年代別で見る出産人口の対比『1985年と2018年』
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目次
- 1985年~2018年 約30年の間に出産比率は大変化!
- 背景には女性の社会進出や医療の進歩
- 25歳はクリスマスケーキ!?
- とはいうものの・・・・
1985年~2018年 約30年の間に出産比率は大変化!
こんにちは
今回は、女性の各年代別における出産人口比率を
わかりやすくまとめてみました。
(左の人数が1985年で右が2018年の人数)
【1985年】⇒【2018年 】【対比】
20~24歳 247,341人⇒ 77,023人 (31%)
25~29歳 682,885人⇒ 233,754人 (34%)
30~34歳 381,446人⇒ 334,906人 (87%)
35~39歳 93,501人⇒ 211,021人 (255%)
40~44歳 8,224人⇒ 51,258人 (623%)
45~48歳 244人⇒ 1,591人 (650%)
この表からわかることは、たった33年間で20代のうちに赤ちゃんを産む女性が、1985年に比べなんと3分の1にまで減り、その代わりに35歳~39歳の間に赤ちゃんを産む人が2,5倍にも増え、40代に至っては6倍以上増えている!という現実です。
(注:表の人数は産まれた赤ちゃんの数です)
出典:総務省・人口動態調査
背景には女性の社会進出や医療の進歩
もちろん、これらの出産人口の大変化は「女性の社会進出の増加」や「高年齢出産が(1980年代に比べ)医療の進歩によって大きく発展した」などいろいろな背景が考えられます。
ある意味、社会背景的には当然の流れなのかもしれません。
しかし、いくら医療が進歩して高年齢出産が昔に比べ可能になったからと言って、産む人間そのものが若返っているということでは残念ながらありませんので、その後の子育てなども考えると、高齢で赤ちゃんを産むということはそれなりにリスクもあるといえるでしょう。
現在は、それこそ1980年代に比べて、男性が女性に共働きを望む傾向が比べ物にならないくらい増えています。
終身雇用の崩壊と共に男性の稼ぎだけでは生活をしていくことに不安もあったり、結婚はリスクだと考える30代男性もいます。
昔なら30代前半の男性は結婚適齢期と言われる年齢でした。今は、男女とも晩婚傾向にあるので、そのような考え方をされる人も増えてきたとうことです。
いろんな意味で若いうちに女性が子供を産んで育てるといった環境を手に入れるのは、個人が頑張ってどうにかなることではなく、国や社会が総力をあげて考えていかなければならないでしょう。