2023.10.31

クリスチャン同士で結婚すれば一生涯安泰ですか？

教会では相手を見つけられない？

こんにちは！

クリスチャンの方の婚活を応援しているアットブライダル銀座の家田です。

教会では、たまにほとんど見かけたことのない人を「今度婚約式をされる◯◯さんです。」と牧師さんが礼拝後に紹介する時があります。

この人は普段から教会にはあまり来ていない、ただフィアンセが見つかったので牧師さんに結婚式（その前に婚約式）をお願いしました的なところでしょうか・・・

要するに自力で結婚相手を見つけてきたということです。その後フィアンセの方も教会に顔を見せたりします。

個人的には「どうやって知り合ったのかな？」笑

なんて、気になったりします。

その後フィアンセの方が姿を見せることがあっても式に関する時だけなので、おそらくクリスチャンではない方と結婚されるのでしょう。

前置きが長くなってしまいましたが、世の中には「自分はクリスチャンである、結婚相手も絶対にクリスチャンでないといけない」という方がいます。

ところが、話を聞いていると他にも自分の価値観を他人に押し付けてしまっていたりします。

一言で言うと、（自分は無自覚だが）他者を認められない人です。他人の生き方を尊重できない。

正しい、間違っている、シロかクロは全て自分の価値観で決めているのです。

このタイプの人は「（私が一生添い遂げるのは）相手が◯◯でなければならない」という考えが、とにかく強い。

だから、お相手がたとえクリスチャンであったとしても、他にも「◯◯でなければならい」という条件が出てきます。

例えば仕事熱心でなければならない、将来の伴侶としてもっと家族思いになってもらいたい・・・いずれもベターでなくてマスト。

ですが、それはあくまでも自分の願望であって、相手に過度に求めるのは違います。

お相手にはお相手の考え方やそれぞれ生きてきたバックボーンがあります。

それもわかってするのが結婚ではないでしょうか。

結婚当初は同じクリスチャンであったとしても、それはほんの入口にしか過ぎないのです。

実際に一緒に暮らすとなると、経済的な価値観はもちろんのこと、お互いの家族のことだったり、仕事のこと、子供ができたら子供の教育方針など、2人で相談しながら折り合いをつけていかなければならないことが山ほど出てくるのです。

もしかしたら、教会へ行かなくなる時期が出てくるかもしれないし、とにかく自分だけではコントロールできないことが出てくるのです。他人と暮らすということはそうゆうことです。

結婚相手とはいえ、相手は他人です。

他人が自分の思い通りにいかないのは当たり前です。

結婚相手だけでなく周囲の人にも過度に自分の一方的な価値観を押し付けていませんか？

まずは相手を尊重すること。相手の考えていることを理解しようと努めてみてはどうでしょうか？

相手が信仰を持ってさえいたら同じ価値観で暮らしていけるというのは単なる思い込みなのではないでしょうか？

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