
私は現場で、何度も見てきました。
手放しにくいもの=心の段ボール
婚活をしていると、
「分かってはいるけれど、なかなか手放せないもの」があります。
もし今、
「これ、私かも…」と
心が少し引っかかるものがあったら、
それが今のあなたの
“心の段ボール”かもしれません。
・過去の恋愛と比べてしまう気持ち
・条件への強いこだわり
・世間体や親の期待
・プライド
・「いつか理想の人が現れる」という思い
・今の生活を変えたくない安心感
これらはすべて、
心の中に積まれた段ボールのようなもの。
抱えすぎてしまうと、
未来のパートナーの居場所がなくなってしまいます。
捨てることで見えてくる、本当に大切なもの
少しだけ手放してみると、
意外なことに気づく方が多いです。
・条件を緩めたら「安心感」が大切だと分かった
・周囲の期待を手放したら「自分の幸せ」を考えられるようになった
・完璧を求めるのをやめたら「一緒に成長できる相手」が見えてきた
捨てることは、妥協ではありません。
それは、
自分にとって何が大切かを知るための、大事なプロセスです。
禅の言葉が教えてくれる、婚活のヒント
ここで、私が好きな禅の言葉をひとつ。
放てば手に満てり(はなてばてにみてり)
これは禅の世界でよく語られる考え方で、
ざっくり言うと、「握りしめているものを放すと、必要なものが入ってきて心が満たされる」
という意味合いです。
たとえば、両手いっぱいに荷物を抱えたままだと、
新しいプレゼントを渡されても受け取れませんよね。
婚活も同じで、
・「こうじゃないとイヤ」
・「また傷つくのが怖い」
・「周りからどう見えるか気になる」
・「ちゃんとして見られたい」
こういう気持ちをギュッと握りしめすぎていると、
目の前のご縁を受け取る“手”がふさがってしまいます。
逆に、少しだけ手をゆるめると、
視界が開けて、心が軽くなって、
「あれ、私が欲しかったものって
年収の数字じゃなくて、安心できる会話かも」
みたいに、
自分の本音が見えてくることがあります。
実際、婚活の現場でも、
何かを一つ手放しただけで、
表情がふっと柔らかくなり、
出会いの流れが変わっていく方を、
私は何度も見てきました。
手放すことは、失うことではなく、“受け取れる自分”になるための準備。
だからこそ年末の今。
暮らしを整えるついでに、
心も少し整えてみるのがおすすめです。
いきなり大きく変えなくても大丈夫です。
たとえば今日、
クローゼットの服を1枚だけ手に取って、
「今の私に、これは本当に必要かな?」
と考えてみる。
それだけでも、
婚活の断捨離はもう始まっています。
まとめ:年末だからこそ、余白を作る婚活を
婚活は、
何かを足すことよりも、
何かを手放すことが大切な場面があります。
条件や思い込みを一つ手放すたびに、
ご縁が入ってくるスペースは、少しずつ広がっていきます。
年末の大掃除と一緒に、
心の中の段ボールも
そっと整理してみませんか?
一人では難しいときは、頼ってください
婚活の断捨離は、
一人だと後回しになりがちです。
でも仲人と一緒なら、
「本当に残したいもの」を確認しながら進められます。
結婚したその先の幸せな暮らしを思い描きながら、
ご縁を迎える準備を。
私たち 婚活サポート スマイルリンク が、
心を込めて伴走します。
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