世界をそのまま受け止める
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世界をそのまま受け止める
最近、知人からこんな話を聞きました。
職場で、知人が同僚に「今日、素敵な服装ですね」と何気なく声をかけました。
すると同僚の方は「じゃあ、普段は素敵じゃないってこと?」と少しムッとした様子で返したそうです。
知人はただ「素敵な服装に見えた」という事実を伝えたかっただけなのに、同僚の方は「普段の自分はそう見えていなかったのか」と被害者的に受け止めてしまったのです。
この話、どう思います?
ふだんの知人と同僚の関係や言い方のニュアンスなどいろいろあるとは思うのですが…。
別のエピソードでこんなこともありました。
滝口・夫の会社の同僚のAさんが若手社員のBさんに向かって
「ここ、片付けたの、Bさん?」
と言ったら、Bさんが
「あ、なにか片付け方まちがってました?」
と恐縮しました。するとAさんは
「いや、とても助かったので。ありがとう」
と言いました。
人は解釈したがる生き物です。
「今日、素敵な服装ですね」
↓
「(ふだんはちがうと言いたいのでは?)」
「片付けたのはBさん?」
↓
「(気に食わない片付けをしたのか?)」
人の言動に対して解釈をする人は、人一倍、人の気持ちを慮ろうとする人でもある。
でも、それによって自分を取り巻く世界の言動を勝手に解釈してしまうこともある。
いろんな人の婚活を見ていると、優しくて、でもなぜか婚活がうまくいかない人ほどこの傾向があるように感じます。
そんなときは
「事実と物語を切り離して受け止めましょう」
とアドバイスします。
私たちは起きている「事実」に対して自分なりに解釈し「物語」をそこに見出します。
でも、事実は事実としてそのままに受け止めた方がいい。
例えば、身近な人との人間関係でも、「相手の何気ない言葉」に自分なりの物語を加えて不安になったり、傷ついてしまうこと、あるかもしれません。
でも、よく考えるとそれは「自分でつくり上げた物語」にすぎないことがほとんどです。
「事実」と「物語」を切り分けてみることで、もっと心が軽く生きやすくなります。
頭の中の解釈を一度取り払って、「本当にあったこと」だけに目を向けてみませんか?
この話、また、どこかで続きを書きます。
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